独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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iittal Birds by Toikka -Bullfinch
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現役バードの中では2番目に古い、1994年からつくり続けられている鮮やかな発色の小さなバード・Bullfinch。
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全長約120mm、全高75mmとトイッカのバードの中では小型の部類に属するBullfinch。小型ながらもかなり手の込んだ造りで個体差も豊かでじーっくり観察すると意外にも面白いバード。
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クチバシと一体の頭部は黒いツヤありのガラス。僅かに光を透過する非常に目立つ赤いガラスを覆うように重ねられた白いガラスとのコントラストが美しいボディーはツヤ消しのフロスト仕上げ。1994年から1997年にかけてはボディーの赤の色違いのグレーもつくられている。
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Bullfinchの一番の特徴と言っても良いのが他に似たバードが殆どいない独特な形状のユニークなクチバシ。黒い頭部と一体型の太く短くコミカルなクチバシ。たま〜に通常のバードと大差のないスッと伸びたクチバシを持つ個体も見かける事もあるけど、基本はトイッカ氏らしいコミカルでユニークな可愛らしい短いデザインのクチバシ。
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スッとエレガントなクチバシを持つ個体。ふふ〜んとちょっとご機嫌な上向きのクチバシを持つ個体。
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Bullfinchはこのクチバシの形状の違いによってかなり表情が異なるのでBullfinchを入手する際の一番のチェックポイントになる気がする。
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Bullfinchをぱっと見たときに一番目立つのがボディーの赤。
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ヌータヤルヴィ時代の個体の赤は現在のIITTALA刻印の個体よりもより鮮やかだけど落ち着いた発色なのはKiviのレッドとクランベリーの違いに近い感じ。写真は向かって左がヌータヤルヴィ製で右がIITTALA製。
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若干淡く柔らかな色合いとなったIITTALA製の赤いボディーは固体によって発色の濃淡がより顕著で以前のヌータ製よりも発色の個体差があるので選ぶのが面白い。
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最も個体差が大きいのが白い羽とその上に描かれた黒〜グレーの模様。
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Bullfinchのボディー構成は非常に複雑で、元となるホワイトのガラスの上にレッド(現在はクランベリー)が被さりそれが基本のボディーとなりその上に背中の黒い模様、それを覆うように白いガラスが被さりさらにその上に黒〜グレーの墨のような飾り模様が覆う非常に複雑な構成。
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白いガラスの下の黒い飾り模様が透けた個体や白いガラスの上の黒〜グレーの装飾が薄い個体・・・
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まるで吹きつけたように黒点が点在する個体等々非常に個体差がある。
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上から見た際に白い被さったガラスが左右均等なのかそうで無いのか。
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首の白いラインは中心なのかズレているのか。チェックポイントがかなり多いのが複雑なつくりのBullfinchならではの選ぶ楽しみ。

ちなみに左右がズレている個体は飾る向きによって印象が異なるのでそれはそれでまた面白い。
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短く平らな尾は典型的なトイッカバードのもの。個体によっては光を透過するとうっすらと白いガラスの下の赤いガラスが透けて見えるのが美しい。
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ヌータヤルヴィ製の個体はとても美しい字体の手彫りで"O.Toikka Nuutajärvi"の刻印。イッタラ工場製の個体にはサンドブラストによる"O.Toikka IITTALA"の刻印。最近のバードの刻印はカタログバードも限定バードもサンドブラストによる面白味に欠ける刻印のものが多く、手彫りは稀になってしまったんだけど、これはもしかしたら最近よく見かけるようになった怪しく不自然な偽造刻印(以前からその存在は指摘されていた)対策なのかもしれない。
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一羽だけで飾っても勿論美しいBullfinchなんだけど・・・
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僕的にはBullfinchは群れるとカワイさ倍増(笑)。
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クリスマスの時期にもぴったりのバードで、わが家ではツリーの足元に無くてはならないバードとなっている。また2013年から毎年一つづつ増やそうとコレクションしていて今年でBullfinchは3つとなる(昨年はBullfinchじゃなくて写真右のBullfinchに似たMoutain redstartを入手)。
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クリスマスの時期といえば赤い鳥ということで光を透過するクリアな赤いガラスが美しいRubybirdやLittle ternが主役になることが多いと思うんだけど、僕的にはBullfinchを強くオススメ。
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というのも光を透過すると美しく輝く赤いガラスのバードは、残念ながら暗い場所や光量の少ない場所、夜間には鮮やかな赤は失われドス黒いとてもダークな色に見えてしまうのが問題。が、しかし、光を僅かしか透過しない不透明に近いフロスト仕上げのボディーのBullfinchは光量に左右されない鮮やかな赤いボディーの持ち主。そんなで飾る場所も時間も選ばない、また薄暗いロウソクと間接照明だけのムーディーな雰囲気のリビングでもその鮮やかさと存在感を失わないのがオススメの一番の理由。
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光を透過すると美しい透明なバードが人気の日本では話題にも上らない程不人気バードらしいBullfinch。現在の現役バードの中でも小さいながらも実はトップクラスに手の込んだ造り&美しさのバードなんだけど、その控え目な存在感からあまり店頭でも人の目を奪う鳥では無いのは確か。
でも一度家に連れて来ると、発色や造形の美しさに気付き「ほ〜Bullfinchって悪く無いじゃん!」と誰もが思う筈。

レアだとか限定バードだから絶対手に入れたいと思う質では無く、自分が良いな、素敵だなと思ったバードを収集しているので巷では人気が無いらしいBullfinchも実はわが家のバードコレクションの中でもお気に入りのバードたち。凄く目立つ存在では無いけど、そこに居ると何となく良い雰囲気となる。そんな他のバードとはちょっと違う独特な雰囲気の持ち主のBullfinchは今後も毎年一羽づつ増え続く予定(まぁいつかストップするとは思うけどあと1〜2年は確実)。
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Bullfinch/Punatulkku
1994-1997, 1998-
-120x75mm


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by buckup | 2016-12-14 08:56 | Favorite。(283) | Trackback | Comments(0)
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