独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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iittala Birds by Toikka -Kyhjyu
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真っ黒なボディーに映える美しいアメジストとコバルトブルーの2連の尾が印象的な2015年のScope限定バード・Kyhjyu。
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2012年に発売された4種のScope限定バード以来3年ぶりのScope限定オリジナルバード・Kyhjyu。何の前ぶりも無くいきなり発表されたKyhjyuは◯で構成されたデザインの真っ黒なバード。漆黒の丸いボディーに丸いアタマ。光りを透過するアメジストとコバルトブルーの丸い尾。カワイらしいマルッとしたフォルムと今までにない黒とブルー系のカラーコンビネーションに新鮮さを覚える。
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僅かに光りを透過する漆黒の頭部と光りを透過すると美しいコッパー色に輝くクチバシ。
我が家に来たこの個体は一般個別販売のうちの一つなんだけど、実は第4希望の個体。第1〜3希望の個体は皆この頭部のガラスの色が薄く透ける感じの個体をチョイス。そして頭部のカタチも細長ではなくほぼ球体のマルマル可愛らしい個体が僕の希望だった。
では何故この個体を第4希望に選んだのか?その理由は全体のバランスが良かった事と他の個別販売の個体に比べ『わけアリ』に近い注意書きがあったので殆どの人はこの個体を避けるのではないかという保険(?)的なチョイスだったのが正直なところ。
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Twitterのフォロワーさんの間でも「頭部に使用されているガラスは何色?レイン?」と話題にあがっていたけれど、僕はグレーなのではないかと予想。
上の写真はKyhjyuのアタマ(わが家の個体は色が濃過ぎて参考にならないかもしれないけど。汗)と右から順にレインよりも濃い色のブルーベリーブルー、グレーのアアルトのキャンドルホルダー。そして左がLanternのグレー。アアルトのグレーとLanternのグレーを見比べてもらえるとわかると思うんだけど、最近のグレーは以前のグレーよりも格段に色が濃く若干青みがかっているのが特徴。そしてガラスが厚くなると殆ど黒に見えるところから僕はKyhjyuの頭部はグレーなんじゃないかと思っている。
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Kyhjyuの一番の特徴と言っても良いのがキーックリを彷彿させる2連の尾。この尾はトイッカ氏の初期の傑作・POMPOM(Pampula)からヒントを得てバードにその特徴を流用出来ないだろうかというシャチョウのアイディアをトイッカ氏が叶えたものとの事。
またPOMPOMのガラスの塊感と色彩が旨く活かされたデザインのこの尾には60〜90年代にヌータヤルヴィで多用されたアメジストという色のガラスが使われているのが特徴。
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アメジストの特徴は自然光の元では紫系の藤色に。それが蛍光灯の光の元ではグレーがかったブルーに変化する点。またアメジストはガラスの厚みによって色の濃さがかなり変わり、ガラスが薄いとラベンダーに近い色に見え、厚くなるにつれ紫→ピンクがかった葡萄色に、ブルーはガラスが厚くなるとグレー成分が強くなる傾向がある。
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またKyhjyuの尾の面白いところは自然光と蛍光灯で色が変化するだけではなく、白熱灯やロウソクの灯りを透過するとアメジスト本来の赤みの強い紫色に変化する点。
太陽光下の紫よりも赤みの強いまさにアメジストの名に相応しい非常に美しいピンクがかった紫。紫要素の濃いライラックとは完全に異なる思わず見とれてしまう美しさ。
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Kyhjyuの底には大きくポッカリ開いたマウスブローの吹き込み口とお馴染みのイッタラロゴ。そして"O.Toikka IITTALA 2015 SCOPE 276/500"の手彫りの刻印。
ヌータヤルヴィからイッタラ工場へと統合になってから手彫りの刻印が酷くヘタになったってのは何度か既に書いているけど、残念ながらKyhjyuの刻印もかなりヘタ(苦笑)。

