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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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カテゴリ:AUDIO。 (69)( 69 )
IFA2006
時が過ぎるのはまことに早いもので。。。今を去ること約2ヶ月ほど前の9月4~6日、ドイツの首都・ベルリンを訪れました。目的は勿論観光でしたが、密かな楽しみは毎年ベルリンで行われるIFA(Internationale Funkausstellung )をはじめて見学する事。今年は9月の1~6日までメッセ・ベルリン見本市会場で行われ、僕らが行ったのは終了一日前の9月5日の事でした。
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ドイツ語でInternationale Funkausstellung(国際放送見本市)の名の如くメインはテレビや放送通信機器。今ドイツで話題(?)の薄型テレビからカーナビ、携帯電話から家庭用無線LANまで実に幅広い出展で、何でも世界40ヶ国から1202社にも及ぶ企業が出展していたそうです。
僕の興味は勿論AV。特に今年は僕の愛用する英国・KEF社からサラウンドスピーカーセットのKHT3005がリリース。是非一度音を聴いてみたいと思ったのでした。
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会場内には世界の大手電気&オーディオメーカーが目白押し。特にプラズマ&液晶の薄型TVの出展が目に付きました。いやぁ最近の薄型TVの画像のシャープさとコントラストにビックリ!以前から大き目の薄型TVが欲しいねとうちでも話題に上がっていたのですが、俄然この見本市のあと購入意欲に火はついたものの、解像度が高く本当に画像の良い大型薄型TVは庶民である僕らにはまだまだ高価。残念ながら購入はまだまだ先になりそうです。
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薄型TVに続き今回力が入っていたのがDVDに続く次世代ディスクメディア。現在次世代メディアは現在のDVDシステムと互換性のあるHD-DVDと新規格のブルーレイディスクが熱い火花を飛ばしあっています。私的に両方の次世代メディアを見比べた感じ、画像的には互角。しかし画の色合い等からブルーレイディスクに好感が持てました。
実はこのIFAでこの両メディアを目にするまで「DVDで十分じゃないか」というのが僕の考えでした。しかし実際にこの新メディアを目にしてみると、素晴らしくシャープな画像とコントラスト、一点の曇りも無い画に驚かされました。勿論元となる素材の質にもよるのでしょうが、今まで全然興味の無かったこの新メディアの行方に興味が沸きました。しかしブルーレイの先導役でなければならないはずのSONYの出展が一切無いのには疑問を感じました。出展に際し何か問題があったのでしょうか。。。
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そしていよいよ目的地・KEFのブースに到着。ブースの入り口には写真のような横断幕。そして向かって左側にはインスタントシアター・KIT100のデモンストレーション。今回初めてKIT100の音を聴きましたが、予想に反して良好。しかしこれは音にうるさくないオーディオを趣味にしない一般人(?)という観点からですが。。。
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c0030570_921471.jpgそして今回の目玉・KHT3005。前モデルの卵型一つ目小僧フォームを踏襲。外見は前モデルのプラスチック的な仕上げから、光り輝く高級感ある仕上げに変更。特に黒色モデルの高級感は格段に増したような気がします。
また音の傾向的には全モデルのKHT2005に準じたもので、KHT2005よりも音の密度が向上した感じを受けました。デモンストレーションで流れてたのはFOXのCGアニメ・ロボッツ。今回大幅に変更を受けたセンターSPのおかげで、以前は薄っぺらい印象だったセンターから聞こえる台詞が今回のセットでは良い感じでした。またSFチックな新しいサブウーハーも以前のボックス型のものよりパワフルな印象を受けました。KEFのSPはどれもデザイン的に凝ったものが多いですが今回のKHT3005でも抜かりはありませんでした。(笑)
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特に気になったのがSP端子とSPスタンド。以前はSP端子然としていましたが、今回のモデルチェンジでSPデザインにより一体となったものになりました。またSPスタンドも以前の棒状のマイクスタンドのような形状からXQ&Referenceシリーズの流れを汲む高級感溢れる形状に変更。この新しいスタンドが旧モデルにも流用できるなら欲しいと思わせるデザインでした。(笑)
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そしてこれまたはじめて本物を目にしたKEFのフラッグシップモデル・Reference 207&Reference 204c。今回は展示のみ(デモ演奏ではReference 203)でしたが、まず驚いたのがその大きさ。海坊主のようなB&Wの800Dにも負けない圧倒的存在感のあるスピーカーでした。特にまるでミサイル発射台のようなセンターSP・204cにはビックリ。思わずこんな大型の押し出しの強いデザインのSPが似合う部屋とは一体どんなのだろうと想像してしまいました。
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そして今回の一番のサプライズが写真の「fivetwo」シリーズ。これはKIT100の流れを汲む2つのスピーカーで擬似サラウンドを再現するというコンセプトのスピーカーですが、驚くべきはその音質。デモ演奏では音楽ソフト(ライヴ録画)が流れていたのですが、KIT100とは比べ物にならないリッチで前面にグイグイと出てくる感じの音と全体的なバランスの良い鳴りに感動。オーディオ機器には余り興味を示さないうちのパートナーさんも「これ凄い音いいね!うちのパパ(最近薄型液晶TV購入)に薦めよう~♪」ととてもゴキゲンでした。

