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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
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Magic Rug -魔法の絨毯
魔法の絨毯といえばアラジンに出てくる空飛ぶ絨毯が有名です。空こそ飛びませんが、うちにも一枚そんな魔法の絨毯がやって来ました。(笑)
Magic Rug -魔法の絨毯_c0030570_6212854.jpg
一つ前のエントリーにも書きましたが、新居は昔ながらの作りの天井の高いフローリングの部屋。そんな訳で旧居とは異なる(とてもデッドでした)部屋自体がかなり響くとてもライブなこの部屋。クラッシック音楽を楽しむにはとても良いのですが、Jazzなどを聴くとやはりヴォーカルの歌詞や発音が曇り、特にバスがもやっとした感じになっていました。

そこで登場したのがうちの魔法の絨毯。インド産のGabbehという種類の絨毯で大きさは2mX3m。厚さは約2cm。パッチワーク風のカラフルな模様が部屋を明るい印象にしてくれます。
またこの絨毯、リビングの装飾的な意味合いだけではなく、実はオーディオにも多大な影響を及ぼしてくれました。特にSACD・マルチ再生鑑賞時にはその威力を遺憾なく発揮。今まではどのSACDを聴いても、大きなホールで聴いている様なエコー過多な傾向にあった音がこの絨毯の導入と共に激変。大きなホールで収録したSACDはホールの臨場感を再現し、教会で収録した古楽などは教会の深い響きで鳴り、Jazzもライブ収録なものからスタジオ風のデッドな録音のものまでそのSACD本来の響きであろう音場感が再現されるようになりました。
その中でも一番驚いたのが僕の愛聴版のうちの一枚・Herbie Hancockの「Gershwin´s World」のトラック6に収録されている「LULLABY」。レヴューにも書きましたがCD版よりもさらに艶めかしいOrpheus Chamber Orchstraの演奏する弦楽器の質感は勿論の事、絨毯の導入後になにやら右側後方リアスピーカーから奏者が唸るようにハミングする音が聞こえて来るではありませんか!隅々まで知り尽くしたと思ったこのアルバムに、さらに未知の音が収録されている事自体に驚き。それと共に今回導入した絨毯のマジック効果にも非常に驚かされた次第です。

ちなみにこの絨毯。先日過ぎ去った僕の僕自身への誕生日プレゼントと称し購入した記念すべきものでもあります。(笑)
by buckup | 2006-04-28 06:38 | AUDIO。 (69) | Comments(4)
Commented by tadaex at 2006-05-03 01:05
こちらでは、はじめましてですね。tadaです。
以前から覗かせてもらってました。
buckさんも多趣味なようで、時間が幾ら有っても足らないのではないでしょうか(^^)。
私はこちら(音楽)の知識が全く××なのですが、家具の配置や壁紙の種類などで、音の吸収・反響に違いが出るのはなんとなく想像は出来ます。って、そんな単純なものではないんですよね。失礼しました。(^^;
Commented by Ruramei at 2006-05-15 02:40 x
お久しぶりです。
buckさんもお忙しかったんですね。私も半月BLOG更新してません~。

この絨毯の素敵さに、思わずコメント。
色合いも暖かくて素敵だし、カラフルな絨毯が映える広いお部屋のようですね。(^・^)

>絨毯の導入後になにやら右側後方リアスピーカーから奏者が唸るようにハミングする音が聞こえて来るではありませんか!

不思議~!
私なんて、WindowsMediaPlayerでは聞こえない音がQuicktimePlayerでは聞える!と喜ぶ程度なのです~。(^_^;)
Commented by buckup at 2006-07-03 23:19
tadaexさん、折角こちらのブログまで覗いくれしかもコメントまで残してくれたのにお返事超遅くなってスミマセン。(汗)5月6月は予想外の忙しさでブログに構っていられませんでした。こちらはスローなマイペース更新ですが、是非たま~に覗いてみてやってくださいませ。
「多趣味」。。。まさに多趣味ですねぇ~。仕事も実は趣味の延長(決してそうとも言いがたい時の方が多いですが。。。)のようですし、特にカメラと違い音楽は僕にとって一番身近な存在です。
家具の配置や部屋の構造、スピーカーの位置や向きで音は大分変化しますね^^。僕の場合は日本の「真」のオーディオを趣味とされている方々のような超高級機材ではなく、お手ごろ価格な機材で一歩上の再生音を狙うというのをモットーとしています。というか何百万もする機材を買う余裕も気(そこに投資するなら旅行やほかのものに投資したい)も無いのですが。。。どうぞこれからもお気軽のお越し下さいませ!
Commented by buckup at 2006-07-03 23:24
Ruramei さん、こちらではお久しぶりです。tadaさん同様お返事遅くなって申し訳ございません。
いい色合いの絨毯でしょう。これは自分がとっても気に入ってうちのパートナーさんの「高い!」コメントも無視して購入したものです^^。この柄と質では決して高い買い物ではないのですが、倹約家のドイツ人の感覚からすると高価なようです(笑。
いまではしっくりとリビングに溶け込み、無くてはならない存在となっています。なによりも自分の気に入ったものが毎日目に入るのが嬉しいですね^^。
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