独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
Oiva Toikka -Flora vase 1498 150mm clear&blue
c0030570_1711551.jpg
シリンダー型のボディーに刻まれた幾何学的な花々が美しく愛らしい、1970年代に製造されていたトイッカデザインの花瓶・Flora vase 1498。
c0030570_1734732.jpg
光を透過すると大小様々の花々がより一層キラキラと輝き美しい、カステヘルミと並びトイッカ氏のガラス器を代表する作品Floraの花瓶。
c0030570_17125859.jpg
手元の資料によると、Floraの花瓶は1970年に製造のはじまった255mmのvase 1499と翌年の1971年から製造開始となったvase 1498(こちらの方が後発なのに作品ナンバーが若いのが不思議)150mm&210mmの3種が存在。今回紹介するのはその中でも一番使いやすいんじゃないかと思っている150mm(実際に測ってみると160~165mm)のクリアとブルー。
c0030570_17134074.jpg
透明なガラスならではの氷のような透明感と光を透過した時のキラキラ感がとても美しいクリア。
c0030570_17143621.jpg
いける花々のグリーンとの相性抜群なブルーは水を入れるとさらにその色が際立ちとても美しい。
c0030570_17152371.jpg
クリアには今は無き懐かしのヌータヤルヴィ工房の透明なロゴシール。
c0030570_17155651.jpg
ブルーにはアラビアの銀色のロゴシール。作られた時代によって販売元が変わりロゴシールがそれぞれ異なるのもヴィンテージフローラの楽しみ。
c0030570_17172144.jpg
c0030570_17172863.jpg
c0030570_17173597.jpg
c0030570_17174180.jpg
フィンランドの自然の花々とトイッカ氏の想像上の花々がエンポスで描かれたフローラシリーズ。タンブラー、ボウル、ピッチャー、プレート、ベース等種類も大きさも豊富。カタチによって描かれる花々の模様は異なるけど、基本のラインは直線的なシャープなシリンダー(寸胴)型なのがフローラ。
c0030570_17274345.jpg
底面に対して直角に競り上がる側面のシリンダー型はカクテルグラスとしてタンブラーでは一般的だけど、実は花瓶としては中々珍しいデザイン。底はガラス製の花瓶としてはこれまた珍しく、タンブラー同様に薄い(通常花瓶は安定感を増すために底が厚く作られている)。
c0030570_17223032.jpg
サイズによって異なる底のデザインはフローラの楽しみのうちの一つ。150mmベースの底には風車のように風になびく花が大きく底いっぱいに描かれている。
c0030570_1724384.jpg
フローラベースの断面部。Flame outと呼ばれるガラスが熱い時に炎によってカットされる技法で切られた断面部。そのため個体によって若干大きさや断面部の直線が出ていないのも炎によるカットならではの「味」。均一な工業製品にはないこの若干の歪みがハンドメイドならではの面白さ。ちなみに切断面は研磨されていない(研磨しちゃったら折角炎でカットした質感損なわれちゃうし)。
c0030570_17294891.jpg
手元の資料にはブルーとだけ表記されているこのカラー。よくヴィンテージショップ等ではライトブルーの表記がされているけど、現在のカラー表記的にはターコイズ。ターコイズはガラスの厚みによってかなり色の印象を変えるカラーなんだけど、こうしてターコイズのアアルトベース(95mm)と一緒に並べてみるとその色には差は殆ど見られない。
c0030570_17345957.jpg
さてここからはフローラベースを実際に使ってみた実用例。フローラベースにはこんな感じでアレンジされた花も良いのだけれど。。。
c0030570_1739755.jpg
個人的にはアアルトベース同様、オシャレにアレンジされた花よりも、自然の花をラフにいけるのがとても合う様な気がする。
c0030570_17404916.jpg
c0030570_17402586.jpg
わが家では本格的な春の訪れを告げる花・ライラックをいけるのに毎年大活躍。
c0030570_1742960.jpg
シリンダー型なのでライラックの固い枝がうまい具合に支えとなり難なくバランスをとる事が出来る。数あるわが家の花瓶の中でも中々バランスの取り辛いライラックを難なく、また見た目も良くいける事が出来るのがこのフローラベース。
c0030570_1872263.jpg
日に日に街や世間がクリスマス雰囲気に包まれ始める現在はこんな感じでフローラベースを使用。Stool60という限られたスペースでも邪魔に大き過ぎる事も無く、その場をとても良い雰囲気に演出してくれるのもフローラベースの利点。リビングの狭いStool60の上やキッチンのテーブルの上に飾っても決して大き過ぎないそのサイズ感がわが家では重宝。
c0030570_181096.jpg
そして何よりも忘れてはいけないのがチューリップ。トイッカ氏の言葉の通り、このベースは本当にチューリップのためにデザインされたかのような花瓶で、ドサっとチューリップを入れるだけで絵になる貴重な花瓶。
