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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
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BRAND NEW DAY -Sting
2004年に新たにSACDとして再リリースされたStingの「BRAND NEW DAY」。実はこのSACDを入手するまでこのアルバムを聞いたことがありませんでした。しかしこのCDのリリース当時、たまたまラジオから流れてきたアラビア音楽的エッセンスを取り込んだ「Desert Rose」を耳にし、それまでにすでにジャズ的要素を取り入れていたStingの新たなる挑戦にとても共感したのを覚えています。
BRAND NEW DAY -Sting_c0030570_22213691.jpg
このSACDは全10曲がまるで世界音楽小旅行へ出かけるかの如くに世界中の異なる音楽スタイル、音楽的要素が折り重なり合い、しばしその時間を忘れるほど最後まで飽きさせずに一気に聞かせます。「あれ、もう終わり?」と思わせるほど曲順、プログラムが完成されている稀なアルバムだと思います。

このSACD版のマルチチャンネル・リミックスは本当にすべてのチャンネルを余す事無く使用し、SACDの本来の姿である如く音が部屋中を縦横無尽に駆け抜けます。
特に一曲目の「A Thousand Years」では各チャンネルの音量・バランスが旨く取れると、音が直接脳へ飛び込んできてむず痒く感じるほどです。(笑) また5曲目の「Perfect Love...Gone Wrong」でも実に旨くリアとフロントの4つのスピーカーを生かしたミックスがされていて、前後のサラウンドバランスをテストするのに最適です。(基本的にStingのヴォーカルが前方に、そしてCheb Mamiのフランス語によるラップが後方へ。そして最後にはChebのフランス語が左側リアスピーカーから順に前後の4つのスピーカーへと移っていきます。)
個人的に一番のお気に入りは「Ghost Story」で、とても素朴な子供の為のような簡単なメロディに色々な自然の音が絡んで徐々にそれが展開されていくのが聞いていて非常に気持ちよいです。

ドイツのオーディオ誌のオーディオ機器のテストでもしばしば使用されるこのSACD。確かにテスト向けとも言えるほどに完成されたバリエーションに富むクリアで優秀なサラウンドエフェクト。SACDマルチ環境を所有されている方には是非聞いて頂きたい一枚です。
by buckup | 2005-03-13 22:31 | SACD。 (63) | Comments(2)
Commented by フォトムジーク at 2005-03-14 06:00 x
STINGの音楽に関しては残念ながら、もう随分前のヒット曲「ENGLISHMAN IN NEWYORK」くらいしか思い浮かばないのですが、「俳優」としてイギリスのWHOが音楽を担当した「さらば青春の光」というモッズを題材にした映画に出ていたことが思い出されます。影響を受けてしまい、ベスパには乗りませんでしたが(笑)、モッズコートを上野のお店から通販で買ったくらいにして、良い気持ち(笑)になっていました。STINGはもちろん格好良いのですが、ドラマ中で踊る場面があり、それが恐ろしくも(?)滑稽で、これだけでもある種一見の価値がありますよ!。って、ちっともbuckさんの音楽紹介の返答になっていませんね。ごめんなさい。SACD、欲しくなってきました!。
Commented by buckup at 2005-03-14 10:02
モッズコートにべスパ。大学時代の友人がそんな格好で決めていましたね。笑)「さらば青春の光」。う~ん、名前は聞いたことがあるのですが思い出せない。汗)こんど調べてみますです。
踊りというのはある意味「鬼門」ですよね。普段カッコ良い友人が踊ると妙に変だったり、普段ぱっとしない友人が実は踊るととんでもなくカッコ良かったり。。。Stingも歌は旨いけど踊りはXXなのでしょうか。笑)
SACD面白いですよ~(久しぶりの悪魔の囁き)。僕の場合、SACDによってまた音楽鑑賞の楽しみが再燃しました。しかしマルチチャンネルを楽しむ為にはアンプからプレーヤーから果てはスピーカー(最低5本!)まで揃えなければいけないので当分他の趣味はお預けになってしまいますが。。。でもこれ揃えればお家でホームシアター(うちはTVですが)完成なのでついでに「ネモ」でもご覧になった際にはお子様に受けること間違いなし(!?)ですよ!(爆)
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