人気ブログランキング | 話題のタグを見る

独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
lost motivation...
lost motivation..._c0030570_17113469.jpg
最近まったくブログの記事を書く気が起きない一番の原因。それは以前から嘆いていたイッタラの価格急騰。今日はグチグチとその辺を書き連ねていきたいと思う(完全に愚痴なので興味のない方はスルーでお願いします)。





lost motivation..._c0030570_17133193.jpg
大好きなイッタラ。我が家の永久定番認定しているTeemaやKartioといった食器。そして何と言っても膨大な時間と資金を投資して築いた愛して止まないトイッカ氏のバードコレクション。なんだけど、最近はイッタラへの興味が急降下。
というのも、以前からの顧客の事なんか1ミリも考えていないような価格の急高騰。その価格の上げっぷりは、日本でバードの人気が出始めた頃に急増し始めた転売屋(現在もその数は増え続けている。転売ってよっぽど儲かるのね。僕は転売なんて卑しく感じて出来ないけど。苦笑)も真っ青な暴挙とも言える常軌を逸した価格上昇。もうその高騰しすぎた今の価格を見ると本当にゲンナリため息しか出ないのが現状。

写真は2011年からのイッタラのカタログ。大事に収集してきたこのカタログを開くと、もう今現在の価格が嘘にしか見えない(悲)。
lost motivation..._c0030570_17183528.jpg
妻と出会った年からのアニュアルバードをずーっと収集していこうと思っていたんだけど、それを止めることにしたのが昨年2016年。というのもあまりにも馬鹿馬鹿しい価格に急騰したアニュアルバードに愛想を尽かし、もうこれ以上価格が急騰したら正直ついていけないと思っていたのが昨年のこと。しかしながら2017年のアニュアルバードは2016年の€445を遥かに上回る€595!!エッグ(€398)と一緒に購入すると驚きの€1000で完全に趣味の範疇を逸脱した価格。記念の年にアニュアルなんて洒落たことが気軽に出来る価格でもはやは無いレべル。

正直この値段をバードに払うのだったら家族一緒に旅行にでも行った方が楽しい思い出として後々まで記憶に残るより良いお金の使い道なのではと本気で考えてしまう。
lost motivation..._c0030570_1725259.jpg
ちなみに2011年からのアニュアルバードとエッグの価格の推移を書き出してみると。。。

2011: Choral eider €199 egg €199
2012: Mirella €199 egg €239
2013: Mistel thrush €219 egg €209
2014: Alder thrush €219 egg €245
2015: Lakla €288 egg €258
2016: Harvest Puffball €445 egg €390
2017: Kiuru €595 egg €398

2016年と2017年の尋常では無い価格急騰っぷりが明確に。正直2015年のLaklaの時に「この面白くない色ガラス膨らましただけのアニュアルに€288は高いなぁ」と思ったのにその翌年には2014年のほぼ倍の価格に急騰(正直2016年のアニュアルも僕的にはピンと来なかったし、あの値段に見合うデザインと技巧が施されたバードに思えなかった)。
昨年既に明言していた通り「これ以上バードの価格が高騰するようだったらイッタラとはさよなら」ってな気分に今現在なっているのが正直なところ。もう今現在のバードの価格を見ると本当にため息しか出ない。
lost motivation..._c0030570_17432630.jpg
価格が尋常でない急騰しているのはアニュアルだけに止まらず。長らく入門バードとしてコレクションの中でも一番安価で手の出し易かったLittle ternの今年の価格を見てびーっくり!!!
lost motivation..._c0030570_17451221.jpg
2011年には€65だったLittle ternは今年驚きの€166へ!2011年からの価格の推移をざっと書き出してみると、

€65→€65→€89→€91→€94→€126→€166

アニュアル同様2016年に急騰して今年は尋常でない値上げを果たしている。ちなみに同じく入門バードのPuffballの今年の価格は€152(2012年に登場したレッドは€79だった)で色ガラスを膨らましただけのLittle ternよりも安くなるという価格の逆転現象が起きている。

最近のイッタラのバードの価格付けは不可いなところが多く、以前はガラスの量、技巧や制作の難易度によって価格が変化していたのに、最近は売れ筋の透明なバードの価格は明らかに高め。不透明な技巧は施されているのにあまり人気の無いバードの価格の上昇率は低めと、完全に売れ筋バードを狙っての価格急騰となっているのが露骨で非常にいやらしい。
lost motivation..._c0030570_1756475.jpg
納得のいかない価格急騰で絶対に外せないのが同じく入門バードとして購入しやすいバードだったRuby bird。コレも価格の推移を書き出してみると

