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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
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iittala Birds by Toikka -Catcher
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真っ赤なボディーに細長い青い羽がとても印象的な2008年にバードの生まれ故郷・ヌータヤルヴィのガラス工房創立215年を記念して1215体限定でつくられたアニヴァーサリーバード。
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ちょっとレトロな雰囲気を漂わせる深く濃い赤色のボディー。特徴的な厚く細長いターコイズのガラスで成形された羽。そして羽と同様のデザインのグリーンの尾。そのカラーリングとフォルムはヌータヤルヴィで生み出されたトイッカの最初のバード・Sieppoの脚付きを彷彿させる。
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スッと伸びたダーク系のラスターのかかったクチバシ。そして光を美しく、複雑に透過する丸いドーム型の頭部。このドーム型の頭部は初期の傑作・キーックリに通じるトイッカのファンタジー系バードに共通する特徴的なデザイン。
ちなみにこのCatcher。この頭部のカタチでかなり印象が異なり、お気に入りの個体を探し出し入手するまでにかなりの時間を要した、僕にとって思い出のバードでもある。
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平で細長い厚めのガラスで成形される羽と尾。厚く平らなガラスの独特な質感はまるでベッコウ飴のよう。ボディーの赤、羽の青、尾の緑。そのカラーコンビネーションはヨーロッパの古い教会のステンドグラスのよう。
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頭部同様、光を美しく乱反射させる典型的なトイッカの脚付きバードの台座部。頭部と脚部の光の透過の仕方は個体差があるので、僕的には単色クリア系のバードを選ぶ時の重要なポイント。
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台座の裏にはお馴染みのイッタラのロゴシールと"O. Toikka Nuutajärvi 1793 - 2008 xxxx/1215"とヌータヤルヴィ工房の設立記念の年号と限定ナンバーが手彫りで刻印されている。
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はじめのバード・Sieppoのカラーリングとデザイン、そして初期の傑作・kiikkuriの雰囲気を併せ持つCatcher。羽根つきのCatcherはフィンランドで最古、ヨーロッパでも指折りの歴史あるヌータヤルヴィ工房の創立215記念にピッタリの未来を見つめ飛び立つようなデザイン。残念ながらバードの生まれ故郷のヌータヤルヴィのガラス工房は今年の4月で完全閉鎖しイッタラ村のイッタラ工場と移転となってしまったけれど、職人さんたちはイッタラ工場でバードをつくり続けているとの事。

このCatcherが発表されてから5年。ヌータヤルヴィ創設220年の年に決定された工房の閉鎖。そしてイッタラ工場への吸収合併。今後トイッカのバードたちがどのように発展していくのか、この未来を見据えるようなデザインのCatcherと共にバードの行く末を見つめていきたいと思っている。
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Catcher/Sieppari
2008
Aniversary bird of Nuutajärvi 215 years
Numbered 163/1215
-190x220mm

by buckup | 2014-06-13 22:09 | Favorite。(283) | Comments(0)
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