独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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iittala Birds by Toikka -Sea Mew
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最初期の傑作Kiikkuriから最新のバードまで継承されるトイッカのユーモラスなバードデザインの特徴が色濃く現れた初期の代表的バード・Sea Mew。
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丸いガラスの球体を引き延ばしたようなボディに空洞のあたま、ゴブレットの台座のような力強い脚。初期のトイッカの代表作であるKiikkuriから現在まで引き継がれる脚付きバードの特徴。そのユニークなトイッカの脚付きバードの多くの特徴がある意味完成されたのがこのSea Mewなのではないかと僕は思う。
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前から見るとカモメなのか鳩なのか鷹なのかイマイチわからない(苦笑)特徴的なトイッカの脚付きバードの典型的なシルエット。ボディーと頭部のカタチのバリエーションで全く異なるシルエットのバードに見せてしまうのだから、つくづくトイッカのバードのデザインの柔軟性には感心してしまう。
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パールホワイトの下地のガラスを透明なガラスで覆う典型的なバードの製作技法。これによりまっ白なボディーが陰影の少ないより透明感のある白となる。
この台座を見るとわかると思うのだけれど、このSea Mew、かなり大量のガラスが使われているようで実際に持つと他のバードに比べて若干重い感じ。そのガラスの厚さ故なのか、丸い台座は少々グラグラする感じでイマイチ安定感が悪い。そしてこの不安定な台座は僕の所有するSea Mewに限ったわけではない様子。そんな理由から多くのSea Mewは不幸にも破損してしまったケースが多いのではないかと推測。それが1983から1994年という長い間生産されたにもかかわらず、中々良いコンディション個体が中古市場に出てこない原因の一つなのではないかと思っている。
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多くのSea Mewの頭部はクリアなのだけれど、我が家の個体はシュワシュワっと全体に泡のような小さな気泡が散りばめられている仕様。また面白いのが、このアワアワが頭部全体に散らばっているのではなく、正面から見て左半分にのみ満遍なく点在。右半分は通常のクリアな透明仕様になっていて、飾る向きによって若干表情が変わるのが僕がこの個体をとても気に入っているポイントでもある。

そしてこのバードの最大の特徴と言っても良いのがラスターのクチバシ。普通ラスターは金属的な輝きの青〜銀色もしくは緑〜銀色なんだけれど、このSea Mewのクチバシはシルバーというよりはオパールのような色合い。色もこんな感じで中々特徴的なんだけれど、このクチバシの最大の特徴は先っちょ。普通はヒュッと細いクチバシを持つ事が多いトイッカのバードなんだけれど、僕が知る限りこのSea Mewだけがクチバシの先をキュッとペンチで挟んで平らにしたような独特な形状を持っている。しかしこのキュッと平らなクチバシが不思議とカモメのように見えるのがさすがのトイッカデザインのマジックといったところだろうか。
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小さな透明な尾も中々特徴的で、この独特なギザギザ模様の尾が2007年のニワトリ・Kieku&Kaiku、Leppainenとなり、日本のオシャレでコダワリのネットショップ・Scoopさんの2012年のショップ限定第一弾(一ショップがこんなに素晴らしい限定バードを特注するってのは本当に凄い事だと思う)のAnoの立派な尾っぽへと受け継がれ発展していっているのがとても興味深い。
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長らく探していて、この夏にようやく納得の行く個体を運良くGET出来たわけだけれど、とにかくこのSea Mew、他のバードに比べ個体差が非常に大きい。本当に同じ種類なのだろうか?と思わず首を傾げたくなる程、ボディーのシルエットや頭のカタチが異なり、唯一の見分けるポイントはその特徴的なクチバシ。幸いこのつぶれたクチバシを持つのはこのSea Mewだけなので、これが一番の見分けるポイントとなる。
またボディのカタチも太った鳩のような丸っこいボディーの個体や楕円に細長いボディーを持つもの等実に様々。そんな中、我が家のSea Mewはボディーも頭部のカタチも標準的な非常に均整のとれたものと自画自賛(汗)。このSea Mewのように個体差が大きいからこそ、自分の納得行く個体をじっくりと探すのもトイッカのバード蒐集の面白さだと思う。
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Sea Mew / Kajava
1983-1994 330x210mm

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by buckup | 2012-10-19 02:12 | Favorite。(283) | Trackback | Comments(2)
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Commented by エセマダム at 2012-10-23 08:16 x
このくちばし、素敵な色ですね〜
buckさんのバードコレクションは見ていて飽きません。
すごく素敵です。
scopeさんもバードを素敵に紹介していらっしゃいますが
大好きなお店なのに、(だったのに)
最近、ちょっと商売上手というか
文章や写真にそう言う感じが見え隠れしていて、
ちょっとテンションがさがってくるんですよね。。。残念な事に。
buckさんの紹介がわたくしは好きです。
テンション上がりまくりです。
あ、でも
やっぱりバードはハードルが高くて、まだ買っていません。笑

Commented by buckup at 2012-10-28 08:44
僕もこのクチバシがお気に入りなんですよー。ペンチでキュッと潰しただけなのにとってもユニーク。このトイッカデザインが好きなんです(笑)。

いやいや、ありがとうございます。ほら、僕の場合趣味で紹介しているだけですから。コレが商売となるとやっぱり売らなきゃいけないし、大いに煽り文句いれて購買意欲そそらなきゃですからね(笑)。
しかしながら僕自身もあんまり貴重だ、限定だ、レアだという視点でコレクションしてるわけじゃなくて、デザイン的に気に入ったものを集める事にしてるので、あまり煽り文句の入れようが無いんでよ実は(笑)。

うんうん、バードはハードル高いですよね。でも一度そのハードルが決壊すると大変な事になるかも(苦笑)。というわけで、バードは本当に気になる品に出会うまでは焦らないに限りますよ(お財布のためにも←コレ重要)。
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