€189→€189→€199→€209→€216→€255→€298

以前の感覚からすると€298と言えばPheasantやRusee Grebe等の大型バードや脚付きバードの価格。Little tern同様色ガラスを膨らましただけの技巧の凝らされていない入門バードのRuby birdの価格が以前のアニュアルバードよりも高い€300とか本当に信じられない。
それと同じ理由から、今年フィンランド建国100周年を記念してつくられたRuby birdの色違い版のウルトラマリンブルーのボディーを持つSuomi 100 Doveの値段が€388とか本当に馬鹿らしくなって幾ら限定で見た目が美しいバードでも全然買う気が起きないのが現状。
lost motivation..._c0030570_1895788.jpg
勿論TeemaやKiviも値段は上昇している。ちなみに2011年のKiviのブルー&グリーン系の価格が€11,95。今年の価格は€18,50。確かに高くはなっているけど、6年でこのくらいの価格上昇率なら我慢もできる。
lost motivation..._c0030570_18115729.jpg
すべての商品の価格が急騰している訳ではなく、今年価格ダウンしたのがアアルトベース160mm。昨年€149だったアアルトベース160mmは今年驚くべき事に€129にダウン。ちなみに2011年からの値段の推移を書き出してみると

€99→€99→€139→€149→€149→€149→€129

食器店に勤める妻の従姉妹によると「以前から高くて売れなかったのにあんな価格にするから2015年なんて一つも売れなかったわよ!アアルトベースは在庫をセールで売ったら取り扱いは止め。Aarneもバードも高過ぎで扱うの止めたし。イッタラはどんどん取り扱える商品が減っていっていて本当に残念!」と言っていた。

ちなみにアアルトベースを正規の値段で扱っている店は最近では殆ど無く多くのショップで常時20〜30%オフ状態。セール価格にしても売れないってのが現状のようで、この数年で価格急騰して全く売れなくなったバードの取扱店が激減したように数年後にはアアルトベースも店頭で見ることは出来無くなってしまうのではと危惧している。
lost motivation..._c0030570_18532437.jpg
もちろん商売だから儲けなくちゃいけない。でも人気が出始めたから価格急騰ってのは何だか本当に残念。売れない時から買い支えてきた顧客の事なんかお構いなしに、今売れてるから価格倍とか凄くいやらしいし購入意欲激減(おかげで物欲から解放されつつあるけど。苦笑)。

先日もイッタラのセールに行ったんだけど、以前のようにワクワクする事も全くなく。今年のアニュアルバードも現物は悪くないなと思ったけど値段を見て萎え萎え。最近はバードの偽物まで市場に普通に出回り始めてさらに萎え萎え(偽物には本当に注意!怪しいバードには決して手を出さないように!)
そんなでイッタラ&バードは当分休眠って事になるんじゃないかと思っている。あ、でもイッタラの愛用している食器もキャンドルホルダーもバードたちも現在進行形でお気に入りで飽きた訳ではないので、決して売り払うなんて事はないので心配ご無用。ブームが去ってイッタラが正気に戻り、以前のような適正価格になったらまたコレクション再開かなと今は思っている(今は高値で売られているバードも流行が過ぎ去れば二束三文にしかならなくなり、以前のように本当に好きな人だけがコレクションする品に戻る事を願いつつ当分は安い掘り出しものだけを狙う隠遁者のような生活になるような気がする)。

最後まで僕の膨大な愚痴を読んで頂き誠にありがとうございました!ここに書いた事はあくまで僕個人の感じていることなのであしからず。。。
by buckup | 2017-02-07 19:28 | 雑記。 (185) | Comments(20)
Commented by hek at 2017-02-07 21:55 x
buckさん、お久しぶりです。薄々分かっていましたが、数字でまとめてくださったので傾向丸わかりです。ありがとうございます。
私は2011年にヘルシンキ空港でコーラルエイダーの実物を見たときに『素敵だけど高価だなぁ(でも買えなくはない)』と思ったのがイッタラバードとの出会いだったのですが、当時のガラスの嗜好品に対しての金銭感覚は今でも間違ってないと思ってます。
ここ数年、仰る通り中古市場の相場も値上がり幅が凄まじいですし、新品の京都バードも10万円のびっくり価格。
せめて値段に見合った工夫とか、技巧とかが垣間見えればよいのですが、素人目にも作る行程が想像できる、簡単そうな鳥が増えました。
80-90年代の凝ったデザインのバードは、どうやってこれを作ったのかな?とか、何人の手作業なのかな?とか想像する楽しみがありましたね。

