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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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iittala -ターコイズという色
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つくられた時期、ガラスの厚さによって色の幅がかなりあるイッタラのターコイズという色。
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つくられた時の温度によって発色が非常に異なる赤系のガラスに比べて色の差はそれ程大きく無いと思っていたブルー系のガラス。しかしながらマジマジとわが家にあるブルー系のガラスを並べてみると意外に色の違いが大きい事に気付く。例えば上の写真の2003年から2009年までつくられていたアクアブルーのKivi。初期のものと後期のものとではこんなにも色が違うのに驚かされる。
そして今回のテーマとなるターコイズ。これはもう本当に同じ色と呼んでも良いのだろうかという程つくられた時期、ガラスの厚さによって色がコレでもかという程異なるのでココにまとめてみたいと思う。
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ターコイズという色を使ってつくられたイッタラのプロダクトは意外に多く、お馴染みのKiviやKartioをはじめ、アアルトベース、トイッカのバード、エッセンスのカラフェ、昨年記念モデルとして復刻されたヴィルカラのボトル等々実に様々なプロダクトに使われている。
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ターコイズという色はガラスの厚さによってかなりその色味を変えるカラーで、ガラスが薄いと南国の澄んだ海のような爽やかな明るい青色に見え
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そしてガラスが厚くなると色の彩度は落ち、ウルトラマリンブルーに近い濃いブルーへと変化。
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そもそもつくられた時期によってターコイズの色がかなり変わると気付いたきっかけとなったのが上の写真のKartioのタンブラー。記憶は定かではないんだけど、2011年頃に購入したのが手前の青みの強いKartio。しかしながら発色は良かったもののかなりの歪みのあるタンブラーだったのでその2年後くらいに追加購入したのが左後方のもの。この時に「むむむ、何だか色がくすんでいるような変な発色だなぁ(つくりも結構雑)」と思っていたにも関わらず結構好きな色だったので、今年に入って廃盤ストックを購入しておこうと思い右後方のタンブラーを2つ購入。店頭で見た感じ、今までのターコイズよりも歪みも少なく発色も良いので最近は品質向上したのかな?と思い持ち帰って初代のターコイズと比べてみるも、やはり色が全然違う。
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ガラスの薄いマウスブロー(一番左)は水を注ぐと何とも言えない美しいターコイズ色に染まる非常に美しい明るめの発色。初代のタンブラー(左から2番目)は歪みこそ大きいものの発色は一番鮮やか。2代目ターコイズはわが家のターコイズのタンブラーの中で一番地味目でくすんだ感じのちょっと残念な発色。そして最近購入した3代目(写真右)は歪みは改善されたものの初代よりもグレー成分の強い若干濃いめでダークな発色。
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長らく2012年に廃盤となったクリア系のターコイズブルー(Turquoise blue/Siniturkoosi)の後を継いで登場したのが濃い色系のターコイズ(Turquoise/ Turkoosi)って認識だったんだけど、改めて調べてみるとターコイズの登場は意外に古く、Kiviは2004年(2011年のカタログにはNEWカラーと記載されているんだけど、イッタラ公式のKiviの色見本には2004年登場と記されている。謎)、バードは2001年に既にこの色が使われていたのがとても興味深い。
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2008年リリースのターコイズのアアルトベース・フィンランディア251mm(写真右)、2012年リリースのアアルトベース120mm(中央)、そして同じく2012年登場のターコイズのアアルト・キャンドルホルダー55mm(写真左)。
アアルトベースも三者三様、並べてみるとかなり色に統一性はなく、特にキャンドルホルダーは明らかに異質のターコイズ色をしている。
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2008年リリースのフィンランディア(写真右)と2012年リリースの120mm(写真左)を比べてみるとフィンランディアの方が青みが強い。
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上から見てみると、同じ色とは思えない程『淵』の色が異なる。見た目青み成分の強いフィンランディアの淵は殆ど黒に見えるダークな色。そして明るめで鮮やかな発色の120mmはブルーの淵。
アアルトベースに限らず全体的にわが家のターコイズを見比べてみると年代の古い製品の方が青み成分が強く、近年のものはくすんだちょっと眠い発色になっているような気がする。
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2012年頃につくられた今のターコイズよりも鮮やかで青みの強い発色のターコイズは何故か『歪み』が酷い。上の写真をじーっくりと見てもらえるとわかると思うんだけど、写真右のカルティオタンブラーは楕円のような仕上がりだし、写真左のKivi 80mmも側面がぐにゃっと溶けたように歪んでいる。
前述のアアルトベース120mmも購入の際に5つの中から選んだんだけど、どれもチップのような凹みやガラスの歪みがあって一つとして美しい出来のアアルトベースが無かったのを今でも良く覚えていて、初期のターコイズというカラーは柔らかく歪み易い色だったので現在のようなちょっとくすんだ発色の悪いレシピへと変更になったのかもしれないと美しい発色だけど歪みの大きな初期のターコイズのプログトを撮影しつつ思ったり。
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色味の非常に異なるターコイズの中でも、一番「謎」というか話題に上るのがターコイズのKivi。写真左がわが家で一番古いターコイズ。そして真中と右はかなり発色が異なるけどDeep Turquoiseの製品管理シールが貼られていた今年になって店頭で購入したターコイズ。