このSPはBOX型の「model 7」とスタンド型の「model 11」の2モデルが用意。Model 7にはKIT100のような専用スタンドの他、直接壁にマウントする事も可能なようになつていました。またこのSPで注目すべきは背面のケーブル端子。このSPには通常のSP端子ではなく、コンピューターのD端子のような専用ピン端子によりケーブルを接続。その為、購入の際にはこの専用端子の付いたケーブルが付属するようです。
このケーブル専用端子。オーディオマニアではない普通のユーザーにはケーブル接続の面倒が無く便利かもしれませんが、ケーブル交換による音の変化を楽しむマニアには少々物足りない仕様かもしれません。ちなみに気になるお値段はドイツのカタログ価格でModell 7が499ユーロ(単体)、そしてModell 11が899ユーロ(単体)とKIT100や200よりはリーズナブルな値段設定となっています。
by buckup | 2006-10-31 10:22 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(0)
2006 鬱々な夏休みの過ごし方・パート2 AUDIO編 。
8月の絶不調な天気の下終わってしまった僕の夏休み。しかもここ数日はまるで梅雨の如く霧雨が降る寒い日々が続いています。晩夏のドイツ、晩夏というには遠い初冬に向かって一直線の最悪の8月です。(涙)

さてさて悪天候に見舞われたとはいうものの勿論夏休み、朝起きて天気の良さそうな日には日帰りの観光もしました。また「鬱々な夏休みの過ごし方・パート1」で書いたように料理も沢山しました。曇りの日にはIKEAで新たに幾つか家具も購入しこれから来る長く暗い冬にも備えました。そして一日中真っ暗な厚い雲に覆われた嫌な一日には趣味のAUDIOにも時間を割きました。例えば。。。
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リビングルームのメインシステムで使用していたARCUS・Firstclass CDプレーヤーと寝室のサブに使用していたSACD/CDプレーヤー・SCD-780を入れ替え、今ままで使用していたSONYのDVD/SACD機よりもナチュラルな音の広がりにさすがSACD専用機だと妙に納得してみたり。。。
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入れ替えたARCUSを早速寝室のAURA・VA40+MinipodにつなげSONYの時とはまた異なるタイトな音に聴き入ってみたり。。。
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オーダーから配達まで2~3日しかかからないのを良い事に、いつもより多めにamazonでネットショッピングをしてまたも散財してしまったり(汗)。。。
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また新たに購入したSACDを収納する為にラックの整理をしていたら、いつのまにやらSACDが130タイトル以上にも増殖していたのに気付いて心底驚いてみたり。。。
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リビングに置いてある観葉植物の手入れをしたり(オイオイ、それはAUDIOじゃないでしょうに)。。。
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吸音ボードを設置してみて、その効力に驚いてみたり(これについては後日UPの予定)。。。
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フロントスピカーの角度や距離を調整し、一人新たに出てきたナチュラルで広がりのある音場にニンマリしてみたり。。。
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以前メインに使っていたKHT3005のサテライトスピーカーを流用してサラウンドを充実させた7,1chにしてみたり(7,1CHの効果は本当に素晴らしいです!コレについても勿論後日UPしたいと思います)。。。

