独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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iittala Birds by Toikka -Dotterel
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地上で羽を休めてる鳥が空を見上げているような独特なポーズのDotterel。
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スッと尾まで伸びる美しいラインの独特な質感の黄土色のボディー。空を見上げるような美しいブルーの頭部に黄色いクチバシ。
トイッカのDotterelって何だかボテッとしたでぶっちょなボディーと冴えない色の地味なバードっていう印象があったんだけど、この個体はそんな僕のDotterelに対する印象を根本から変えてくれた、スッと尾まで伸びたラインが非常にエレガントで美しいシルエットの個体。
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光を透過すると美しく輝くウルトラマリンブルーの頭部とイエローのクチバシ。
Dotterelってどんな鳥なんだろうとグーグルで検索してみると、日本名をコバシチドリといいヨーロッパでも最北端に生息する鳥で、茶〜黄土色の体に丸い頭がとてもカワイらしい姿をした鳥。

実際のDotterelの頭はブルーでもないしクチバシも黒くて短いんだけど、トイッカのデザインしたDotterelの頭部は非常に鮮やかで目をひくカラーリングとなっている。
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頭部はボディーに対して左45°を向いているんだけど、このDotterelはそれに加えて空をあおぐように上を向いているのでとても独特な印象を受ける。

ちなみにオフィシャルなこのバードの全長は24cmと記されているんだけど、スッと伸びた尾が非常に美しいこの個体の長さは26cm。通常のDotterelよりもかなり長く大きな印象を受ける。
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何となくヌメットした感じの独特の質感のボディー。ガラスというよりは石(!?)のような独特な質感で鳥の羽毛を表現した技法で造られたバードは少なく無くて、主に90年代後半から2000年代はじめに多く造られている。
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この個体に出会うまではSpotted crakeやBarn owlのような色々な色の混ざった石のような質感のボディーのDotterelしか見た事無かったんだけど、この個体にはとても美しくハッキリとコントロールバブル技法によって注入された気泡が整列している。そしてボディー側面の美しく気泡が整列した羽を表現する箇所にはクリアのガラスが被さっている。
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この個体に出会うまでは、ボテッとしたボディーに短い尾、そして黄土色系のヌメッとした独特な質感に薄らとボディー入ったラインから、何だか『梅干し』みたいな印象だったDotterel。1997年から2004年までの7年間つくられていたので、初期のものと後期のものとではボディーのシルエットやこの美しく整列した気泡なんかが簡略化されたり仕様変更されたりしたんじゃないかと予想(例えば僕の好きなRusse grebeなんて造られた時期によってボディーの色や質感が全く異なる)。
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ボディーを裏返すとこのバードも白色のガラスの上に色ガラスが重ねられているのが確認出来る。
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イッタラのロゴシールは旧タイプ。サインはサンドブラストによるもの。
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スッと長く伸びた尾はラスターを焦がしたような色合いで、光の当たる角度によっては金属的な輝きを帯びる。
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ボディーに刻まれた美しく整列する気泡。スッと長い尾まで伸びたエレガントなボディーライン。それまでのボテッとしていて何だか地味なバードっていうDotterelの印象を見事に覆してくれたこの個体。
バードってレアとか限定っていう量的価値観だけじゃなくて、例えばこのDotterelのように7年もの間造られていたカタログバードでも、中にはとびきり自分好みの出来の良い個体に出会えるのが僕的バードコレクションの一番の面白みだったりする。
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Dotterel/Keräkurmitsa
1997-2004
-260x140mm

