独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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XQtwo c & Bi-Wiring -不可解な接続
思いがけない休日。外は春の快晴、妻は仕事で不在の午後。となればやるべき事は一つ、久しぶりのオーディオ。午後の贅沢な一時を、気兼ね無く久しぶりに大音量(といっても勿論人間的常識的許容範囲以内。笑)で音楽を聞いて楽しむ事にしました。
まずは久しぶりにクラシックCD、デッカ・ロンドンの「ボレロ(デュトワ・ラヴェル・スペシャル!)」から。最近は主にジャズ&古楽を中心に聴いていたので、まるまる一枚クラシックを聴くのは久しぶり。我が家のオーディオシステム・SONY&KEFも気持ちの良い奥行きのある中々立体的な音で鳴っているのに一人満足。フランスものはやはりデュトワ、それもやはり80年代のモントリオール響とのカップリングが最高だなぁなんて思いながら気持ち良く完聴。
しかし現状には満足できずに常に上を目指してみたいのが人間の悲しい性。最近はまさにオーディオラックの肥やし、お蔵入りとなっていたAURA VA-40でCDを聴いてみたい衝動に・・・。
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前述のようにオーディオラックには並んでいたものの、すべての配線が外されていたVA-40。AURAでCDを聴くためにはまずCDプレーヤーとスピーカーを接続しなければならない。
と言う訳で、我が家のCD/SACDプレーヤー・SCD-XB780とVA-40をTransparent社製のLink100で接続。そして我が家のスピーカー・KEF XQoneにはKimber社の4VSを使用。このケーブルは寝室のサブシステムに使用していたもので2m強といささかリビングのメインシステムには短かったものの何とか接続。
しかしXQoneの端子はバイワイアリング仕様。まともに音を聞くためにはバイワイアリング用のケーブルかブリッジが必要。うちにあるブリッジはセンタースピーカーのXQtwo cに使用している、同じくKimber社の4TCで作ったブリッジがあるのみ。そんな訳でセンタースピーカから4TC製ブリッジを外し、そんなこんなで約20分でセッティング(と呼べるのか???)を終え、久しぶりにAURA VA-40の音を堪能する。
柔らかいAURA独特の音に加え、現在メインで使用しているソニーのAVアンプ・STR-DB895Dよりも繊細且つダイナミックな音にAURAの良さを再確認。「やはりCDを楽しむためには良いアンプに繋がなきゃダメだよな」なんて思いつつもオーディオ熱が上がらないうちに早々にVA-40での試聴を終える。
ちなみに僕の一番のお気に入りのアンプ・AURA VA-100LSは何故かうちのKEF XQoneとは相性が悪い。XQoneのハイパーツィーターの影響か、AURAらしからぬ高音が刺々しいギスギスした音になってしまう。しかし今回はじめて試してみたAURAの一番最初に作られたアンプ・VA-40との接続ではそんな問題も無く、いつもながらの僕好みの、実にAURAらしい音で鳴るという事を発見したのが今日の一番の収穫だろうか。AURA VA-40については後日改めて詳しく書いてみたいと思う。

そしてそれに付随するように、今日の二番目の収穫とも言えるのが、このエントリーのタイトルにもなっている我が家のセンタースピーカー・KEF XQtwo cのバイワイアリング接続について。
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タイトルにあるように何が不可解かというと、実は2年前に引っ越してから今日の今日に至るまで、アンプから伸びるスピーカーケーブルが何故か「HF」に接続されていたのだ。
通常バイワイアリング接続の出来るスピーカーには「高音」と「低音」の4つの端子があり、通常一本のケーブルを使用しブリッジを使用する場合、「LF(低音)」側にケーブルを接続しHFとLFをブリッジケーブルや金属プレートを使用し接続するのが普通。
しかし何故かうちのセンタースピーカーには「HF(高音)」側にケーブルが接続されていたのを、VA-40の試聴が終わり、4TCブリッジをセンタースピーカに戻す時に気付きました。「何故だろう???」と思いつつ、ケーブルを「LF」に再接続。
となれば気になるのは音の違い。実はずっと「DVD鑑賞時にうちのセンターから出て来る声は、映画館に比べると薄っぺらくどうも低音がカットされているような感じだなぁ」と思っていた矢先。これでしっかりと低音の渋みの効いた「声」が出るようになっていればめっけ物なんて思いつつ「STAR WARS EP.2」をおもむろに鑑賞。
「おぉセリフに深みがある〜!」なんて一人感激しながら平日の真っ昼間から「STAR WARS」に見入ってしまいました。

