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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
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come away with me -Norah Jones
すでに多くの音楽&オーディオ愛好家によって語り尽くされた感のあるこのアルバム。勿論世界的に大ヒットしたアルバムで、収録されている曲・録音すべてにおいて非の打ち所の無い、2004年を代表するアルバムといえるでしょう。
come away with me -Norah Jones_c0030570_241307.jpg

僕もこのアルバムはCDで持っていたのですが、リンクを張らせて戴いている”THE SACD REVIEW”さんのこのSACD盤についての記事を読み、これは是非聴いてみなくてはと思い、なんと次の週末には購入していました。(笑)
sacd_reviewさんのレヴューにもあるとおり、SACDの音質はそれ自体の音質の良いCDよりも上で、特にボリュームを上げて聴いた時の音の解像度は格段に上のような気がします。また独特な声質のNorahのヴォーカルはCDに比べ伸びがよく、Norah独特のパンチの効いたアクセントや高音の伸びの良さがさらにリアルに再生されるようになります。

SACD層のマルチチャンネル再生では、マルチチャンネルの特性を生かした凝った演出は無く、極自然にリスナーを包み込むような、どちらかというとクラシック・アルバム的な自然なアコースティクを基調としたミキシングとなっています。基本的には音質的に定評のあるこのアルバムのCD2chミキシングと変わりの無い、極自然なマルチチャンネル再生ですが、トラック9の「I’ve got to see you again」でオブリガート的に使用されているヴァイオリンの音などは、勿論前2ch主体の音編成にも拘らず、ヴァイオリンの音が丁度リスナーの目の前を宙に浮くような感じで再生されます。

これはもう僕の使用している機種の問題なのでしょうが、AURAで聴くCD版のこのアルバムはどちらかというと、レコードのようなアナログ的なとても暖かい音で再生されるのですが、SONY製品によるSACD再生では、とても解像度の高い、まるですべての楽器の細部までアナリーゼ出来るようなデジタル的且つモニター的な再生になるのが印象的でした。
勿論どちらにもそれぞれの良さがあるのは変わりませんが、もしもAURAによるマルチ再生などが叶うものなら、それはとっても興味深い音になるのではないかという邪推を誘う、僕にとっては非常に危険な一枚となったSACDでした。(笑)
by buckup | 2005-05-24 02:41 | SACD。 (63) | Comments(2)
Commented by sacd_review at 2005-05-25 20:40 x
TBありがとうございました。
初TBだったんですね。TBはやり方知らないと、たしかにわかりにくいですね。今後もTB大歓迎ですので、よかったらまたどうぞ。

buckさんのレビューを読んでると、マルチチャンネルのシステムがほしくなりますね。今は諸々の事情で導入できないんですが、こちらのブログをのぞきに来るたびに物欲をそそられます(笑)
Commented by buckup at 2005-05-26 09:28
初TB、中々仕組みがわからず混乱してしまいました。汗)
最近はsacd_review さんのレビューを読んでから購入する機会が増えてきていますのでこれからもちょくちょくTBさせて頂く事と思います。どうぞ宜しくお願いします。

マルチ面白いですよ!マルチのおかげで長らく眠っていた音楽鑑賞欲が復活したといっても過言は無いです。しかしたま~にSACD2chのみのアルバムを知らずに購入したりすると、損した気分になったりします。笑)どうやら僕の中では「SACD=マルチ」という図式が勝手に成り立っているようです。
ちなみに僕はsacd_review さんの影響で、逆にSACD2ch専用機種がとても気になっています。
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