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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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Buck`s choice -今年のお勧めSACD10枚
今年も残すところあと僅か。皆さん年越し、新年に向けお忙しい事と思います。こちらドイツはクリスマスが日本の正月のような扱いなので、今は全体的に新年を迎えるまでのゆったりした(もしくは”まったりした”)日々です。
という訳で今年このブログで紹介した40枚以上にも上るSACDの中から僕にとってのお気に入り且つお勧めの10枚を選んでみました。
SACDはご存知の通りフロントSP2本を使用する2chステレオ再生と5本のサラウンドSP(中にはフロント2、リア2のものやフロント3chのものもあります)を使用するマルチ再生とがあります。ここでは僕のお気に入りであるマルチ再生という点から見たお勧めのアルバム10枚をJazz・ポップスのカテゴリーから選んでみました。
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Diana Krall 「The Look of Love」
これはもうSACDの定番と言っても決して過言のない素晴らしい出来のアルバムではないでしょうか。音質の素晴らしさに加え、マルチ再生の面白さも楽しめる、またJazzを聞いた事のない方にもお勧めのとても馴染み易い、飽きの来ない一枚です。

Ana Caram 「bluebossa」
このアルバムはこれといった効果音的なサラウンドミックスは為されていませんが、SACDとしてのCDとは比べ物にならない音の柔らかさや立体感を体感できるアルバムです。特にマルチ再生ではSAXの息を吹き込み音が出ている感じが手に取るようにわかる、自然な音の空気感が楽しめる貴重なアルバムです。

Diana Reeves 「The Calling」
このSACDをはじめて聞いたときの衝撃は今も鮮明に覚えています。(笑)初っ端からリスナーをぶっ飛ばしてくれる360度ぐるりと展開する音の洪水は中々のものです。特にヴォーカルがセンターSPに設定されるのでマルチ再生時のバランス取りやセッティングに持って来いのアルバムです。勿論アルバム自体の完成度もクォリティーもトップレベルの僕の愛聴盤です。(笑)

Sting 「Brand New Day」 
マルチ再生の醍醐味を味わいたいのなら決して外せないのがこのアルバム。アルバム冒頭のサラウンドミキシングの効果は直接脳味噌に音が飛び込んでくるようなむず痒さがあります。(笑)アルバム全編を通してこれでもかというほどのありとあらゆるサラウンド効果を満喫する事が出来ます。またトラック5に収められている「Perfect Love...Gone Wrong」も前後のSPのバランスを取る際に欠かせない一曲です。

Herbie Hancock 「Gershiwin’s World」
そもそもCDも非常に高音質のアルバムでしたが、SACD化されさらに音質に磨きがかかりました。程よいサラウンド感と非常にナチュラルな楽器の音が旨く融合されたミキシングです。楽器主体のアルバムではフロント重視の自然なミキシングが為されているのが普通ですが、このアルバムでは非常に旨くサラウンド効果を用い、CDとは一味違う楽しみ方の出来るアルバムとなっています。

Friedemann 「The Concert」
ライブの臨場感と音のクリアさ、何ともしっかりとした音作りのされたSACDの高音質を楽しめるアルバムです。SACDの素晴らしさというのは、うちのようなそこそこのシステムでも、オーディオショウでしか聴く事の出来ない超高額オーディオ(がすべて良い音で鳴るとは思いませんが)のような響きを身近に楽しむ事が出来るのも一つの利点ではないでしょうか。このアルバムもまさにそんな疑似体験の出来る一枚です。

Mat Blanco 「Matt’s Mood」
このアルバムもかなりの完成度と高音質なのにあまりオーディオ誌などでは紹介される機会の少ない不遇なアルバムではないでしょうか。全編を通しての彼らの独特なムードに加え、このアルバムでも実に色々なサラウンド効果を楽しむ事が出来ます。全十曲がまさにあっという間に過ぎ去っていく、そんなアルバムです。

Groove Armada [Goodbye Country(Hello Nightclub)」 
いわゆるクラブやディスコでかかるバスが強調された「ドフドフ系」のアルバムですが、音質やアルバムの作りのクォリティーは他のアルバムより頭一つ飛び出ている、そんなアルバムです。リスナーをぐるりと囲む音の広がりやサラウンド効果はそれほど派手ではないですが、最後まで決して飽きさせずに聞かせるアルバム作りはさすがというところでしょうか。以前コメントを頂いたSACD DJのchubinさんの音を是非聴いてみたくなった、そんなSACDです。

