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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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はじめてのフィンランド紀行 #8 アラビアファクトリー見学
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フィンランド旅行4日目のメインイベント。念願のアラビアファクトリー見学。ガイドは日本語&英語がペラッペラでユーモアたっぷりなクリスティーネ・小林さん。
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イッタラのアウトレットショップのある階から降りる階段の壁に飾られた素晴しい陶板の装飾。本来はこの陶板のある階が正面入り口で、アウトレットショップがある階は2階とのこと。
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そして入り口にはアラビアファクトリーで働く人の様子が刻まれた柱。向かって左側が男性で陶器を釜に入れる作業をしている様子(現在は自動作業だそう)。
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そして左側の柱には働く女性の様子が刻まれた柱。

ちょっとアラビアファクトリー見学から話はそれるけど、今回のフィンランド旅行で思ったのが、フィンランドという国は女性の社会進出が極普通な国なんだという事。政治に参加させろとか発言の場をもっとという方向の社会進出ではなく、いわゆる「力仕事」といわれる一般的に男の仕事とされるものまで女性が1人でこなし、男女の差無く本当に平等に社会進出が為されているんだなぁと感心。それが影響しているのかヨーロッパでは極一般的な「レディーファースト」みたいな習慣も存在しないような気がした。
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話はファクトリー見学に戻って(笑)左の柱に刻まれた女性のレリーフ。これはカップに取手を付ける様子を描いたもので、ガイドのクリスティーネさんによると「この作業は現在も手作業で行われています」との事。
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そしてまず案内されたのは、日本でも大人気の食器・パラティッシの製作過程がわかる展示。上の写真は食器となる材料。この粉が混ぜ合わされて、食器のカタチに形成され素焼き、そして絵付けがされ本焼きとなる工程の説明を受ける。
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工場に入る手前にアラビア製品が陳列されている。写真は、最近アラビアファクトリー内の『開かずの間』(このファクトリーにはそんな隠された(?)部屋が結構あるらしい)だった部屋から発見された『型』を使って再現されたシリーズ。ちょっと見た目には日本でも人気のJens H.Quistgaardデザインのヴィンテージのように見えるけどアラビア。
ちなみにこのシリーズはアラビアファクトリーのアウトレットストアで売られていた(豪華に木箱入りで、値段は200€前後だったような記憶が。汗)。
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そしていよいよ工場内。
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工場内に並ぶTeemaの壮大な眺め。わが家でも愛用しているTeemaはココで作られたのかと思うと胸熱。
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素焼きを待つTeema。焼く前はザラザラッとした質感で素焼き→色付け→本焼きを経てつるつると発色の良いTeemaとなるとの事。
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そしてこれがアラビア伝統の「トンネル窯」と呼ばれる特殊な焼き釜。釜の温度は1260℃。そして釜の長さは驚きの86m。一時間に4mというゆっくりしたスピードで19時間かけて焼かれるアラビアの陶器。それがちょっとやそっとでは割れないイッタラやアラビアの食器の秘密なのかもとかこの長い釜を見て考えたり。
ちなみに以前はこの長大な釜も複数あったそうで、しかも創業当時は薪で釜を焚いていたそうなのでかなりの重労働だった筈。
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窯の近くにあったアルファベットや数字が記されたエッグスタンドか指ぬきのようなカタチの陶器とカワイらしいクマのプレート。クリスティーネさんに「これもアラビアの商品なのですか?」と聞いてみると「コレは釜に入れる責任者を認識する為の印です」とのこと。
この確認用プレート。見た目的にはこのまま商品としても売り出しても問題無さそうなカワイさだった(笑)。
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マグに柄をプリントする作業をする場所に併設されたいた歴代のアラビアマグ置き場。今となっては入手が非常に難しい限定マグや廃盤マグといったレアなマグが雑然と並ぶこの棚に驚愕。そして写真でしか見た事の無いようなレアマグを実際に見て大興奮(苦笑)。
ココでは機械がマグにプリントを貼付ける作業を見学。でも全てが自動化されているわけではなく、プリントのズレ等のミスを確認し弾くのは人の仕事。そして驚いた事にミスプリントされたマグからプリントを剥がすのも手作業。かなり自動化が進んでいると思っていたアラビア工場。実際にはかなりの部分が人の手による作業だった事にビックリ。
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アラビア工場に貼られていた『最近の若者は株に投資するのではなくアラビアのマグに投資する』なんて記事の切り抜き。
なんでもこの写真の少年は2000年初頭に発売された激レアな少数限定マグを所持。それをネットオークションに出したところとんでもない価格で落札(何となく落札したのは日本人ではないかという気が。汗)。それを機にレアなムーミンマグを収集し一財産築いているとの記事。確かに最近のネットオークションにおけるムーミンマグのフィーバーぶりを見ていると、元値15€程のマグが数年後には5~10倍の価格で売れるってのは美味しい投資対象なのかもしれない。
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広大な工場を抜けこじんまりとした部屋へ。そこはアラビアの中でも6人程しか居ないというマスターピースやアートピースを作成する部屋。この日も1人の職人さんがもの静かに作業をしているところを見学。す、すっと素焼きの前のねん土の表面を削る職人さんの手の動きはまさに匠という事がピッタリの職人技のように見えた。
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壁や棚にはアラビア・アートデパートメントに所属するアーティストたちの垂涎のお宝モノの山。この場所にあったアート作品を眺めているだけで、「ほー」「へー」とついつい感嘆の言葉がこぼれてしまった(苦笑)。

アラビア&イッタラの食器&陶器好きには必須のアラビアファクトリー見学。折角ヘルシンキを訪れたのならアウトレットだけでお買い物だけではなく、愛用の食器がどのようにして、どのような場所で作られているかのを見る事が出来、より愛着と理解の深まる是非とも訪れたい見所沢山のツアー(要予約)。
by buckup | 2015-08-21 22:32 | 雑記。 (197) | Trackback | Comments(0)
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