幸いガラスというマテリアルはお手入れも簡単ですし、劣化もそれほど気にしなくてよいので、今手元にあるバードをじっくり愛でる、とか同じガラスの嗜好品の分野でも、若手の作家さんのガラス作品を買って、応援するというのもアリだなと私も考えています。実際、イッタラ価格を見慣れていると、新人の作家さんの小品等ならば凄く安く思えたりします笑。
ちょっと暗いコメントになってしまい申し訳ありません…
Commented by michiganko at 2017-02-08 01:17 x
Buckさん
アメリカミシガン在住のものです。はじめまして。いつもブログの更新楽しみにしています。最近の価格高騰についてはイッタラがどういうつもりでやっているのか全く不可解だなとずっと思ってました。ここアメリカではもちろんイッタラはさほぼメジャーではありませんので、シーズン終盤にはbirdも50%Offなどチラホラ。こんな状態で本国がなぜ値を吊り上げる必要があるのでしょうか。Oivaの意向とも思いにくいですし、イッタラがせこい値上げをしたからといって、Birdの生産数を考えるとそんなにトータルの売り上げに貢献するとも思えず、Birdみたいな数が出ない製品のビジネスは徐々に小さくしていきたいのでは?
(最後にはアートピースみたいな扱いにしたいとか?)
なんとも悲しく、残念な話です。
Commented by Bun at 2017-02-08 11:53 x
初めてコメントさせて頂きます。初めまして、Bunと申します。いつも楽しみに拝見していました。

buckさん最近ブログ更新されないなー、と寂しく思っていたのですが、そういう理由があったんですね。前々からおっしゃっていましたものね。

私自身は10年前からバードに興味を持ち始め、6年程前にバード本だけ先に手に入れて、いつか買いたいなーとのんびり構えていたら、価格高騰に逆に慌てて蒐集を始めた人間です。

ただ、やはりびっくりするくらい高騰しているのは分かっていたので、アウトレットやネットのSALEを狙うなど1つも定価で買っていません。と、いうか買えません(笑)

私自身、ドイツに二ヶ月だけですが短期留学した過去があることもあり、勝手にbuckさんに親近感と憧れを抱いていました。是非ブログ続けて欲しいです。

イッタラのやり方はバード以外でも首を傾げたくなることが増えてきましたが、本当に何なんでしょうね。大好きなメーカーなので、大好きなままでいたいですし、そうさせて欲しいと心から思います。

今後もブログ、楽しみにしています。
Commented by めぐみ at 2017-02-08 12:16 x
buckさん、初めまして。
kivi好きですがバードにはいまだに恐ろしくて(笑)手が出せず、「いつか」と思いながら美しいお写真を拝見するのを楽しみにしている者です。
(あ、あと我が家にもワンコがいるので、たまに登場される愛犬くんにもキュンキュンしています!)
バードの値上がり、今回記事にしていただき、ここまでとは、と驚きました。なにより愛のない転売屋や金額=価値と思っている(?)一部のコレクターの存在が悲しいです。(私もいつか結婚記念年のアニュアルバードを買おうと夢見ていたのに・・・。)