アアルトベースなんかだと高さをうまく調整しないと、いけてからも成長を続けるチューリップの背が高くなり過ぎてだら〜んと頭を垂れてしまう事が多いんだけど、サイズ的にmax10本のチューリップをいけるのにフローラベースは最適。
シリンダー型という事もあるのか成長してもとても良い具合にチューリップをキープ。春のチューリップの季節には決して欠かす事の出来ない、わが家には無くてはならない重要な花瓶となっている。
c0030570_18143540.jpg
カルティオベースとアアルトベースメインのわが家において、機能的にもサイズ的にも上手にその間を埋める役割を果たしているフローラベース(小)。大き過ぎず小さ過ぎないそのサイズ感。花瓶としても使用しない時もガラスの美しさと質感を楽しめるデザイン。そして何よりも本業(!?)の花瓶として非常に使い易いわが家では無くてはならない大切な存在となっている(そして同じサイズが2個あるのは、コレクションでは無く、水換えが容易になり花が長持ちするという実用的な持論によるもの。笑)。
c0030570_18522441.jpg
ちなみに写真に撮るとブルーの方が美しく見えるけど、基本フローラはクリアな方がキラキラ美しくフローラ本来の美しさがより引き出されるように感じるので僕のお気に入りはクリアだったりする(なんて言いつつも最近スコープからリリースされた、大好きなクリアにグリーンが薄っすらと控えめに混じった非常に美しい感じのアートフローラがとても気になっちゃう今日この頃。困惑&汗)。
[PR]
by buckup | 2016-11-14 18:44 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://buckup.exblog.jp/tb/26148499
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ruki_fevrier at 2016-11-17 00:03
こんばんは。フローラのベース、2つもお持ちなんですね!さすがです。
ちょうどスコープさん別注のフローラベースを購入して、私も先週末花を飾って写真を撮りまくっていました。
なのでbuckさんのフローラ記事、嬉しいです。
なるほど、チューリップ、いいですね!来年の春は絶対チューリップ生けます。
私も2つ欲しいなぁ…ヴィンテージのクリア、ご縁がありますように。
Commented by buckup at 2016-11-28 18:58
そう、実はフローラベース2つもあるのです(汗)。っていうかアアルトベースで学んだのですが、使いやすいorお気に入りの花瓶って二つあると水換えが非常〜に楽なのです。花瓶が一つだけだと、花出して花瓶洗って水入れてって結構面倒だと思うんだけど、同じ花瓶が二つあると入れ替えて使った花瓶は普通に洗うと非常にシンプル。そんなで使いやすくてお気に入りの花瓶は二つ(大抵は色違い)持つようにしているのです(変な理由かも。汗)。

アートフローラ、入手したのですね〜!羨ましい。ほとんどクリア、だけどほんのりと控えめに色づいているのが本当に美しいですよね〜。フローラベース、意外に使いやすいでしょう。アアルトベースは使いこなすには非常に難易度が高いと思うんだけど、フローラベースはとてもラフだから僕でも普通に使える花瓶なのです!チューリップは本当にもう簡単&最高。是非是非シーズンが来たら試してくださいませ!
<< Alvar Aalto Col... iittal Birds by... >>


タグ
カテゴリ
最新の記事
Alvar Aalto Co..
at 2017-04-30 14:50
iittala Birds ..
at 2017-04-26 05:57
ドイツでお花見*2017
at 2017-04-26 05:21
iittala kartio..
at 2017-04-15 07:20
BANANA THINGS ..
at 2017-04-14 21:38
TOKYO*2017
at 2017-04-06 05:56
わが家のiittalaな週末..
at 2017-02-12 17:25
以前の記事
最新のコメント
検索
記事ランキング
最新のトラックバック
Flowers in a..
from colonne sun
タッツァ・ドーロ(TAZ..
from ◆イタリア料理紀行◆ dal..
Sad song, sa..
from !!!!! 大佐日報 !!!!!
Loop nano (i..
from いいタイトルが決まらない(;..
DMTECH ホームシア..
from ホームシアター
ラヴェルのボレロ考
from 鎌倉スイス日記
ハリー・グレッグソン・ウ..
from - Harry Gregso..
最近のお気に入り♪
from SとMoとLiの関係
Dianne Reeves
from 今日のアルバム(JetCast)
ROMA---コーヒー(..
from たにしの江戸参り
お気に入りブログ
このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。