人気ブログランキング | 話題のタグを見る

独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15195417.jpg
光を透過して鮮やかなグリーンに輝くIbisと光を一切透過しない漆黒のIbis。カラーリングが異なるだけでかなり印象の異なるグリーンとブラックのIbis。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15274459.jpg
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15275262.jpg
Ibisシリーズ共通のナッツというかティアドロップ形状の脚付きのボディーに半円形のアタマ。そしてIbisシリーズの一番の特徴ともいえる金属的な輝きのラスターのかかった長いクチバシ。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15275973.jpg
殆ど透明と言っても差し障りの無い、薄くグリーンがかった半透明な頭部。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15503467.jpg
グリーンアイビスってカタログ写真を見ると他のアイビス同様、透明感の無い濃い発色のボディーに見えるんだけど、実際には脚から背中にかけてグラディエーションがかかっているようで、光に透かして上から見て見ると背中の部分はボディーの内側が透けて見える程色が薄い半透明。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15341169.jpg
それに加えほぼ透明な頭部からもボディーに光を透過するので、直接強い光を透過させると見る角度によっては上の写真のようにさざ波のような陰影がボディーに現れ、非常に美しい。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15423862.jpg
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15424753.jpg
光を透過して美しく輝くグリーンアイビスとは対照的に、一切光を透過しないブラックアイビス。光は透過しないけれど、漆黒のボディーは光をとても良く反射するので、他のアイビスたちには無い独特な輝きを放つ。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15512919.jpg
長いクチバシと対照的なキュッと短い尾。グリーンは透明感のある、ブラックはボディー同様の漆黒のキュートなアイビスの尾。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15522132.jpg
トイッカのバード好きにはお馴染みの脚付きバードの丸い台座の裏には手彫りで『O.Toikka Nuutajärvi』の刻印。こうして改めて台座の裏側を見てみると、グリーンとブラックのアイビスも他の多くのバード同様、パールホワイトの白いガラスの上に色ガラスを重ねる典型的な手法でつくられているのがわかる。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_15595321.jpg
さてここで我が家のアイビス、いきなり勢揃い(笑)。こうしてレッドホワイト、グリーン、ブラックの4羽のカラーの異なるアイビスを並べてみると、クチバシの形状、ラスターのカラーが大分異なるのがわかると思う。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_162124.jpg
ラスターは光の当たり加減によって金属的な輝きを帯びるんだけど、その輝きも様々。これはつくられた時期によって異なるのかもしれないけれど、我が家のレッドアイビスはごく一般的な地の色は黄土色系のより銀色に近い青銀色の輝き。そしてホワイトは古いバードにありがちな(下地は透明で赤みがかった)土色に銀色の輝き。グリーンは最近のバードに多用されている青みの強い非常に金属的な輝き。そしてブラックはレッドに近い感じの少々グリーン系が混ざった青銀色の輝き。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_16105138.jpg
勿論個体差も大きいと思うんだけれど、クチバシもそれぞれ特徴的で、僕が今まで少なく無い数のアイビスを見て来た感じでは、レッドとホワイトはほぼ同じ感じのバランスの良い適度にカーブを描く細めのクチバシ。そしてグリーンが一番特徴的で、他のアイビスに比べると明らかに短い感じ。そしてブラックはレッドやホワイトのような細めの優雅なクチバシに比べるとかなり太めで、クチバシもアイビスシリーズの中でも一番長く象の鼻(!)のように垂れ下がっているイメージがある(この4羽のクチバシの特徴はあくまで僕の主観による感想)。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_16161413.jpg
現在もレッド、グリーン、ブラックが現役の、数あるトイッカのバードの中でも代表作ともいえるアイビスシリーズ。アイビスはどのカラーも非常に発色がよく、日の当たる場所に飾っても日の当たらない場所に飾っても美しいのが特徴。その中でも光を良く反射する落ち着きのある漆黒のブラックアイビスと深いグリーンのボディーカラーが美しいグリーンアイビスのコンビネーションは最近の僕のお気に入り。
iittala Birds by Toikka -Ibis green & black_c0030570_16233143.jpg
Ibis green&Black/Ibis vihreä&musta
2010- (green) 2011- (black)
-205x165mm

by buckup | 2013-09-08 16:31 | Favorite。(283) | Comments(6)
Commented by miracomomo at 2013-09-08 18:30
うわ〜。壮観!素敵!!!
グリーンと黒の組み合わせとてもいいですね。
そしてやっぱりホワイトは日本的ですね。お正月に飾りたいバードNo1かも!
Commented by エセマダム at 2013-09-08 22:22 x
大作を読ませていただきました。
素晴らしい‼

