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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
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アンビリーバボーな出来事
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時を少々遡る事約2ヶ月。5月に体験した想定外のアンビリーバボーな出来事その一。

5月のある日、食器店に勤めてる妻の従姉妹から「うちのショップで催されるイッタラのバード展の鳥たちがやって来たよー」と連絡を受け、仕事の帰りに妻の従姉妹が働く食器店へと足を運ぶ。
というのも僕の夢の鳥、日本での定価約30万(!)そしてドイツでもその半額近い非常に高価でビッグなWillow Curlewがやってくるというからだった。ショップについた僕は妻の従姉妹と一緒に店の奥の倉庫へ届いたばかりのバードたちを見に行き、待望のWillow Curlewの箱をわくわくドキドキしながら開けるてみると・・・

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脚がキレイにザックリと割れたWillow Curlewがそこに居た(涙)。何とアンビリーバボーな出来事!!!
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そもそもこのバード展。イッタラのバードの幾つかをドイツ国内のイッタラと取引があってバード展を希望する食器店を順に巡回する仕組みらしく、どうやら妻の従姉妹が勤める食器店の前のショップの管理&梱包がかなりずさんだった模様。しっかし定価30万(日本価格)の楽しみにしていた夢のバードが割れているのを見るなんてとってもとってもショッキングでアンビリーバボーな出来事だった。

そんなショッキングな出来事から約2ヶ月。妻の従姉妹の粋な計らいで、あの割れたWillow Curlewをタダ同然の破格な値段で譲り受ける話しが来たのが先週の事。これがアンビリーバボーな出来事そのニ。
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そんな訳で定価では到底手の届かない高価でビッグなWillow Curlewが我が家にやってくる(嬉)。

写真はザックリとキレイに(!)割れた脚の付け根。しっかし一体どういう衝撃を受けるとこんな風にキレイに割れるのか僕には想像つかない(謎)。
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普通では撮影出来ない角度からWillow Curlewを激写。まさか我が家でWillow Curlewをじっくりと撮影出来る日がやってくるとは夢には思わなかった、仕事の疲れさえ吹っ飛ぶ実にアンビリーバボーな瞬間(感涙)。
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台座を接着するために裏返しにしたWillow Curlewを見て「このまま花瓶として使えば〜」とは妻の談。「30万する貴重な限定のバードを花瓶として使用するなんて恐れ多いーっ!」と妻に説明するものの、そもそも価値観が違うのでこのWillow Curlewのありがたさ(?)が妻にはわからないらしい(何でこんなガラスの鳥がそんなに高価なの???というのが妻の本音)。
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実はもう一羽、Willow Curlewのおまけとしてやって来たバードがある。それが上の写真のセルビアブラウンの花瓶 ボディーをもつ我が家には一羽もいなかったシリーズのバード。
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ちなみにこのバードは頭がパキンと割れていた。妻の従姉妹の話しによると、ディスプレイするために箱を開けたら、驚いた事に普通の接着剤と両面テープで非常に手荒に補修してあったのにドキモを抜かれたとの事。そんなでこのバードは頭をガラス修復用の接着剤で接着する前にかなり時間をかけて洗浄する必要があった(はみだした接着剤でボディーの光沢が広範囲に失われていて、いままでに見たことのないコンディションのバードを前にはじめはどうしようかと少々悩んでしまった)。
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なんとか無事にキレイに修復出来たシンプルでとてもモダンなデザインのバード。これはトイッカのバードとは別シリーズ(若しくは後継として)として作られた、イタリアのデザイナーVignaのバード "iittala Bird by Vigna Colori" のセビリアオレンジ&ターコイズ。ちなみにこのVignaのバードシリーズ、人気がなかったのか残念ながら廃盤となってしまった。
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実はこのVignaのバードの修復が非常に難しかった。頭部とボディーの接触点(割れた部位)が非常に小さく、中々旨く接着出来ずに一度目は失敗(接着剤が多過ぎてボディのガラスが汚れてしまった)。その後もう一度接着剤をキレイに洗い流してから再度挑戦。2度目は時間をかけて慎重に修復したのでどうにかオッケーな感じの出来上がりに。しっかしバードの修復。できれば二度としたくないのが本音かも。
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Willow Curlewの脚も接着して修復完了。
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遠目では殆どわからないくらいに修復出来たのでホッと一安心。
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本当にこのWillow Curlewだけは価格的に入手は難しいだろうなぁと思っていただけに、たとえ傷物でも入手出来た事に大満足。そして完全にターゲット外だったVignaのバードも実際に手にして見ると(凄く重い)トイッカのバードに退けを取らない非常に素晴らしいバードだった事に正直驚き。