buckさんのイッタラ愛に満ちたブログが大好きです。コレクションをお休みされるとしても、お手持ちのバードやkivi、そのほかのご愛用品は何回でも拝見したいので色々お写真に撮ってアップしていただけると嬉しいです!
Commented by fika_nikonoya at 2017-02-08 13:50
私もBUCKさんのブログでイッタラのガラス製品の美しさ、もっとも撮影も本当に素敵に撮影されていて、魅力が伝わってきました。バードの高騰・・・たしかに転売やオークションなどは特に限定ものなどは目がまわる金額で取引されているようで、私はもともとオークションでもお宝を探しだして納得のできる金額にてちょこちょこ集めているのが身の丈にあっているので今の高騰した金額には触れることもないですが、、残念ですよね~(^_^;) 商売の基本はお客様が喜んで満足するってことなんですけどね、そこを忘れたら売れなくなるでしょうし、素晴らしい作品も可哀想ですね。
Commented by Snowlowl at 2017-02-10 14:07 x
は〜… こうやって、価格を見せていただくと、考えられない高騰ですね…
私自身が初めてバードを購入したのは4年程前、scopeさんの別注でしたが、当時買ったものが今リリースされたら、間違いなく倍以上の価格だなと思いました。リトルターンの値上げはショック。まして日本の定価なんてどうなるんでしょう…
バードは大好きだし、日々見て癒されていますが、新しいコレクションの拡充は難しいなぁ〜(^^;;
buckさんがお持ちのコレクション、またいろんな角度で見せてください♪
楽しみにしています‼︎〜
Commented at 2017-02-10 16:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by buckup at 2017-02-15 16:58
hekさん、本当にお久しぶりです&コメントありがとうございます!
そう、僕も当時今と比べれば格安だったジュエルドキウィを見て「一体誰がこんな高価なガラスのオブジェ買うんだろう?」とか思い、まさか自分がこんなにもコレクションするとは夢にも思っていませんでした。それが今じゃ当時の価格の3倍。それでも日本では売れてるってんだからある意味金銭感覚麻痺しちゃっているのかもしれませんね。
京都バード10万!もうねぇ本当にびっくりしましたよ!以前だったら4~5万の大きさのバードが10万とか。しかも最近のバードはデザインもあれだし。hekさんおっしゃるように、最近のバードってシンプル過ぎて「どうやって作ったんだろう?」って想像する楽しみすら無くなってしまっていますよね。本当に本当に残念。
一体イッタラはどうしちゃったんでしょうねー。フィスカス参加になってから営利追求型に変わり今じゃもう以前の良心なんて跡形も見られないほどがめつい企業となってしまってなんというか見ていて悲しいです。
今手元にあるバードを愛でる>まさに僕も同じことを考えています。そしてhekさん同様、この価格でバードに支払うのなら他の手段もあり得ると最近本当に思っています。オブジェは何もバードだけじゃないですからね!

共感できるところ満載のコメントありがとうございました!グチグチと感じていた事、僕一人ではないんだという事がわかりスッキリした気分です!
Commented by buckup at 2017-02-15 17:09
michigankoさん、はじめまして&コメントありがとうございます!
遠いアメリカからこんなブログを楽しみにしてくれている方が居る事に正直驚き。と同時に本当にありがとうございます!
最近のイッタラの爆上げ不可解に思っているのは僕だけじゃないのですね。本当にこの1〜2年で「どうしちゃったの?」レベルの爆上げどう考えても理解出来ません。
アメリカでは人気だと思っていたのに意外にもメジャーではないのですね。びーっくり。そしてヨーロッパ同様にセールでの大幅値下げ。最近はセールの時の値下げ価格のための価格爆上げかとも勘ぐってしまいます。そんなだから正規の価格で買うのが本当に馬鹿らしい。僕も今じゃ正規の価格で買うことは本当に稀。そしてショップも売れないから新商品でもリリースと同時に10~20%オフなんて信じられない現象も多発。一体何のための価格爆上げなのか全然理解できません。
以前トイッカ氏のインタビューで「バードは生産するという目的ではなく、ガラス職人の技術向上と鍛錬にも役立っている」なんて事を聞いたことがあるので、現在の売れ筋の色ガラスを膨らましただけのバードばっかなのに疑問。特に昨年末にリリースされたシティバードの第二弾はあまりのデザインの酷さにトイッカ氏自身の監修無しにリリースされたのではと思ってしまった程。以前はアートピースになり得る素晴らしいバードも多かったのに、最近の子供だましな色ガラス膨らましただけのガラスバードじゃ価格だけが先走っているようにしか見えないんですよねー。本当にこの先バードとイッタラはどこに向かおうとしているのでしょうね〜。大好きなバードとイッタラなだけに本当に心配になってしまいます!
Commented by buckup at 2017-02-15 17:21
Bunさん。はじめまして&嬉しいコメントありがとうございます!