未だに何故にこの不可解な接続を行ったのかは自分自身でも不明ですが、とりあえずこれにてXQtwo cの低音問題も一件落着。後はフロントSPケーブル同様、8TCを入手し、今使用している4TCを足してブリッジ無しの接続にしてやればさらにまろやか且つ骨太の音で鳴ってくれるでしょう。
またCD鑑賞用にAURA VA-40も接続できるようにしたいもの。幸いVA-40の出力はシングルなので8VS一本で事足りそうです。となれば懐と相談してこれらのケーブルを入手するのみ。
とはいうものの、SPケーブルを新たに入手するという事は、それに伴いWBTのバナナやYラグも購入しなければいけないし、総計すると中々痛い出費になるんですよね〜(実は今とっても欲しい物があり目下節約中。泣)。さ〜てどうしたものやら・・・。 
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by buckup | 2008-04-30 00:26 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(9)
a secret wish -PROPAGANDA
1985年にドイツ・ZTTレーベルからリリースされたアルバムをDan VickersとTim Lambertが5.1CHにリミックスしたのがこのアルバム。
ドイツ出身の男女四人組のこのPROPAGANDA。当時洋楽に全然詳しくなかった僕は当然このグループの名前すら知らず、ジャケットデザインの雰囲気で思わず注文してしまった一枚です(笑)。
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アルバムは、もうこれぞ80年代と言わんばかりのシンセの打ち込み満載の懐かしい感じのする音作りと構成。サウンド的には、当時日本でも人気の高かったTMネットワーク(懐かしい)のアルバム「キャロル」と雰囲気がとても似ているような気がします。

特筆すべきはこのアルバムの音質。ミドル80sのアルバムにもかかわらず、出てくる音はとても瑞々しく、80年代の録音にありがちな派手ながらも薄っぺらい音の作りではなく、実に骨太の音でリスナーを80年代へと導いてくれます。
特に5.1chのミキシングは素晴らしく、冒頭の「DREAM WITHIN A DREAM」では現実味のある柔らかいトランペットの音もさることながらも、その後に続くコンコンとまるで時を刻むような硬質且つ深みのあるリアルなマリンバの刻みがリスナーを中心に360度グルリと回転していく音の移動は中々のものです。これはSACDマルチ再生の5本のスピーカの音量バランスをとるのにも中々良い感じです。

アルバムは当然ながら最後まで実に80年代らしいノリのまま行く訳ですが、久しぶりに聞くこの80年代ならではのサウンドもたまには悪くないなと再確認したアルバムです。
最近のSACD鑑賞の傾向として、フロントを基調としてリスナーの前方に広がる音の深さや立体感を再現し、あたかも奏者が目の前で演奏しているかのようなミキシングこそSACDの本道だというような流れがありますが、自分としては(ことポップスアルバムに関しては)このアルバムのようにリスナーを中心にして360°グルリと音に浸れる楽しさ、またあらゆる方向から予期せぬ音が聴こえて来るサラウンドならではの面白さのあるトリッキーなミックスのアルバムが結構好きだったりします。
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by buckup | 2008-04-15 02:59 | SACD。 (63) | Trackback | Comments(0)
Meine neue Brille
「眼鏡は〜顔の一部で〜す♪」なんてテレビの宣伝を見たのは遠い遠い昔の子供の頃の話。もちろんドイツではそんな宣伝は流れていません。
幸いな事に普段生活する上で眼鏡がどうしても無いとダメというほど僕の目は悪い訳ではないのだけれども、どうも最近仕事で細かい記号を遠目に見たり、DVDを鑑賞したりする時に以前よりもボケて見えなくなってきた感がありました(歳のせいかも。爆)。
そこで今回半年かけて自分に合う眼鏡を探した結果、やっと下の写真の眼鏡が出来ました。新しい眼鏡は実に3年半ぶりです。
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そもそも普段は眼鏡をしないで生活をしていた人なので、大事な仕事の時や映画を見に行く時などのみに眼鏡を限定的に使用していました。
それが歴代一番装着感の良く、気に入っていた眼鏡を出張先で紛失してからおよそ2年、予備眼鏡だけでいままで過ごしてきました。
しかし前述した通り、最近普段の生活にも眼鏡の必要性を感じ昨年の夏より新しい眼鏡をボチボチと探していました。

