独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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iittala Birds by Toikka -Marsh duck
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非常に美しい透明なアメジスト色のボディーが印象的な、小振りだけどとても存在感のあるバード・March Duck。
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ラスターの頭部とちょっと長めの首。丸っとしたボディーとスッと伸びる細い尾。典型的なトイッカのバードデザインのMarsh duck。duck(鴨)と命名されているのに鴨らしからぬデザインのMarsh duck。モデルとなった鳥はどんななのだろうと名前を検索してもヒットしない。というわけで、このバードは実在する鴨をモデルとした訳ではない想像系のバードなのかもしれない。
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ラスターのかかった小振りな頭部。ラスターの頭部を持つバードは今となってはそれ程珍しいものでは無いんだけど、このMarsh duckのラスターがちょっと特別なのはその色。
一般的なラスターは青銀色をしている事が多いのに、このMarsh duckの頭部のラスターは他にあまり例の無い、渋めの燻したような銅色。その色は丁度今年リリースされたニューバード・Butler&Waiterの燕尾服のような羽の色と酷似している。
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上から見ると左約45°を向いているMarsh duck。アタマが前を向いているのではなく、右や左を向いているだけで非常に表情豊かになるトイッカのバード。実はこのMarsh duckこそが、数あるバードの中でもはじめて首を傾げた記念すべきバードとのこと(元祖首傾げ系バード)。
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光を透過する美しいアメジスト色のボディーには、作られた当時の銀色のヌータヤルヴィのステッカーが現存。このちょっと小柄なMarsh duckは1991年から1997年に11種作られた『BIRD OF PASSAGE』シリーズのうちの一羽。今でも現役のBluebirdやWhip pooe willもこのシリーズの鳥たちで、Marsh duckもこの2羽とサイズ的に近い感じ。
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キュッと伸びた尾にはごま塩(笑)っぽい装飾。透明なこのバードに装飾されているのが唯一この尾。基本アメジスト色のこのバードだけど、ごま塩装飾の尾に光が透過すると赤っぽく輝きとても美しい。
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ボディーの底には手彫りで"O. Toikka Nuutajärvi"の刻印。古いバードの手彫りの刻印って、驚く程達筆でホレボレしてしまう(完全にマニア目線)。
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さて、このMarsh duckの一番の特徴といっても良いのが、その美しいアメジスト色のボディーカラー。自然光の元では非常に深みのある、少々ピンクがかった紫色のボディーだけど・・・
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蛍光灯の光に照らし出されると、上の写真のように鮮やかなブルーグレー系の色に変化。この光源によって変化するアメジストという色は、このMarsh duckの他にはじめのバード・Sieppoやトイッカ氏の代表作であるFloraやFaunaといったガラスの器シリーズにも多用された非常に興味深い色。
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ちなみに我が家にはこのアメジストカラーのバードが三羽いるんだけど、このアメジストというカラー。ガラスの厚みで色の印象がかなり変わるのでアメジスト系のバードを集めての集合写真(笑)。

写真左から、現行バードで色は変化しないけれどアメジストに近いライトライラック、もしくはラベンダー色のボディーのLittle tern lilac。ガラス自体が薄いのでライトライラックのLittle ternと似たような色に見えるSieppo。そしてアメジストのボディーを持つ三体の中でガラスの厚さ的には中間のMarsh duck。トイッカのバードとしては珍しくボディーが空洞の吹きガラスではなくガラスの塊のPink penguin。そしてアメジストに近いカラーといわれる同じく光源によって色が変化するライラックのKivi。