そう、以前はカタログやバード本を眺めながら「あ〜美しい鳥だなぁ〜」なんて夢見ながらゆーっくりと自分好みのバードを選ぶなんて感じで焦らずゆーっくりとバードをコレクション出来たのに、最近は人気のバードは争奪戦。中古でもちょっと珍しいバードが出てくれば一気にグーンと価格上昇。ブログやインスタ見ても以前のリサラーソンの如く右を見ても左を見てもバード&Kivi。まるで社会主義国家の配給品の如くバード、バードな現状がちょっと残念。以前はバードはそれ程メジャーじゃなくて情報交換さえ難しかったのに今じゃバードやKiviが金儲けのアイテムと化し転売目的の標的になっているのが本当に残念。Bunさんのように以前からバードに興味を持っていた人たちにとって本当に厳しい現状ですよね(困)。

僕もBunさん同様、最近じゃもうセールやアウトレット以外の定価ではバード買えません。しかもバード高騰に伴い、売れないバードを扱うショップ自体が減ってしまって以前のように選ぶ事が出来なくなってしまった。コレじゃ本当に高い定価で買う意味が無い。となると昔からのコレクターは離れて行ってしまいますよね。僕の周りでも多くのコレクターがイッタラの現状に嫌気がさして素晴らしいコレクション手放しちゃっている人少なく無いです。僕も一時本当に嫌気がさしてコレクション手放そうかと真剣に考えましたから。

Bunさんをはじめこの愚痴記事に皆さんからの温かいコメントを頂き元気復活。細々ながらこの先も今あるコレクションの紹介やレビューを書き続けていきたいと思うので、どうぞ変わらず宜しくお願い致しますです!
Commented by ありか at 2017-02-25 18:15 x
こっちへのコメントは初めまして、ですね。(ツイッターで何度かお世話になってます)

まるっと同意です。
本当にどんどん高くなって、しかもその割にすごいクオリティかというと…ですね。
シティバードも興味あったけど、現状では買う予定なしです。(10万程度をボンボン買えないとも言う)

私はもともと2009年のRaquelあたりからバードにはまり、いろいろと買い集め、飾ったり、時には閉鎖前のヌータ見学に行ったりと情熱(とお金)をささげてきました。
が、この約1年は某sさんのオリジナルしか買ってない気も。

興味が0になったわけではないので、新製品情報とかはチェックしますし、ブログのガラスや食卓、ワンちゃんや税関とのバトルなど楽しみにしてます。
Commented by buckup at 2017-04-14 21:49
めぐみさん、嬉しいコメント頂いたのにお返事超遅くなってしまい本当に申し訳ない!
バードは中々手を出せる価格じゃないですよね〜。僕もコレクション当初は「こんな高いモノ絶対買えない!」とか思っていたのにこんなにコレクションしてしまった(汗)。バードは金銭感覚を狂わす危険性と中毒性を孕んだ非常に危険なアートピースなんじゃないかと最近思っています(苦笑)。

バードの値上げ。本当に残念でなりません。正直今の値段のバードを買うなら、妻と愛犬と一緒に諸侯に行って思い出作った方がよっぽど良いかなと思う次第。以前は高かったけどお小遣いでも手の届く範囲内だったのに、今じゃ手の出ない高嶺の花になってしまったのが本当に残念。特にアニュアルは妻と出会った年から毎年老いるまで買い続けたいと思ってただけに本当に残念でなりません(悲)。