日本ではターコイズ、ディープターコイズと名前を変え、価格さえも変更となったターコイズのKivi。ヨーロッパでは登場時かTurquoise/ Turkoosiのみの表記だったと思っていたんだけど、当時のカタログを読み返してみると、2011年の登場と翌年の2012年のカタログにはKiviに限り60mmも80mmも『dunkel-türkis(dark-turquoise)』と表記してあり、その横に2012年に廃盤となったTurquoise blue/Siniturkoosiが『türkis』と表記されている(ちなみにカタログ上ではターコイズのKiviは2011〜2012のみの特別カラーとなっている)。
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ツイッターのフォロワーさんたちや友人の似非子さんから「最近のターコイズはガラスの色だけじゃなくて炎の色さえも違うんですよ!」と聞いて俄然興味の沸いた最近のターコイズのKivi。それで色味の異なる2個のKiviを店頭で見極めて購入してみたんだけど、残念ながら僕の購入したターコイズのKiviはガラスの色味は違えど炎の色はターコイズ特有の青緑がかった美しい白い炎だった(Kiviの中でもこのターコイズとウルトラマリンブルーの白い炎、ライラックのピンクの炎の色は特にお気に入り)。
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それではという事で、新旧色味の異なるKartioのタンブラー、カステヘルミ&アアルトのキャンドルホルダー、マリボウル(大)と比較の為のターコイズブルーのKivi(写真左)に一斉に火を灯してみてビックリ。色味が他のターコイズのプロダクトと異なる最近購入のカルティオ&カステヘルミ&アアルトのキャンドルホルダーは確かに炎の色が違う!

色がくすんでいるなと思っていたターコイズはターコイズ特有の青緑がかった白い炎じゃなくてターコイズブルーのKivi系の暖色系の普通の炎の色に近いなのにビックリ。色の濃淡、彩度の高低はあれど火を灯せば炎の色は基本的に同系色ってのが僕の持論なんだけど、ターコイズという色は名前は同じでも作られた時期によって完全に異なる色なんだと妙に納得。
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写真左のBlue magpie(2001-2006)、中央後方のScope Kiikuri(2012)、中央前のQuendelon Turquoise(2014)、そして写真右のNew York bird(2015)。4体のターコイズのボディーを持つトイッカのバードたち。
この写真ではイマイチその差はわかり辛いんだけど、一番古いBlue magpieと一番新しいNew York birdではブルーの色味がかなり異なり、Blue magpieのボディーの方が青成分が強く、New York birdはよりダークで若干グレーがかった最近のターコイズの色をしているのが興味深い。
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つらつらつらっとわが家にあるターコイズのプロダクトを集めて色の違いを書き綴ってみた訳だけど、基本的に古いターコイズは青み成分の強い鮮やかな発色、そして最近のターコイズはダークでくすんだ発色と、ターコイズという色の名前こそ同じだけれども実際の色は別物の色だという結論に達する。
作られた時期によって同じ色名のガラスの色の濃淡が異なるってのはイッタラでは良くある事なんだけど、ターコイズのようにココまで色が異なるのだったら、それこそターコイズとディープターコイズという風にハッキリと区分けしてくれた方が僕のようなイッタラのガラス好きコレクターにとってはありがたかったのにとか思ったり。
by buckup | 2016-03-18 17:03 | 雑記。 (197) | Trackback | Comments(4)
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Commented by びゅーと at 2016-03-26 20:33 x
お久しぶりです〜。
イッタラの社員さんが見たら驚く品揃えではないでしょうか!
青いグラスに目がない私には、むしろ目の毒。笑。
本当に比べてみるとすごく違いがわかりますね。
あ〜キレイ…。
Commented by buckup at 2016-03-28 07:31
びゅーとさん、お久しぶりです♪
ははははは〜本当、わが家ってばイッタラ製品が溢れていますよね!右見ても左見てもイッタラ(汗)。
青いガラス好きな人多いですよね。僕も青はもちろん好きだけど、最近はなぜかクリアにとても惹かれます。
そうそう、た〜くさん居るわが家のバードたちだけど、実は青いバードってうちには余り居ないのです。
しっかし気づけばこんなにも同じ色のイッタラプロダクトがあったのか!とこの記事書くためにターコイズ並べてみて自分でもびっくりしてしまいましたよ(苦笑)。
Commented by yummy0424 at 2016-04-02 11:57
こんにちは!
ターコイズがずらりと圧巻ですね〜!
私も今更ながら昔のターコイズの青に開眼です。

私も以前のターコイズと今のディープターコイズはもう別色だと思っています。
(日本では現在のターコイズはディープターコイズと呼んでる人が多いんですけど、ドイツだとそこは区別せずターコイズと呼んでるんでしょうか?)
>初期のターコイズというカラーは柔らかく歪み易い色だった 
かもしれないという推測にうなりました。きっとそうだと思います。
美しい色だけど扱いにくく、品質を保ちにくい色だったんだと思います。(だから高かった)

それにしても昔のターコイズのカルティオの発色は綺麗ですね〜。うっとり。






Commented by buckup at 2016-04-04 06:09
意外にターコイズありましたよ、うち(苦笑)。ターコイズ自体はとても好きな色なのですが、本当にばらつきのある色というか。僕もずーっとターコイズはフィンランド語同様にターコイズだと思っていたんだけど、ドイツ語の最近のカタログ見るとKiviに限りディープターコイズ(ダークターコイズ)表記ですねー。まぁでもイッタラは昔から色名に関しては適当だったという話だし(最近はコバルトと呼ばれるあの青も昔は全てSininenだったとか)。
初期のターコイズは本当に柔らかかったんじゃないかと思っています。kiviもKartioもAalto vaseも難有り本当に多いですから。

初期のターコイズのカルティオ。本当に良い色です。今の品質でこの色出せてたら文句無しなのですけどね〜(残念)。
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