独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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iittala Birds by Toikka -Karelian golden cuckoo
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光が透過すると黄金色に輝く、他のバードたちとはちょっと異なるフォルムの持ち主。1997年から2003年まで作られていたKarelian golden cuckoo。
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Karelian golden cuckoo。モデルとなった鳥はどんな何だろう?と思ってググってみてもヒットするのはトイッカ氏がデザインしたこのバードのみ。どうもCuckooshrikeというのが正式名のようで、Golden Cuckooshrikeはインドネシアやパプアニューギニアの生息するサンショウクイ科の小鳥なんだけど、厄介なのはKarelian。Karelia(カレリア)はフィンランドの南東部からロシア北西部にかけて広がる森と湖の多い地方だとの事。このバードの名前を直訳すれば、『カレリア地方のオレンジサンショウクイ』という鳥は実在しない。
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全長20cm、全高11.5cmの中型バードなんだけど、目をひくのは他のバードとは異なる独特のフォルム。大抵の脚無しバードはPheasantのような典型的な鳥型を基本としているんだけど、このKarelian golden cuckooのフォルムは非常に独特。
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透明なイエローの頭部と太く短い円錐形の光を透過しない黒いクチバシ。このバードは正面、もしくは若干上を見つめているような感じのものが基本のよう。
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我が家の個体のクチバシには写真のように筋のようなヘコミのような箇所があるんだけど、これはチップ(欠け)ではなく、クチバシを成形したときに出来た繫ぎ目。これは頭部とクチバシが違うカラーのバードには多く見られる。
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それにしても感心してしまうというか、見とれてしまうのは、非常に丁寧に細かく美しく描かれている首の模様。最近のバードの首の模様ってなんとなく"おざなり"な感じのものが多いんだけど、この個体の首の模様の入り方は非常に芸術的。ヌータヤルヴィのガラス職人の職人技に感心してしまう箇所。
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ボディーは他のバードとは異なる、背中が平らな独特のフォルム。
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光が透過すると琥珀のように美しく輝くボディーには首同様、黄色のラインにホワイトの羽模様がこれまた均一に、そして非常に丁寧に描かれている。
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首の後ろから背中にかけては、焦げたようなラスターがかかっていて、見る角度によっては黒く見えたりシルバーっぽく見えたりとこのバードのボディーに陰影をつけ良いアクセントとなっている。
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またボディーから連なる分厚いガラスの塊の長い尾もあまり他のバードには見られない独特なもの。このバードの尾に似た尾を持つバードって、僕の知る限りでは2003年のアニュアルバード・Wildwood cuckooだけ。トイッカ氏的にはこの分厚いガラスの尾はCuckoo属の証なのかもしれない。
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ボディーの底には古いタイプのイッタラのロゴシールとお馴染みの"O. Toikka Nuutajärvi"がサンドブラストによって刻まれている。
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ひっくり返してみて気付いたんだけど、大抵の模様付きのバードに見られるグルグル(模様の開始点)がこのバードには見られない。一体グルグルは何処にあるんだろうと隈無く調べてみると、なんと尾の先にグルグルの開始点を発見。こういう模様の入り方をするバードってのも中々珍しいような気がする。
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ネットでこのバードを検索してみると、撮影状況と独特のフォルムと独特なガラスの質感&カラーからか、イマイチ美しくないバードのように感じられるこのKarelian golden cuckoo。でも実際にはまるで琥珀で出来たような深い輝きのあるとても美しいバード。実際に僕もこのバードは写真と現物のあまりの美しさの差に驚いた程。

琥珀のように黄金色に輝くイエローのボディーに描かれた繊細な羽模様。他のバードとは異なる独特なボディーフォルム。数あるトイッカのバードの中でも一種独特な存在の写真よりも現物の方が遥かに美しいバード。
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Karelian golden cuckoo/Karjalan kultakäkönen
1997-2003 -200x115

