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AV買い替えの手始めとして、まずはSACD/DVDプレーヤーを入手。サラウンドシステムの要、KEFの5.1ch用SPも揃った。そして最後に購入したのが、このSONYのAVアンプ・STR-DB790。
まず一番最初に気に入ったのが、そのシンプルでちょっとレトロな外見。最近のAVアンプが何だかゴテゴテした未来志向(?)のデザインに対し、このAVアンプのすっきりとした、何処と無く懐かしいフロントパネルにまず惹かれました。そして映像系はすべてSONYという利点。 勿論最近の学習リモコンや他社のリモコンにも主要メーカーのリモート・コードがインプットされていますが、すべての機器が同じメーカー製の場合、コード入力の手間などの面倒なく簡単に一つのリモコンで操作できる点が無精者の僕にはピッタリでした。 そしてAVシステムにSACDの導入を考えていた僕としては、SONYがSACD推進のメインメーカーという点も大きなポイントでした。 このSTR-DB790には通常のCD/SACDモードのほかに”MULTI CH”のというモードがあります。これはその名のとおりSACDの”マルチチャンネル”に対応したもので、このモードを使用することで、はじめてSACDマルチチャンネルの高音質を楽しむ事が出来ます。ちなみにこのマルチチャンネルモードにはアンプ本体付属のイコライザー機能は作動しない仕組みになっていますが、かえってこれによりナチュラルなSACDの音が楽しめるようになっているようです。 一つ残念な事は、このモードへの切り替えはアンプ本体では出来ず、リモコンでしか切り替えが出来ません。購入半年後にリリースされたDB790の後継モデル、DB795ではアンプ本体にこの”MULTI CH”切り替えボタンが追加されています。 もっぱらのDVD鑑賞には何ら支障の無い(というか、このクラスにしては非常に優秀な評価を受けている)このAVアンプも、音楽鑑賞には余り向かないようです。 僕の感想としては、CDモードでは非常に平らな薄っぺらい非常につまらない音でしかCDを再生することしか出来ませんが、前述のマルチチャンネル・モードから再生すると幾分音質的に改善され、BGM的に流す分には問題無く鳴ります。 AURAが弾けるような元気さと素晴らしい解像度で音楽の楽しさを再確認させてくれるのに対し、このSTR-DB790は幾分無機質な、モニター的再生もしくは非常に抑制された冷静な優等生的な鳴り方がするように感じられます。 SP出力は6X100wという事ですが、SACDで聴くクラシックやDVD鑑賞の際には幾分力不足の感があります。これらはやはりさらに上のクラスのAVアンプを使用しなくては解決されないのでしょう。 ドイツAV・AUDIO関連各誌で非常に良い評価を得ているこのモデル。このクラスにしては確かにバランスの良く取れた優れたAVアンプだと思います。特にSACD鑑賞エントリーアンプとしては悪くない選択だと思います。 今回このDB790の購入にあたり、AVアンプの選択というのは個人的にはソファーベッドを選ぶような難しさがあるように感じました。すわり心地が良くデザインの良いソファーやベッドは探せば意外と直ぐに自分の気に入るものが見つかりますが、同時にこの2つを兼用するソファーベッドは中々良いものが見つかりません。すわり心地が良くデザインも良くベッドとしての機能も十分なものはやはりそれなりの対価を払わなくてはいけません。AVアンプも様々な機能を一つにまとめたアンプだけに、良いものにはそれなりの対価が必要なようです。 最後になりましたが、FMラジオの音の良さにも非常に驚かされたAVアンプです。 SONY STR-DB790 6.1 Decoder mit Cinema Studio A/B/C-EX-Mode Dolby Digital Decoder Dolby Pro Logic II - Decoder DTS-ES/DTS NEO:6/ DTS 96/24 - Decoder 6.1 Decoder mit Cinema Studio A/B/C-EX-Mode Digital Cinema Sound (DCS) 7 Sound Field Programme 32 Bit Full DSP 2x 100Watt RMS (Stereo) an 8 Ohm 6x 100Watt RMS (Surround) an 8 Ohm 8/4 Ohm Umschalter 3 Videoeingänge / 1 Videoausgänge 2 Komponenteneingänge und 1 Komponentenausgang 1 FBAS Monitorausgang Control A1 II Anschluss 4 optische Digitaleingänge davon 1 opt. Frontdigitaleingang 1 koaxialer Digitaleingang 5.1 Multichannel Eingang 1 optischer Digitalausgang 1 Subwoofer Cinchanschluss
by buckup
| 2005-05-13 18:58
| AUDIO。 (69)
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