アメジストという色は自然光のもとではガラスが薄い程藤色に見え、ガラスが厚い程ピンクがかっていくのが良くわかると思う。ライラックのKiviは紫成分がアメジストに比べると遥かに濃い印象。
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そして蛍光灯に照らし出されるとブルー系の色へと変化。一番左のライトライラックのLittle ternは光源によって色は変化しないので自然光と同じままのボディーカラー。
このアメジストが蛍光灯に照らし出されたときの色ってとても独特で、ブルーにグレーが混じった感じのとても落ち着きのある色。ガラスがそれ程厚くないSieppoは透明感のあるブルーグレー。そしてガラスが厚くなるに連れグレー度が増し、アメジストのガラスの塊のPink penguinはかなりダークなグレーブルーに若干パープルが混じった感じの色へと変化する。
ちなみにライラックのKiviは殆どターコイズと見分けがつかない程青く変化するように、アメジストとライラックはかなり異なる色味のカラー。
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小振りだけど透明な深いアメジスト色と凛としたボディーシルエットがとてもエレガントで美しいMarsh duck。そして光源によってアメジスト色から落ち着いたブルーグレーへと変化する特徴も相成って、数あるトイッカのバードたちの中でも異彩を放つのがこのMarsh duck。
以前から是非とも我が家のバードコレクションに加えたいと思っていたバードで、ようやく今年になって入手する事が出来た、長い時間をかけて探した求めた念願のバードでもある。
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Marsh duck/Suosorsa
1991-1997
BIRD OF PASSAGE
-140X90mm

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by buckup | 2014-06-20 15:42 | Favorite。(283) | Trackback | Comments(7)
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Commented by kiyoterupi at 2014-06-23 19:00 x
面白い実験をしていただいているようで、とても興味深々です・・・笑

相変わらず、さり気さの中に奥深さを感じさせる内容ですね・・・  
ネタがなくなってくるかもしれませんが、応援してますのでがんばってください!笑
Commented by えんじぇる at 2014-06-27 15:55 x
KIVIのライラックが、色が変わること、全然知らなかった・・・・・・・・まだ正規に売っていた時、私はターコイズが好きだったため。(ターコイズが今のお値打ち価格じゃなかったころ。)ターコイズを10個とか買ってました・・・・ ライラック、色が変わること知っていたら、絶対5つは買ってたのになぁ。。。。あたしって、バカバカバカバカ!!!!    ということで、Marsh duck  素敵♪  buckさんのバードみてると、もう打ち切りにしようって思っても、やっぱり、素敵で、ほしくなる。。。。あかーーーんww
Commented by buckup at 2014-06-28 06:20
kiyoterupi さん、おひさしぶりです! 何だか嬉しいコメントありがとうございます。ガラスって同じ色でも厚さによってかなり色味が変わって。特にこのアメジストのように色が変化する系は本当に面白いです!

相変わらず代わり映えしない内容のブログですけど、ぼちぼちお付合いくださいませ♪それではっ!
Commented by buckup at 2014-06-28 06:23
えーえんじぇるさんがライラックが色変化系って知らなかったのが意外。kiviは同じ色だけで集めてもキレイですよね。それにしてもターコイズ10個とは・・・さすがえんじぇるさん(笑)。

バードは打ち切りにしようと思っても中々やめられないんですよねー困った事に。次から次へと現れる魅力的なバード、本当にキケンです(苦笑)
Commented by TIINA at 2014-08-15 21:00 x
はじめまして。バードのことをいろいろググっていたら、こちらにたどり着きました。ヘルシンキからシエッポを連れて帰ってきたのですが、店では紫色だったのに、家では青色!何で?!と困惑しておりましたが、光で色が変わるのですね。どちらが元の色かもわからずにいたので、記事を拝読して落ち着くことが出来ました。
Commented by buckup at 2014-08-16 16:29
はじめましてTIINAさん。おぉーフィンランドからとてもステキなモノをお持ち帰りしましたねー!素晴しい。
藤色のシエッポは光源によって色が変わるのです。知らずに入手すると色が変わって「えぇー!」ってビックリしてしまいますよね!このブログのTagsにあるBIrdsをクリックしてもらえると、以前記事にしたアメジスト色のFlycatcher(シエッポ)の記事を見つける事が出来ると思うので是非ご覧下さいませ♪
Commented by TIINA at 2014-08-16 20:23 x
早速シエッポの記事を読ませていただきました。日本のウサギ小屋に住まう者としては小型バードに目が行ってしまうため、某ショップのオイバードフェスの際に人気のあったやつだー、小さいから連れて帰れる~くらいの気持ちだったのですが(前提として鳥好きではあります)、アレクサンドライトみたいな特性を持った子だと知って、更に愛着がわいてきました。
 たくさんのバード記事、これからじっくり読ませていただきます。ツイッターもフォローさせていただこうと思います。
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