と外の天気の悪い日は一人、室内でこんな感じで楽しんでいました。普段中々まとまった時間が取れないので今回の夏休み期間、うちのパートナーさんが料理をしたり(勿論手伝いましたとも)、ネットサーフィンしたりしている間にこんな感じで心行くまで趣味のAUDIOを堪能することが出来ました。今回の一番大きな収穫(?)は上級SACD専用機への羨望(物欲とも)、7,1CHによるDVD鑑賞時の音の包容間の向上、そして吸音ボードによる音の整理の3つでしょうか。特にボードは置く位置でかなり聞こえてくる音が変わるのでこれからが楽しみです。吸音ボードについては後日落ち着いたらレポートしてみたいと思っております。

長々と僕の鬱々な夏休み日記にお付き合い頂きありがとうございました。次回からは通常通りのスローなディスクレヴューを中心とした更新となります。
by buckup | 2006-08-30 08:26 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(4)
SONY STR-DB895D
物欲というものは突然襲ってくるもので。。。

物欲の急襲。これはオーディオに限らず趣味全般に言えることで、今回熱病の如く突然襲ってきた物欲はAVアンプ購入欲。
新居に越してからとても良い塩梅で鳴っていたうちのオーディオ機器。しかし耳が慣れてくるとどうも低音に閉まりというか芯とキレのない感じ。これは天井が高くライブな環境のリビングルームの仕業なのは明確なのだけれども、どうもAVアンプのパワー不足によるような気がしてなりませんでした。そんな訳で久しぶりのSONYのAVアンプの現状をリサーチ(音の傾向としては今まで使用していたSTR-DB790の不満はなかったので)。
夢はワンランク上のとても評判の良いSTR-DA7100ES。しかし引越しの為にガタガタの懐具合ではこのランクのAVアンプを購入したいと同居人のうちのパートナーさんに申し出るのは酷。ということで今まで使用していたSTR-DB790と同ランクのAVアンプを見つけることにしました。
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今まで使用していたSTR-DB790はリリースと共にこちらのオーディオ・AV関係の雑誌で絶賛され幾つものテストウィナーに輝いたSONYのAVアンプの中ではスマシュヒットなモデルでした。その後6CHx90wだったSTR-DB790から7CHx100wにバージョンアップされたDB-795が発売。さらに7CHx135wに出力がUPされたSTR-DB798、そして今回僕が購入したSTR-DB895Dが実質STR-DB790シリーズの最終モデルとなりました。

現在のドイツ市場でのSONYのこのクラスの最新機種はDBからDGとシリアル変更となったSTR-DG700。SONYのAVアンプのこのクラスとしては初搭載になる音場自動補正機能(D.C.A.C.)を備えHDMI端子をも装備したSTR-DG700がリリースされています。STR-DG700は前述の新機能に加えフロントのデザインも一新。STR-DB790シリーズでは左に2つ装備されていたつまみが一つ減り、見た目にも非常にすっきりとした面構えとなりました(写真下参照)。
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しかしSTR-DB895Dに比べると7CHから6CHへ、そして出力も135wから100wにダウンしています。そしてネット上のレヴューや情報を集めてみるとどうもSTR-DB790の時ほど評判は芳しくない。このモデルの最大の売りであるHDMI装備もブラウン管テレビを使用している僕にとっては無用の長物であるし(今使用しているDVDプレーヤーもHDMI端子は装備しているが)、新機能の自動音場補正機能にもそれほど必要性を感じず、なによりもパワーがもっと欲しくて新しいAVアンプの買い替えを検討していたときに135wから100wへのパワーダウンは最大のマイナス点でした。

という訳で熟考の末、今では旧モデルとなるSTR-895Dの購入を決定。結果から申しますと、とても満足の行く買い物となりました。
面倒な接続を済まし実際に音を出してみると、音の傾向は以前のままに、しかしより伸びやかに音が自然と広がる感じがしました。そして何よりも嬉しかったのは、ボワボワに緩んでいた低音がしっかりと締まり、より明確にキレを備えた僕が欲していたイメージで鳴ってくれた事でした。(笑)特にDVD鑑賞時の低音のクォリィティーUPは別次元といっても良いもので、以前から低音の調整が難しく、思うようにならなかった「ロード・オブ・ザ・リングス」のナズグールの飛行シーンの羽ばたき音(マニアックでスミマセン。汗)もくっきりと劇場のように再現でき、そのほかの場面ではバス過多にならずに楽しめるようになりました。またこのDVD鑑賞時に特筆すべきは、搭載されているプロセッサーが更新されたのか、サラウンドの繋がりが非常に滑らかに、自然に音がまわるように向上した点。5,1CH時でもこのレヴェルUPは容易に感じることが出来、今回初体験の7,1CH再生ではもうサラウンド(音)の隙間が全くないという感じで部屋中を音で満たしてくれます。(嬉!)

