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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
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iittala Birds by Toikka
僕が思うにiittalaの製品ラインナップにおいて一番特殊で象徴的で重要なのが、現在のフィンランドデザインの巨匠・オイヴァ トイッカ(Oiva Toikka)が1972年から生み続けている"Birds"と呼ばれるクリスタルガラス製の鳥達ではないだろうか。
iittala Birds by Toikka_c0030570_621441.jpg
フィンランドで1700年代からガラス工房を構えるNuutajärvi。その由緒あるガラス工房にトイッカがデザイナーとして入社(?)したのが約50年前。そしてトイッカがこのガラスの鳥シリーズを造りはじめたのが今年から丁度40年前の1972年(実は今年は40周年記念!!)。それから現在までに造られた鳥達のバリエーションは300以上ともいわれていて、その全容を掴むのは非常に難しい。
iittala Birds by Toikka_c0030570_6325720.jpg
時にこの鳥達は、地域限定で100個程しか製造されなかったり、アニューアルバードと呼ばれ一年間しか製造されなかったり、いきなり製造中止になって入手困難に陥ったり、はたまた何も情報の無いプロトタイプが流失したりとコレクターを楽しませてくれる要素満載なのがこの"Birds"。
iittala Birds by Toikka_c0030570_6371436.jpg
またKartio同様ガラス製のこの鳥達は、写真やインターネットではその美しさを見極めるのは非常に難しく、実際に手に取ってみてその鳥の美しさを実感する事が出来たり、また実際に家に持ち帰ってじっくりと観察(?)する事によって今まで気付かなかった美しさを見出したりと、本当に実際に目にしてみるまではその色や造形の美しさ、良さを中々実感出来ないのではと思う。というのもこの鳥達、大小にかかわらずNuutajärviのガラス職人達がチームを組みガラスを吹き一羽一羽完全な手作業で造り上げていく作品なので、例え同一モデルでも一羽として同じものは存在せず、ガラスの色合いや模様の出具合によって印象がカタログとは非常に異なったり好き嫌いが分かれたり。そんなで縁あって(?)我が家に飛来した鳥達は、世界で一匹の僕だけの鳥となるわけで、その鳥達に対する愛着も倍増するのが特徴的。
iittala Birds by Toikka_c0030570_6412199.jpg
クリスタル製の鳥がそこに居るだけで部屋が和み華やぐ。そして昼と夜とでは全く違う表情を見せてくれる素敵な鳥達。そんな表情豊かな鳥達が日頃のステレスに悩まされる僕を癒してくれると言っても過言はない程、鳥達は僕の生活に欠かせない存在となっている。

実際にその美しさを写真で捉えるのは難しいけれど、趣味の写真として僕が撮影した愛する鳥達をこれから紹介していきたいと思っている。
by buckup | 2012-03-20 06:48 | Favorite。(283) | Comments(0)
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