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by buckup | 2014-11-10 17:04 | Favorite。(284) | Trackback | Comments(8)
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Commented at 2014-11-28 18:37
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by buckup at 2014-12-01 18:48
Rosy Finchは確かにカタチも大きさも色も梅干しそのものですね。僕もコレから梅干しバードと呼ぶ事にします(笑)
Commented by hek at 2014-12-02 22:12 x
buckさん、お久しぶりです。このバードの泡の入り方は本当に素晴らしいですね~何か渋い、地味系バードだなぁと思っていたけれどもこんな整った技巧が凝らされていたとは…個体差がいい方向に作用した素敵な例ですね!
Commented by よりた at 2014-12-03 20:43 x
Buckさん、こんにちは。またまたご無沙汰しています。
このバード、というか、この子、、、なんてステキなんでしょう!!久しぶりに、魂を持っていかれそうになりました。写真でDotterelは他にも見たことはありましたが、こんなに鮮烈な印象は初めて。青く透明な頭部、斜め上を見上げた角度、しゅっとした口ばしと尾、流れるボディーラインに沿う気泡と透明の翼。。うーん!素晴らしい!
9枚目の「後姿」の写真が特に好きです。バードの後姿に惹かれることって、あまりないような。気付かないだけかもしれませんが。
素晴しい一羽の紹介、ありがとうございました。
Commented by buckup at 2014-12-05 17:06
hekさん、お久しぶりです!このバードにコメントくれてとても嬉しいです。というのも実はこのバードを入手した時に「コレってきっとhekさん好みのバードだろうな〜」とか思ったのですよ!
今まで見てきた個体はボテッとしたボディーのものが多くて、ここまで流麗でそして気泡がこんなにも美しく入った個体は見た事無くて。つくりも丁寧だしてもかかっているしで初期の個体なんかじゃないかと思っています。
こういうレアってわけじゃない、普通のカタログバードなのに、期待以上の美しさを持つ個体ってとーっても好みなんです。個体差、本当に面白いですよね、トイッカのバードって。
Commented by buckup at 2014-12-05 17:14
よりたさんもお久しぶり(笑)このバード、気にってくれましたか!グーグルで画像検索してみるとわかるんだけど、このバードってボテッと野暮ったくて地味な印象なんですよ。でも上を見上げるような美しい青い頭部のDotterelには他のバードには無い動きのある雰囲気があって前から好きなバードで。そんな中、今年のはじめ(だったかな?)にこのステキな個体に出会い一目惚れ。僕もこのバードの雰囲気のある後ろ姿がとても好きなんです(笑)。

ところでよりたさん。積年のフィスカリーナは今回GETっと相成ったのでしょうか?中々良い個体もあったように思えたけど。それが実はずーーーーっと気になっていました。
Commented by よりた at 2014-12-10 01:48 x
buckさん、こんにちは。
ほんと、バードの面白さ素晴しさは、トイッカ氏によるデザインだけでなく、各個体の個性も大きいですね。最近○コープさんがアップされたWhite Ibisの群れを眺めていても、あれだけ沢山を一度に見ると、何番さんと何番さんは同じ職人さによるものかな?とか、幾つか特徴でグルーピングできたりして、面白いです。(間違っているかもしれないけれど…。)そんな中から、この子!と思う出会いがあると、本当に嬉しい。

フィスカリーナ、覚えていてくださったのですね! なんか嬉し恥ずかし(笑)
実は..アップされた中に、この子!!というのが居たのですが、その子とはご縁がなく…。GETできませんでした。先日は、代わりではないのですが、別の小さなバードがやってきました。紫色の上品な、飾りやすい子で、複数居たうちの一羽が特に気に入って。
正直、フィスカリーナ悩んでいます。○コープさんにまだ居る数話のうち一羽は、この子でもいいかなぁ…とは思っていて。とはいえ、フィスカリーナな数がそれなりに出ているし、1月に2羽、しかもフィスカリーナはお値段高めなのに購入するのは、何かと物入りな年の瀬に迷います。この子でも?な一羽は、口元は良いのですがBodyの柄が少し…。
Commented by buckup at 2014-12-15 19:18
よりたさん、こんにちは。

個体差。コレ無くしてはトイッカのバードもそれ程人気は出なかったんじゃないかと思います。150羽もの白アイビスのアップ、圧巻でしたよね。今回の白アイビス、初期ロットのものを見た時はかなり出来が悪く不格好な個体が多いなと思ったんだけど、今回の中にはつくり慣れたのか(笑)ちらほらと良い出来の個体がありましたね。その中でも一番良いなと思った個体が売れ残っていたりして少々微妙な気持ちになりましたです(汗)。
その中からよりたさんはお気に入りの個体を見つける事が出来たのですね!素晴しい。

フィスカリーナ。限定バードって訳でもないのでゆーっくりと気長に自分の気に入る個体が出て来るのを待っていれば、予期せぬ時にいきなり目の前に現れたりするのがトイッカバード。そんなで納得のいかない個体だったら無理せず見送った方が得策だと思います。とはいうものの、ちょっとイマイチだと思った個体がお気に入りになっちゃう事も多いんですけどね(笑)。だから面白いのです、バードって♪
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