こうしてハッピーエンドとなった立て続けに起こったアンビリーバボーな出来事。今回は本当に粋な計らいをしてくれた妻の従姉妹に感謝(お礼に何かごちそうをする予定)。それにしても夢のWillow Curlewを入手出来たなんて。本当に夢みたい・・・まさにアンビリーバボー(感涙)。
by buckup | 2012-07-24 15:34 | Favorite。(283) | Comments(6)
Commented by ちなこう at 2012-07-24 23:14 x
うわ~!
これまたすごいbird!!
こんなに素敵な、しかも高価なbirdを入手されたなんてすごい!!
修復した部分は全く分からないし、これは本当にアンビリーバボーでラッキーな出来事でしたね(*^_^*)
きっとWillow CurlewとVingaはbuckさんのおうちに来る運命だったのだと思います☆

Blue Magpie、検索してみましたよ~。
一見黒く見える部分がよ~く見るとブルーですね!
きれいな鳥でした~(^^)
Commented by ぼん at 2012-07-26 14:21 x
buckup様
6月に苺アイスのレシピをお願いしたものです。
ありがとうございました。とても美味しくできました!
今の季節は果物が豊富なので、おうちアイスよいですね。

先日、ヘルシンキへの旅行が急遽キャンセルになりましたが、buckupさんの写真(バード、素敵な色のグラスなど)を見て、やはり一度は行きたいと強く思った次第です。

良い一日を!
Commented at 2012-07-26 23:12
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by buckup at 2012-07-29 16:20
ちなこうさん、お返事遅くなってしまって申し訳ない(汗)。久しぶりに出張で数日家を空けておりました。
このバードはね、我が家の経済力(!?)では到底購入は無理だなぁ〜と諦めていた夢のバードだっただけに、本当に入手出来た事に驚き。ちなこうさんのコメントにあるように運命みたいなものを感じましたよ(笑)。

おぉBlue Magpie、あの黒く見える尾っぽ。実はダークなブルーだったのですか!本当、鳥の自然が生み出した美しく複雑な色には驚くばかりですね!
Commented by buckup at 2012-07-29 16:24
ぼんさん、お久しぶりです。おぉ良かった。あのレシピで旨くいったのですね!実は妻が「もしかしてあのレシピ、口に合わなかったのかな?」ってずっーと心配していたので吉報です♪

なーんとヘルシンキ旅行がいきなりのキャンセルとは!残念でしたね。僕もいつかヘルシンキに行きたいと思っているのですが、近くのにとっても遠い国(交通手段が限られている)フィンランドというのが現状で。僕もいつか実際に行ってみたいですねーヘルシンキ!(かなり貯金してから行かないと厳しいかも。苦笑)
Commented by buckup at 2012-07-29 16:32
鍵コメさん、こちらこそご無沙汰です!
5700も絶好調のようですねー。我が家の5500も元気に良い音で鳴っていますです。
おぉついに初IFAですか!いいなぁーIFA。春のミュンヘンのハイエンドよりも規模的にはかなり大きいし、各社いろいろと工夫を凝らした展示がとても楽しかったです。
しかし折角の来独なのにタイトなスケジュールとは残念。もし時間に余裕があるようでしたらフランクフルトでビールでも呑みにいきましょう!夏の休暇旅行中(まだ予定が全然立っていない。大汗)でなければフランクフルトまで参上しますです!
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