まぁまだまだコレクションも沢山あるし、バード以外にもレビューしたいものもあるしでぼちぼちブログの更新できればと思っています。ただ今回というか今年に入ってからのあまりに残念すぎるイッタラの価格爆上げと値引きに辟易としているのは事実。本当、最近はイッタラのことを考えるとため息しか出ません(本当に残念)。
Commented by buckup at 2017-04-14 21:55
nikoさん、お返事遅くなりスミマセン(汗)。え、そうだったのですか?てっきりnikoさんは僕よりも前からガラス蒐集しているのかと思っていました(驚&嬉)。中古バードの高騰はまぁ今に始まったことじゃないからもうしょうがないんだけど、それに便乗するかの如く本家イッタラまでもが転売ヤーの如く価格爆上げしてしまったのが何とも残念。売れるなら価格上昇ってのはしょうがないとしても、3年前の3倍の値段とかになるとさすがに辟易。あまりの馬鹿馬鹿しさにイッタラの本質というか経営理念を疑ってしまいます。コアなバードコレクターがすでにそのコレクションを売っ払ってしまったのも納得。最近あまりのイッタラの酷さに僕もコレクション手放しちゃおうかとか考え始めています。本当に酷すぎ、最近のイッタラ。本当素晴らしい作品が可哀想です(涙)。
Commented by buckup at 2017-04-14 21:59
Snowlowlさん。信じられない高騰っぷりでしょう。以前一時帰国した際にLittle ternを8千円で買ったのが嘘みたい。さらに輪をかけての最近のヨーロッパ価格の急騰はもう本当に笑っちゃうレベルです。しかも値上げしといて売れないからって現行品30%引きとか本当に「何してるの?イッタラ」な状態。もうイッタラもバードも末期的。こんな経営していたら数年後にはイッタラっていうブランド自体が無くなっちゃうんじゃないかと本当に心配です。
まだまだ紹介しきれていないコレクションもあるし、紹介したいのはイッタラばかりじゃないのでぼちぼちまたブログかけていけたらと思っています。コメント、本当にありがとうございました!
Commented by buckup at 2017-04-14 22:06
kayaさん、お久しぶりです!今年の春は暖かいですね〜。今年は日本よりも早くドイツでの花見を満喫。今日も天気はイマイチだけど、寒い例年に比べればはるかに暖かく、静かな復活祭休暇を楽しんでいます。
まぁドイツだからDBを始め毎年値段が上がるのには慣れっこにはなっていたけど、最近のイッタラの爆上げっぷりは尋常じゃないですよね。通常の物価上昇率の遥かに上。あまりに異常な価格上昇っぷりにうちの近くのショップではイッタラ扱うのやめちゃった店も。バードを扱う店はほぼ全滅。もう何処でバード買ったら良いのやらってな感じです(悲)。
そう、アアルトベースは値段下がりましたよね。それでも3〜4年前の価格より高いんだけど。そして売れ筋のフィンランディアは価格アップと本当に狡いイッタラ(苦笑)。しかもセール続発、正規の値段で買うのが本当にバカみたいですよねー。もうイッタラは正規店じゃなくてアウトレットかセールで買ってねっていう方針なのでしょうか?本当に最近のイッタラの経営方針には首を傾げてしまいます。
そうそう、イッタラも高くなったけど、例えばRimowaも高くなりましたよねー。もう今じゃ手が出ない。どうか愛用のRimowa、壊れませんよーにってフライトする旅にドキドキしながら願っている現状です。
Commented by buckup at 2017-04-14 22:12
ありかさん、コメントありがとうございます♪
ですよねー。特に以前を知っていると今のイッタラの価格は受け入れられないものがありますよね。しかも価格に見合っていないクオリティー。クオリティーは以前よりも低く&甘くなっているのに価格だけが一人歩き。最近イッタラやバード知った神山さんたちにとっては今の価格が普通なんだろうけど、数年前のイッタラを知っている人にとっては信じられない暴挙ですよねー。しかも出るもの出るものツマラナイ!僕も最近はスコープオリジナルだけが楽しみになりつつあります(しっかし今年のDove100やアニュアルの手抜き感が本当に堪りません)。
僕も興味はゼロになったわけじゃないけど、正直今のイッタラの魅力は0に近く。あの価格だったらもっと良いものあるじゃんみたいな感じです、今現在。
数年後に行ったら倒産なんてことのないよう願いつつ、昔からの顧客のことも考えてくれるそんな経営になるように願いたいですねー。本当Fiskarsがトップになってからのイッタラ、ヌーた閉鎖したり価格爆上げしたりと迷走しすぎですよー!
Commented at 2022-01-21 13:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ocelot at 2022-10-13 09:51 x
90年代から2000年代初頭のバードが好きで,buck様のサイトをよく拝見しています.ヘルシンキに滞在した2010年頃から,ちょこちょこ集めています.

私も同じく,最近のバードには関心がわきません.buck様がお嘆きになっている価格高騰も残念ですが,なにより,職人技を駆使して面白いプロダクトを作ってやろうという気迫のようなものが全く感じられないのは私にとって致命的です.色ガラスを膨らませると確かに綺麗ではあるし,SNSでは写真が映え,Oiva Toikkaのユーモアあふれるデザインは面白いです.しかし,誤解を恐れずに言えば,それだけなのです.今のバードならiittalaでなくても,世界中どこでも生産できます.むしろ人件費の安い国の方が手間暇かけて一層高品質のバードを生産できる可能性があります.

