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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
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はじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs
ネットオークションを徘徊していて一目でピピッと来た(←僕のオーディオ機器チョイスにおいてとても重要)のがBeldenの赤い電源ケーブル・83803。このケーブルについて全く前知識の無かった僕はさっそくgoogleで情報収集。僕のはじめの直感は正しかったようで(笑)かなり素性の良さそうなケーブルだという評価が各所でみられた。という訳で早速オーディオショップにこのケーブルを注文。はじめての自作電源ケーブル作製に挑戦してみる事に。
はじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs_c0030570_1931433.jpg
今回用意したのはBeledenの切り売り電源ケーブル・83803。そしてプラグには最近ドイツでも入手出来るようになって来たIego社製の4N銅非メッキタイプのもの(電源プラグ、IECコネクター共に)をチョイス。
工具はキッチンハサミ(我が家で一番切れる。笑)オレンジナイフ(オレンジの皮を剥く専用の刃先が軽く湾曲しているナイフ)にロウソク、銅磨き等を用意。早速はじめての自作電源ケーブル作製に取りかかってみる。
はじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs_c0030570_19444916.jpg
まずは実際にケーブルを作る前に下ごしらえ(笑)。Iegoのプラグのブレード磨き。コレをするだけでもかなり音に影響があるらしい。というわけでまずはジュエリー用の銀磨き用のクロスで磨いてみる。写真はIECコネクターのブレード。ブレードにIegoの刻印を発見。中々芸が細かい。
はじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs_c0030570_19475481.jpg
ピカピカになるまで磨き上げたIECコネクターのブレード。

はじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs_c0030570_2265267.jpgはじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs_c0030570_22748.jpg写真ではちょっとわかり辛いけれど、右が磨く前、左が磨いた後のビフォー&アフター写真。単に光の当たり具合だけではなくて、磨く前は曇った赤胴色、そして磨いた後(これには銅食器専用磨き剤を使用)はでは明らかにその輝きが異なる。
はじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs_c0030570_22144498.jpg
Belden 83803に縦に裂け目を一筋入れて外皮を剥がす。すると今度は銀色のシールドが姿を現す。
はじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs_c0030570_2150147.jpg
銀色のシールドを丁寧に剥いていくと今度は銀紙のようなシールドが出てくるがこれは後ほどよじってアース線に繋ぐので破かないように丁寧に剥く。芯線は錫メッキされたかなり太い撚り線。芯線自体は堅い割にポキッと簡単に折れ易いので被覆を剥く際にナイフで傷を入れないように気をつけたい。
はじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs_c0030570_21534157.jpg
各プラグへの接続は必死になってやった為に写真無し(汗)。前述の銀紙のようなシールドは電源プラグ側のみ必要。IECコネクター側には必要無い。
ちなみに今回はじめて使用したIegoのプラグ。締め易く入れ易くと中々使い勝手の良いプラグ。Furutechのプラグよりもかなり容易に作業を行なう事が出来た。
はじめての自作電源ケーブル -Belden 83803+Iego Power Plugs_c0030570_2158125.jpg
そしてこれが完成したBelden 83803+Iego4N銅非メッキプラグのケーブル。仕上げに以前Kimberの8VS+4VSのケーブルを処理した時のあまりの熱収縮チューブを使用。うちには専用ドライヤーなんてものは無いのでロウソクに火を灯して熱収縮。面白いように収縮するけれど近づけすぎると焦げてしまうので要注意。

さてこのはじめての自作電源ケーブル、どこに使用しているかというと、当初の予定通りAURA PA100に使用。
実はAURAのアンプはこのPA100に限らず、以外と設置条件や電源ケーブルに左右されない、ある意味頑固者、ある意味設置の簡単なアンプ。以前からEinsteinやFadel Art、Fisch Audiotechnikの電源ケーブル等を試してみるもののうんともすんとも音に変化の無い頑固さ加減。それがこのBeldenを繋げてみたところ、はじめて音に変化が!もともと躍動感のある音で鳴るアンプだったけれど、Belden接続後はさらに元気に音がグイグイと前に出て来る感じに変化。この変化に僕は大満足。そして不思議なもので電源ケーブルによって変化するようになると微妙に足による変化もはじまり、まさにアンプが目覚めたという感じ。

という訳ではじめての自作電源ケーブルとなった赤いBeldenはAURA専用電源ケーブルとなり、我が家のオーディオシステムに欠かせない大事なケーブルとなり絶賛活躍中。
by buckup | 2011-06-03 19:36 | AUDIO。 (69) | Comments(0)
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