しかし仕事先の街の眼鏡屋さんをほぼ制覇し、出張先でも時間が許せば眼鏡屋周りをしたにもかかわらず、全然しっくりくる眼鏡が見つからなかったこの苦節半年。
最後の賭けと思い行った、普段は絶対に行くことのない地元の小さな眼鏡屋さんで、今回の眼鏡と奇跡的に出会うことが出来ました。「灯台下暗し」とはまさにこのこと・・・(汗)。
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なによりドイツで、というよりは外国で眼鏡を選ぶのは、日本人の僕にとって一筋縄では行かないところがあるのです。
その原因の第一に、根本的に、というか生物学的に、ゲルマン人と日本人の僕とではもう頭蓋骨の形・・・そう、骨格からして異なるのです。

日本人から見た外国人の中でも、その外国人顔の筆頭にあげられほど日本人、もしくはモンゴロイドからかけ離れた骨格を持つのがドイツ人。
まず顔の形、面長で鼻が高く、目がくぼみ、頭部が後ろに長い(???長いという表現はともかく、これは特にイギリス人に顕著なように思えます)のがドイツ人。
それに対し、丸顔で(実は日本人の顔の形って、とてもバリエーションに富むのですが僕の場合)鼻はそれほど高くなく、ほお骨がはっきりとしていて、目のくぼみは殆どなく、頭の形も卵形というよりはバレボール型・・・。
ここまで正反対の特徴を持つ国民のために作られた眼鏡の中から、自分に合う眼鏡を探すというのは実はとても限定されてしまうのです。

まず幅が合わない(僕の顔の幅が広すぎる?)。鼻がせり立っていないので眼鏡の据わりが悪い(もうドイツ人の鼻の高いことと行ったら・・・視界の邪魔にならないのかとこちらが心配してしまう程)。そして何故だか僕の耳の位置の関係か、眼鏡の柄が微妙に短い(これはドイツ人の中でも丸顔の人には問題のようです)等々の並々ならぬ問題があるのです。しかしこれもまた異国に住む者の定めなのです(すでに悟りの域)。
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そんな過酷な選択条件の中から選ばれたのがこの眼鏡。
本当はおしゃれなセルロイドのフレームなんて欲しかったのですが、これはもう論外(調整が全然利かない)。そんな売る方としても厳しい選択を迫られる緊張のショッピングタイムをクリアするかの如く、眼鏡やのお姉さんが数ある在庫から掘り出してきたのがこのフレーム。予想外に愛想の良い(この町の人たち、とても無愛想なんです。涙)店のお姉さん曰く

「これだったら眼鏡の幅の設定も自由自在だし、柄の長さもピッタリ。とっても似合っていますよ!(スマイル)」

なんて言われちゃったら僕も俄然その気になってしまいます。
「何となくいままでで一番しっくりきますね・・・。」

なんて話をしながら、優柔不断の僕は自分だけでは決められずに、遂には家にいる妻を呼び出し最後の一押し。
「んんん〜いいんじゃない。掛けているかどうだかあまりわからないような目立たない眼鏡だし(あたしは忙しいのよ〜お昼ご飯作ってる最中だったのに!怒)。」