Dire Straits 「Brothers in Arms」
80年代のアルバムもSACDでマルチミックスするとココまで新鮮に甦りますというとてもよい例のアルバムです。とても旨くミキシングされたマルチ再生では80年代という古さを全く感じさせないとてもフレッシュな音を楽しむ事が出来ます。先日MTVで見たオリジナルのビデオクリップの音とは比べ物にならない、とても新鮮で嫌味のないサラウンド感が楽しめるアルバムです。

Al Jarreau 「All Got」 
とても耳に優しい心地良いサラウンド感が得られるSACDです。とてもタイトなバスとAl Jerreauの優しいヴォーカルの良さもSACDならではでしょうか。このアルバムのようにSACD初期にリリースされたアルバムはSACDでしか再生できないものが多いですが、音のつくりやミキシングは非常に素晴らしく、余り「はずれ」なアルバムに遭遇する事は少ないように思います。


さてさて、ざざっと10枚あげてみましたが中々難しいものです。勿論このほかにも優秀な録音、素晴らしいアルバムはありますがマルチ再生という視点から見るとこの10枚が今年紹介したアルバムの中では妥当でしょうか。このお勧めの10枚、これからSACDを購入しようと考えられている方々の参考になれば幸いです。
by buckup | 2005-12-29 10:10 | SACD。 (63) | Trackback | Comments(6)
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Commented by cicci2cicci at 2006-01-02 10:11
チッチの父でございます。あけましておめでとうございます。
私の方は、中断していたオッタビーノ・スピネットの製作をを31日から再開しまして、やっと、今現在、低音部1オクターブほど、音が出せる状態まできました。・・・・・本年も宜しくお願い致します。
Commented by buckup at 2006-01-04 10:37
チッチの父さん、あけましておめでとうございます。
年末年始はドイツの首都・ベルリンへ行って参りました。ベルリンフィルのシルベスターコンサートもニューイヤーコンサートにも縁の無い音楽抜きの新年でしたがとても刺激的で新たな年の始まりに相応しい日々を送ることが出来ました。
おぉついにオッタビーノ・スピネットに弦が張られたのですね!どんな音が出てくるのか非常に楽しみですね!
こちらこそどうぞ今年も宜しくお願い致します。それではまた。オッタビーノ・スピネットの行方、とても楽しみにしております。(笑)
Commented by chubin at 2006-01-05 14:16
おっと、呼ばれましたか?
良いセレクションですね。
私が使ってるのもちらほら。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
Commented by buckup at 2006-01-06 10:19
chubinさん、あけましておめでとうございます!
そうそう、大晦日は年に一度(?)だけディスコに繰り出すわけですが、音の悪いこと。。。大音量でSPの許容量を超えて音が割れていたり。日本に一時帰国した際には是非chubinさんのSACD・DJを楽しみたいものです^^。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
Commented by Take at 2008-12-08 20:38 x
はじめまして。時々お邪魔して読ませていただいています。このリストを参考にSACDを買って(既に入手困難なものもかなりありますが)聴いてみました。どれもいいですね。ありがとうございます。ところで、Ana Caramのbluebossaですが、これ、本当にMulti-channelですかね?multi-channelのレイヤーを再生していても、frontの2スピーカからしか音が出てない気がしてしょうがないのですが。
明確にここはmultiになってるよ!という箇所があれば教えていただければ幸いです。
Commented by buckup at 2009-02-09 07:03
はじめましてTakeさん。
SACDものによっては入手困難なものも沢山あるようですね。まさに見つけた時が買い時というのがSACDの現状でしょうか。

さてAna Caramのbluebossaですが、数あるchesky-SACDの中でもトップを行くナチュラルなマルチミキシングだと思います。
ここに上げたタイトルのマルチ再生は、その殆どがまさにサラウンド効果というか360度グルリと音が回るような派手なエフェクトがなされているものが多いですが、このblubossaはどちらかというとクラシックSACDで主流となっている、マルチによるよりナチュラルな音の再生というエフェクトが施されているミキシングだと思います。
ちなみに2chとマルチの明確な違いは1曲目の2分30秒過ぎの サックスのソロ。2ch再生よりも確実に全面後方、左側に位置し、うちのシステムではこのソロでは左SPからは音が再生されてないかの如く自然な音の広がりを見せます。是非今一度2chとマルチを聴き比べてみて下さいませ(笑)。

すべてのcheskyのSACDを聴いた訳ではないですが、僕の持っているcheskyのマルチは4ch再生。センター及びSWは使われないミキシングになっているようです。
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