Oiva Toikkaがお亡くなりになった今,過去のデザインやアイデアにしがみついてマスプロダクトを生産し,(マスプロダクトと普通は相矛盾する)高い利益率をブランディングで巧妙に確保するのが,iittalaも含めてヨーロッパブランドの潮流なのだと理解しています.ロイヤルコペンハーゲンやウェッジウッドのように,iittalaも近い将来,アジアに生産拠点が移っても驚きません.

マーケットが物事を決めるのは資本主義の原則ですが,手仕事から生まれる特別感を求める我々には厳しい現状です.90年代のバードを再現できる職人さんは今,iittalaに残っているのでしょうか.

本当に残念ですね.
Commented by buckup at 2022-11-01 22:07
とても興味深いコメントありがとございます♪

本当、最近のバードは何だか手抜きというか骨抜きというか。。。魅了的なバードは皆無ですよね(残念)。自分も様々な試行錯誤が施され勢いのあった初期の作品と2000年台初頭〜ヌータヤルヴィ閉鎖までの洗練&技術的に一つの到達点に達していたかのような時期のバードが特に好きです。
トイッカ氏が生前「バード作りは職人達の技術向上&伝承にもつながっている」とコメントしていたけど、最近の職人さん達は果たして以前のような技巧の凝らされたバードを再現できるのだろうかと最近の色ガラス膨らませっぱなしのバードを見て考えてしまいます。

ocelotさんおっしゃる通り、最近はSNS映えするバードが好まれ、人に自慢できるレアな品のみが重宝され、SNSに写真上げたら二度と目にする事は無いような生活に溶け込んでいないバードが多いように思われ非常に悲しいです。
また最近の傾向として、リサラルソンのように彼女の作品である筈の陶器ではなく、それを模したプラスチック製品が巷に溢れ人気を博しているように、いづれバードもそんな安価な大量模造生産品が占めるようになっていくようになるのではと危惧しています。

トイッカ氏亡き今、カイ・フランクの作品のように残されたデザインを元に色を変え生産され続けるのは大切だと思うけど、トイッカ氏が亡くなってから更にエスカレートしている値段に釣り合わない色ガラスバードの大量生産は本当に残念。
イッタラもフィスカース傘下になってからヌータが閉鎖され、技巧の凝らされたバードが減り、生産性重視になってきたけど、確かにこのままだとガラス部門さえもアジアに移行なんて事もあるかもしれませんね。現にアテネの朝やオーナメント、イヤーボールなんかは既に中国産だし(なのにあの値段なのには驚き)。
Commented by buckup at 2022-11-01 22:10
奇しくもocelotさん書かれたロイヤルコペンハーゲンもウェッジウッドもイッタラ同様フィスカース傘下。これはヨーロッパブランドの流れというよりはフィスカースの指向なのかも(現に欧州ブランドは第三国産ではなく自国生産を売りにしているブランドが増えつつある)。
ちなみにイッタラはドイツのすべての直営店&アウトレットを閉鎖。あまりの価格高騰に実店舗で扱うショップも激減。今では僅かなショップか通販でしかイッタラは購入出来ないというとても悲しい状況です。

イッタラを訪れたのは丁度ケラミック部門が閉鎖される直前で、ガイドをしてくれた方の「フィンランドの自慢と誇りだった歴史あるイッタラ&アラビアの工場が閉鎖されてしまうのは非常に悲しい」という言葉が今でも心に残っています。
<< to be continued iittala Birds b... >>


タグ
カテゴリ
最新の記事
一点モノの価値
at 2022-11-01 21:19
クリスマスなリビング*2021
at 2021-12-30 23:03
クリスマスディナー*2021
at 2021-12-30 22:27
わが家の鉄とガラスとキャンド..
at 2021-12-28 22:05
Emil Schalling..
at 2021-12-28 21:29
新年のバードたち*2021
at 2021-01-10 04:59
クリスマスなリビング*2020
at 2020-12-28 19:41
以前の記事
2022年 11月
2021年 12月
2021年 01月
2020年 12月
2019年 09月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 09月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 04月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2009年 03月
2009年 02月
2008年 07月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 02月
2007年 10月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 04月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
最新のコメント
検索
記事ランキング
最新のトラックバック
その他のジャンル
お気に入りブログ
このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。