先にこの個体が『わけアリ』に近い注意書きがあった個体と書いた一番の大きな理由がこの底の大きな穴。僕的にはフォルムのバランスが取れていれば底の穴なんて気にもしないけれど、きっと多くの人はこの大きな穴の個体は避けるんじゃないかと思ったのがこの個体を保険の第4希望に選んだ一番の理由。その読みは当たり、続々と出来の良い個体が売り切れになる中、どうにかこの個体を入手出来たのはまさに不幸中の幸い。
ちなみにこのKyhjyuを日本から運んで記念撮影までしてくださったエセマダムさんの旦那さん曰く「いやぁ〜底の穴が丁度指二本分で。この穴のおかげで安心してキューヒューを支える事が出来たよ」との事。そんな事を考えるとデカ穴のこの個体は来るべくして僕の元に来た個体なんだなぁとか考えたり(しみじみ)。
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見た目真っ黒な印象のKyhjyu。結構置き場に悩むバードなんだけど、バードの飾り場所の定番の光りが直接射し込む窓辺に置くと印象がガラッと変わる。
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光りを透過して美しく輝くクチバシ、頭部、尾。
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そして太陽の光りが射し込む僅かな時間だけアメジスト色に輝き立体感を増して輝く尾の美しさは格別。立体感の増したKyhjyuの尾は球体のようにも見え、POMPOMの装飾まんまにガラスの球体を二つ尾として付けても美しかったんじゃないかと思ったり(笑)。
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Kyhjyuはこうして群れて飾ると折角のKyhjyuが持つ良さが半減してしまうように思う(完全に僕の好みだけど)。
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また相性が良いと思っていたキーックリとのツーショットだけど、特徴的な尾が2体揃うといささか主張が強すぎるように思えて僕的にはX。
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むしろKyhjyuは単体で飾った方が美しいのではないかと思ったり(足無しのKyhjyuは窓枠の太いわが家の窓辺では折角の美しい尾に光が透過しないのでVitriiniで高さを稼いでいる)。
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もし窓辺にKyhjyuだけじゃ寂しいと感じたら氷柱のようなFestivoを添えてみるのも悪く無い。
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単体で飾った方が美しいと書いたけど、例外的に悪く無いなと思ったのがSieppo。実写系のバードには断然Puffballが合うんだけど、ファンタジー系のバードのKyhjyuにはSieppoがとても良く合う。

たまたまうちにあるSieppoはKyhjyuの尾の色と同じアメジストのボディーを持つものとコバルトブルーのクチバシを持つグレーなので相性抜群。Kyhjyuのボディーは黒なのでクリアやグリーン、イエロー等々カラフルなSieppo達とも相性はかなり良いのではないかと思う。
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ちなみに現在のわが家でのKyhjyuのポジションはリビング正面の黒いAVラックの上。グレーのHarri KoskinenデザインのArt Worksと一緒に配置。
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黒に黒だと折角のKyhjyuが沈んでしまうのではないかと思いがちだけど、材質の異なる黒がそれぞれの黒を引き立てるようで僕的には中々良い感じなのではないかと思っている。

久しぶりに「コレは絶対に入手したい!」と思ったバード・Kyhjyu。わが家に来てからまだ一週間なのでその魅力のすべてを堪能&引き出した訳ではないので、これからゆっくりと美しく魅力的なKyhjyuを楽しみたいと思う。
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Kyhjyu
2015 Japan, Scope
Numbered 276/500
-140x200mm

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by buckup | 2015-08-17 17:01 | Favorite。(283) | Trackback | Comments(4)
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Commented by TIINA at 2015-08-17 20:56 x
透明ガラスな台を作ってやるっていうのもいいアイデアですね~ 私は前に教えていただいたガラスの塊な黒バードとアメジストシエッポと一緒に、カイフランクの青スクエアプレートに乗せてます。しかし、裏の穴がそんなに大きい個体があったとは!うちのは手の小さい私ですら入らないくらい小さな穴でございます。
Commented by buckup at 2015-08-18 18:56
陶器とバードってのも良い組み合わせですね!アメジストのシエッポとキューヒューは本当に良く合いますよね。シエッポはどんな色でもキューヒューとの相性はとても良い気がします。
底の穴(笑)。一体どうしてこんなに大きくなっちゃったんだろう?もしかしてガラス外す時に手が滑ってズズズッと棒がズレてこんなになっちゃったのかな?とか想像すると中々楽しいです♪
Commented by qyu at 2015-08-19 08:47 x
いまPCの前に我が家のキューヒューちゃんを置いて眺めつつ書いております(笑)
うちの子は、くちばしがコッパーの地色の上にラスター(っていうの?)がかかったような感じになっていて、あまりコッパーの色がはっきり出ていませんが、それはそれで美しいです〜w
そして裏の穴の上にはちょうどBirds by Toikkaの紙シールが貼られているので(うちはこれもはがしません)、それで穴が隠れているのですが、そんなに大きくはないみたい。ホント色々で面白いですね♬
そろそろミレッラちゃんのお友達が欲しいかな〜と思っていたのですが、やはりキューヒューは単独で飾るのが美しいなと私も思います。
がんがんに光が差し込む窓辺で透過光を背景に、というよりは(もちろんそれも美しいのですが)、「それなりに明るい」広めの場所の方が、黒いボディの美しさが生きるような。。。とか、いろいろ試行錯誤中です♬
Commented by buckup at 2015-08-22 06:16
うちのキューヒューも光が直接透過しない場合は黄土色系のラスターが乗ったような感じで地味だけど美しいです。この写真のように完全にコッパー色に輝くのは特殊な条件の時だけの楽しみです♪
そう、普通は製品管理シールは底に貼ってありますよね。うちのはなんと底は穴が大き過ぎてシールが貼れなかったようでお尻に貼ってありました(笑)。うちは製品管理シールは剥がす派なのでノープロブレムだったけど、かなり特殊な個体だったように思います。
先日までは正面の一番目に入り易いAVラックの上に飾っていたんだけどいささか遠すぎるのでもっと近くで鑑賞出来るセンターテーブルの上に移動。昨日今日と間近でキューヒューを楽しんでいます!
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