なんて肯定とも否定とも解し難い一言に押されてこの眼鏡を購入を決めた次第です。

フレームは縁なしのとてもシンプルなもの。まるで体温計(といっても昔のやつです。いまのデジタルのピピって鳴るやつではなく温度計みたいなの)の如く、青いチタンのフレームに柔らかいプラスチックが被さった二重構造。見る角度によっては中の青いフレームが殆ど見えずに、角度によって色々と違った表情を見せてくれる、中々すてきなフレームです。

ここ3日ほど、一日中かけっぱなしで使用していますが、かけ心地も見え心地(?)も良好。目下のところ問題は出先でなくすこと無いように気をつけるのみです(フレームにでも小学生の時の持ち物のように名前と電話番号書けなんて言わないでください・・・汗)。
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by buckup | 2008-04-04 06:46 | Favorite。(283) | Trackback | Comments(0)
OMEGA Speedmaster -久しぶりにオークションウッチング
先週末、本当に久しぶりに某ネットオークションのドイツサイトでOMEGA Speedmasterで検索してみました。するとその中でも僕の注意を即座に引いた時計が二つありました。

一つは僕も所有しているSpeedmaster史上はじめてステンレスモデルにもシースルーバック(時計の裏蓋がガラスになっていて時計のムーブメントを見ることができる)が用いられた、通称「赤金」。二つ目はとても状態の良い初期のSpeedmaster。これは通称セカンドモデルと呼ばれるものですが、今回出品されていたのはその中でも最初期モデル。特徴的なセンターセコンドと初期のベゼルがついたとてもすばらしいコンディションのものでした。
ちなみに下の写真は僕の所有する「赤金」を久しぶりに激写。未だにこの文字通りに赤金色に輝く美しいムーブメントに魅了され続けています。
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赤金は僕の予想通りの値段で日本へ。きっとこの時計は日本の方が落札されるのでないかとオークション終了前から想像していました。入手された方、品が届くまでまだ二週間程かかるかと思いますが、まずはおめでとうございます。

今回出品されたものは、当時のオリジナルケース、保証書などの諸々の書類及び両コンディションのオリジナルメタルブレスレット等、このモデルを探しに捜しまくっていた方には溜まらないフル装備(?)の最高のコンディションの一本でした。
しかも出品者は個人ではなく中古も多く扱うちゃんとした時計商。きっと何の問題もなく無事に日本へと届けられることでしょう。
しかし何よりも驚いたのは、この最高のコンディションの一本の所在地が、まさに僕の住む地の目と鼻の先だったこと。
というのもこの時計店、大抵の中古品は半年程ショーウィンドウに飾られ、買い手のつかない時計がオークションに出品されるというシステムをとっています(もちろん例外もあるでしょうが)。ということは、この赤金モデルは実に半年程僕の目の前を素通りしていた訳で(この時計屋のそばのデパートには良く買い物に行くのです。笑)これには何とも歯がゆい思いがしましたです、ハイ。

2本目のセカンドモデル。これはもうきっと僕には手のでないハイコストな戦いになるのではないかと思っていましたが、落札価格を見てビックリ!
驚きの10000ユーロです。日本円に換算して 約160万円!これには本当に驚きましたです。


しかしさらっと最近のドイツの落札価格状況を見てみると、僕が良く入札していた2000年初頭に比べると格段に落札価格が高騰していました。
値段高騰の原因として挙げられるのは、まだユーロがそれほど高くなかった2003年頃からそれまであまり注目されていなかったドイツ、ヨーロッパ市場に世界のマニアの目が徐々に向けられ落札価格が高騰したのに加え、以前に比べ個人よりもいわゆる「プロ」の出品が多くなったのが原因となっているように思えます。
そんなプロの参入により、落札するスリリング感も失せ、またお買い得感が全くなくなり掘り出し物も少なくなった現在のドイツ市場の状況。
ユーロ高のいまは、僕にとって実は落札するよりも出品するにもってこいの市場なのかもしれません。
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by buckup | 2008-04-01 23:23 | 時計。 (17) | Trackback | Comments(2)


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