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by buckup | 2014-04-24 16:05 | Favorite。(283) | Trackback | Comments(6)
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Commented by hek at 2014-04-24 23:44 x
buckさん、こんばんは。日に透けるカッコーがとてもキレイですね!Toikkaのバードにはよくある波模様ですが、模様が綺麗な個体は本当に良いものですね。
個人的にGolden Kiwiとの相性が良さそうだなと思うバードですが、カッコーとGolden Kiwiはベースの色は同じ・・・でしょうか?それともGolden Doveのような明るい黄色でしょうか?Golden Kiwiはブラックラインですが、隣にいたら良い雰囲気になりそうな予感がします。
Commented by buckup at 2014-04-25 16:30
おぉーhekさん、お久しぶり!お元気ですか?
本当、繊細に丁寧&キレイに模様が入った個体って本当に良いですよねー。hekさんのGolden Kiwiも完璧っていう感じの出来ですよね(羨)。
されご質問の件。僕、Golden Kivi持ってないし実物も見た事無いので正直わからないんだけど、golden cuckooは背中の部分を除いて黄色。アンティークの黄色いガラスのような感じの落ち着いた黄色です。でも模様も色もきっとGolden Kiwiと並べてもきっと良い感じになると思います(尾がデカいバードなので長いけど)。Goldenとの競演&hekさんの素敵な写真、楽しみにしてます!(あ、僕も最近はじめて30mm使いはじめて。50とはかなり感じ異なりますね)
Commented by よんり at 2014-04-26 10:15 x
こんにちは〜
待ってました、Karelian golden cuckoo‼︎
私もずっとcuckooは、写真と実物の差がとても大きいバードだと、
思っていたんです。
ガラスの表面の触った質感と、美しい模様、そして光が透けた時の
きらめく琥珀色、
buckさんのcuckoo、とても素晴らしいバードですよね〜
うちのcuckooは残念な事に、最大の特徴である尾っぽが、
ちょっと短くて小さめなんです(;^_^A

最後に、お誕生日おめでとうございます〜
この1年が、また素敵な年でありますように〜 (^o^)
Commented by buckup at 2014-04-28 16:19
よんりさん。ありがとうございます!
Karelian golden cuckoo。本当、写真と実物とではとても質感&美しさの異なるバードですよね。それに加えてつくられた時期&職人さんによって結構個体差のあるバードでもあって。模様の入り方。クチバシの形状、尾のカタチ等中々バリエーションに富んでいて面白いバードだと思います。
よんりさんの尾が短く小さめというCuckoo。何だかカワイイイメージが(笑)。今度是非写真見せてくださいね(楽しみ!)。
Commented by えんじぇる at 2014-04-30 16:12 x
大変遅くなってしまいました!!!

が!お誕生日おめでとうございますw 素敵な誕生日を過ごされましたか?? 
ドイツのイッタラで、20%オフのバードの入手でしょうか??アップが
楽しみです。

こちらのGolden cuckooの、透過具合が、素敵ですね!!!
私も夏ライチョウを、透過するタイプを選んで購入しました。Golden cuckooには、足元には及びませんが。。。(ってか、早く写真をアップしろ!!ってかんじですね。すみません ><

私の部屋からは、光がはいっても、なんだか、buckさんのような光にならないのです。。。日本だからでしょうか?光がガンガン入る家じゃないからかもなぁ・・・うううう。  ま。buckさんの写真で楽しむのだ!
Commented by buckup at 2014-05-01 16:39
えんじぇるさん。ありがとうございます♪
おかげさまで誕生日当日は久しぶりにゆっくりとリラックス出来たステキな一日を送る事が出来ました(笑)。そんな日に20%オフでとても良い出来のWaiterもGET。言う事無しの最高の一日でした!

Cuckoo。検索して出て来る写真を見ると何だかぱっとしない質感イマイチな感じのバードなんだけど、実際には琥珀のような輝きを秘めたバードで。こういう輝き&色を持つバードってあまり居ないんですよね。カタチも独特だし。

おぉー。夏ライチョウ。良いの見つかりましたか!夏ライチョウ、僕も長らく狙ってるんだけど中々コレだってのに出会えなくて。最近ようやく良いかな?ってのを見つけました(まだ買わないけど。苦笑)。

光。日本とドイツではかなり光の強さと照射角度が異なるなーと先日の一時帰国の際に日本でバードの写真を何枚か撮ってみて思いました。ちなみにうちも夏より太陽が低い冬場(よりリビングに太陽の光が射し込む)の方が良い写真が撮れます。そんなで夏場はKiviやAalto vaseの良い写真が撮れないんですよ、うち(困)。
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