かっこいいですね〜ibisって。
ホント、何度も申し上げているかもしれないのですが、buckさんのお写真を拝見すると、とりさん、良いね〜☆っと思ってしまうんですよ。
実物見たって、カタログ見たって、こんな風には思えません。
やっぱり、魅力がわかっている方は、表現も格別ってことですかね。

クチバシだけで、10行も(iphoneでみています)語れるなんて、やっぱり、ただ者ではありませんよ。笑
しかし、おっしゃる通りで、クチバシが、それぞれ特徴的ですね。
私のようなものが見たらわかりませんが、きっと、buckさんなら、クチバシ当てクイズで、自分ちのとりさんは、全問正解しちゃいそうですね。
Commented by かお at 2013-09-09 09:08 x
Ibis、存在感ありますねー。しかも色違いで複数並ぶとほんとに壮観。グリーンとブラックの組み合わせがオシャレです♪
グリーン、実物は見たことがないのですが、私の中で持っていたイメージが変わりました。アイビスはどれも透明感は無く、ズッシリ重厚な印象だったのですが、グリーンは光が透けるんですねー。フワッと軽やかにさえ見えます。
Commented by buckup at 2013-09-12 16:16
miracomomoさん、おはようございます!
グリーンと黒の組み合わせ悪く無いでしょう。基本Ibisはどの色を組み合わせてもしっくりくるんだけど、どのカラーも黒と合わせるとシックな感じになって僕はとても好きです。
ホワイト。白と朱色が確かに日本的ですね。うちでもついついお正月に飾ってしまうバードNo1です(笑)。
Commented by buckup at 2013-09-12 16:20
エセマダムさん。嬉しいコメントありがとうございます!

いやぁー困ったなぁー。クチバシだけで10行語れる罪深き男。どんどん僕の異名(?)が長くなっていくようで(笑)。しかし確かにたかがクチバシに10行も書く奴ってそうそう居ないですよねー(汗)。

確かに自分ちのバードは多分どれも見分け付くかもしれないですねー。クチバシあてクイズ。優勝出来るかも(爆)。
Commented by buckup at 2013-09-12 16:25
かおさん。おはようございます!
Ibis。他のバードには無い独特な存在感の持ち主ですよね。寡黙というか神秘的というか。そんなで実は僕的には他のバードと一緒に飾るのに少々頭を悩ませる非常に難易度の高いバードだったりします(そんなでIbisは同シリーズで飾る事が多い)。

そう、グリーンってお店の照明で見ても他のIbis同様、重厚感のある透けないイメージだったんだけど、実は透けるんです(笑)。光の当たらない場所でもとっても美しいグリーンのボディーなんだけど、日の当たる場所に飾ると化けますねグリーンアイビスは。正直僕もこの予想していなかった光を透過した時の美しさには驚かされましたです(笑)。
<< Marimekko -Suka... iittala Maribow... >>


タグ
カテゴリ
最新の記事
一点モノの価値
at 2022-11-01 21:19
クリスマスなリビング*2021
at 2021-12-30 23:03
クリスマスディナー*2021
at 2021-12-30 22:27
わが家の鉄とガラスとキャンド..
at 2021-12-28 22:05
Emil Schalling..
at 2021-12-28 21:29
新年のバードたち*2021
at 2021-01-10 04:59
クリスマスなリビング*2020
at 2020-12-28 19:41
以前の記事
2022年 11月
2021年 12月
2021年 01月
2020年 12月
2019年 09月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 09月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 04月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2009年 03月
2009年 02月
2008年 07月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 02月
2007年 10月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 04月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
最新のコメント
検索
記事ランキング
最新のトラックバック
その他のジャンル
お気に入りブログ
このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。