独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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2011年 06月 28日 ( 1 )
AURA PA-100のモディファイ(4)〜内部配線&仕上げ
前回で今回のモディファイに必要なケースの加工は無事終了。今回はいよいよ電気関係初心者(汗)によるモディファイ大詰め、ハンダごてを使用しての内部配線。
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写真は本ブログ初公開のAURA PA-100の基盤の裏側。中心部分が焦げているのが気になったけれど、全体的に非常にキレイなハンダ処理がされているのがわかる。
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まずしなければいけないのは、基盤に直付けされているSPターミナルブリッジとRCA端子を外す事。上の写真の白丸で囲んであるのがターミナルに直付けされている部位。まずはこのハンダを外す事に。
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まずはハンダごてを十分に暖める。そしてハンダ吸取線を片手にハンダの除去。ハンダごてを手にするなんて中学校の技術の授業以来なので最初は非常に戸惑ったものの(苦笑)基盤を焦がす事も無く無事除去成功。ハンダを除去し基盤に留めてあるターミナルブリッジを取り去る。同様にRCA端子も撤去。こちらのほうがターミナルよりも簡単に取り外す事が出来た。
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古いハンダを基盤からキレイに除去していよいよ新しい配線を取り付ける。今回使用した内部配線はGerman Highend社の銀単線、GH-Reinsilberleiter solidcore langkristallin (5N) 0,75mm。ハンダにはWBTの0800を使用。基盤へのハンダ付けは心配をよそに非常に満足のいく仕上りとなる(自画自賛。汗)。
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基盤をケースに戻す前に、今回使用しない事になったケースにポッカリと空いたターミナルの穴の処理。この穴、塞いでしまおうかとも考えたけれど、通風口として使用する事に。というのもこのパワーアンプ(というかこの機種に限らずAURA全般)使用していると結構熱くなるので通風口を設けるのは悪いアイディアではない筈。とはいうもののそのままポッカリと穴を空けとくのも何なので、ホコリや虫(?)等の進入を防ぐ意味で写真のように『金網』を取り付ける事に。実際に金網を取り付けてみると中々良い感じ(笑)。これはこれで非常に気に入っている。
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写真は実際にすべての内部配線を接続したところ。SPターミナルへは銀線に金メッキされたファストン端子を圧着。RCA端子はハンダ付け。このRCA端子が曲者(!?)でここから苦難の旅がはじまる事に。それでは順を追って実際にSPに接続してみてテストした経過を記してみると・・・

テスト1回目→どんな音で鳴るのだろうとドキドキしながらAURAの電源を入れる。右スピーカーからのみジーというノイズ音。実際にCDからの音は出ない(大汗)。左スピーカーは完全に沈黙。

テスト2回目→圧着したSPターミナルへの配線が旨くいっていないのかもと思い、取り付けたRCA端子を外しオリジナルのRCA端子に戻す。両スピーカーから普通に音が出る。ここでCD2枚程銀単線とWBT-0705の音を楽しむ。以前よりも音が明るく一気に日が射し込んで来たような感じ。音の分解も非常に良好で特にオーケストラものの鳴りが素晴らしかった。でも何だか鳴りに奥行きが無い平坦な感じが少々耳につく。

テスト3回目→RCA端子のハンダ付けが旨くいってないのかと思い新たに配線&ハンダ付けをする。今度こそと思い接続。今回は左右両方のスピーカーから「ジジジー」とノイズ音。今回も配線失敗(涙)。

テスト4回目→SP配線はオッケー。オリジナルのRCA端子では問題無く音が出る。という事は新たに配線したRCAが問題という事に。オリジナルのRCA端子をくまなく観察して、どうにか自分なりの正しい配線の回答を見出す(ググってみたけれどRCA端子の配線を説明したHPには辿り着けなかった)。今回はようやく配線があっていたようで無事音が出る(感涙)。
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今回の作業で一番苦心したRCA端子の勇姿(笑)。何が一番難しかったかというとRCA端子への銀単線のハンダ付け。基盤へのハンダ付けは問題無く非常にスムースにいったものの、このRCA端子へは中々ハンダ付けが旨くいかず。というのもどう頑張ってもハンダが『球』になってしまいうまく単線と端子がくっ付かない(汗)。それに加え作業の場所も非常に限られていたので(基盤の関係で)ハンダごての使用にもかなり制限があって気を使う。実際のハンダ付けはお見せ出来ない程のお粗末なものとなってしまったけれど、とりあえず音がちゃんと出るように接続出来たのでオッケーという事にしとこうと思う。
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無事接続完了したL側のSPターミナル・WBT-0705。今回銀単線はシールドの無い裸線で使用。本来ならテフロン被覆や絹糸(これを施そうと思ったけれどドイツの片田舎では絹糸が入手出来なかった)するのが定番なのだろうけれど、今回は裸線での使用。写真ではわかり辛いけれど、裸線同士が接触しないようにR側は水平気味ににL側は垂直気味に配線してみた。
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音出しテストも終了して、すべての部品の増し締めもしてケースカバーをつけて本来のポジションへと接続する前のPA-100。中々キレイに満足のいく出来上がりになったと思う。

一番重要な音の方も、モディファイから一週間が過ぎ音も落ち着いて来ていて非常に良い感じ。何よりもオリジナルのターミナルに無理矢理バナナを挟み込んでいた時は、大音量でオーケストラを聴くとffで「バリバリ」とノイズが入ってしまっていたのに(完全な接触不良)ガッチリとバナナをくわえ込むWBT-705に接続した後は余裕の鳴りっぷり。そして苦心の末接続に成功した純銀コアのWBT-210 Agのおかげで音に奥行き感、そして今まであまり感じられなかった高低感が聴こえるようになったのが嬉しい点。このRCA端子に加え銀単線の影響か、以前よりも音の分離が非常に良くなり大音量でもキレイに音が分離するし飽和する事も無いのが嬉しい。そして低音も適度に締まり低音の表現が以前に比べて良くなった感じ。
あと特筆すべきは音のバランス。これは銀単線の効果なのかもしれないけれど、大音量でも小音量でも音のバランスが崩れない。今までは特に小音量にすると奥に引っ込んでしまっていたバスがモディファイ後には普通に聴こえるし、質感自体がそれ程損なわれない事に驚き。そして音量を上げた時に高音が耳につく事も無し。全くもってあの針金のような細い銀単線がもたらす効果にはビックリ(銀素材ってロジウムに似た効果があるのかと思っていたけれど、今回はじめて使ってみた結果全然別物だと言う事を思い知らされる)。多くの人が銀にはまるのもわからないでも無い気がした(笑)。
と良い事ずくめの今回のモディファイ。今のところはマイナス要因は見当たらず、非常に満足のいく出来となる。

ちなみに今回のようなオーディオ機器の改造。後々オーディオ機器を売り払おうと思っている方にはおススメ出来ない(改造した機器がよっぽどの有名どころのチューンでない限り中古価格は激減する傾向にある)し、メーカーの保証が受けられなくなる、または機器自体を壊してしまうかもしれないというリスク等を承知の上で行なわないと折角の愛機をゴミにしてしまうという悲しい結果に終わってしまうので注意が必要。
実は僕もとりあえず今回は無事モディファイに成功した事にホッと胸を撫で下ろしているのが正直なところ(一回目のテストで音が出なかった時は涙が出そうなったし。苦笑)。
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by buckup | 2011-06-28 16:25 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(0)


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