c0030570_23124959.jpgSACD再生時にもパワーUPの恩恵は明確で、2CH再生時には低音が以前よりも深く、またパワフルに再生されるようになり、マルチ再生時にはDVD鑑賞時同様サラウンドの繋がりが以前よりさらに滑らかになり、SACDの売りでもあるコントラバスが非常に弾力のある柔らかいのにキレのある生音に近い音で再生されるようになった点が素晴らしいです。
そして何よりも嬉しいのがSTR-DB790では直付けだった電源がSTR-DB895Dではセパレートとなり、後々電源ケーブル交換による音の違いを楽しめるようになったことでしょうか。現状では付属のケーブルの醸し出す音に満足なので電源ケーブルの交換は考えていませんが、後々のケーブル交換というのは、オーディオを趣味とするものとっての楽しみといえるのではないでしょうか。(笑)
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リアパネルはSTR-DB790に準じた配置となっていますが、最大の変更点は前述の電源ケーブルのセパレート化と6,1CHから7,1CHへの変更、そしてこのモデルの売りでもあるDAB(Digital Audio Broadcast。詳しくはこちらを参照。)同軸端子の装備です。DABはデジタル放送(DVBT)と共にヨーロッパで主流となりつつあるラジオ受信システムで、ノイズが載らないのと局によっては5,1CH放送を売り(DABでは可能)にしていたりもします。残念ながら僕の住む谷間の街では付属のアンテナ(といっても導線アンテナですが。笑)ではDABの受信は行えず、只今DAB専用室内受信アンテナを発注中です。
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長々となりましたが(汗)今回の買い物、非常に満足度の高いものでした。残念ながらDA7100ESへのグレードアップは図れなかったものの、着々とモデルを重ねるごとに熟成されていった素晴らしいバージョンアップが成されたモデルとの出会い。見た目の新鮮さはないものの、耳には明確な違いを訴えることの出来る玄人好みの渋い仕上げに大満足です。そしてSTR-DB790の不満点であったSACD鑑賞時のMULCH INボタンもフロントパネルに装備され(以前はリモコンでしか切り替えが出来なかった)、まさに痒いところに手が届く非常に完成度の高いモデルだと実感しました。

当初はJamoのAVR-793というAVアンプへの買い替えも考えていましたが、やはりDVD鑑賞を考えると映画にそれなりのノウハウの蓄積があるSONYに安心感を覚え、結局このモデルを購入することになりました。突如として沸いてきた物欲。実はAVアンプだけに留まらず、次はSACD専用機購入などとの妄想が膨らみはじめています。。。(大汗)

※ドイツではSTR-DB895Dとして発売されているこのモデル。日本ではTA-DB890が一番近いモデルのようです。


SONY STR-DB 895D
c0030570_23322712.jpgAV-Receiver: 7 x 135 W, QS Serie, Decoder für Dolby® Digital, DTS-EX™, DTS-ES™, DTS 96/24™, DTS NEO:6™, Dolby Dual Mono Decoder für Dolby® Pro Logic® IIX, Perfekter Digital Cinema Sound, A/V-Synchronisierung, Subwoofer-Frequenzweiche (13 Punkte), Videowandler zu S-Video, DAB-Digitaltuner, Fernbedienung im Lieferumfang - - - Mehrkanaleingang (5.1), 3 Audioeingänge, 1 Audioausgang, 5 AV-Eingänge, 2 AV-Ausgänge, 6 Digitaleingänge, 1 Digitalausgang, 2 Komponenten-Videoeingänge, 1 Ausgang
by buckup | 2006-08-05 23:44 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(0)
Magic Rug -魔法の絨毯
魔法の絨毯といえばアラジンに出てくる空飛ぶ絨毯が有名です。空こそ飛びませんが、うちにも一枚そんな魔法の絨毯がやって来ました。(笑)
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一つ前のエントリーにも書きましたが、新居は昔ながらの作りの天井の高いフローリングの部屋。そんな訳で旧居とは異なる(とてもデッドでした)部屋自体がかなり響くとてもライブなこの部屋。クラッシック音楽を楽しむにはとても良いのですが、Jazzなどを聴くとやはりヴォーカルの歌詞や発音が曇り、特にバスがもやっとした感じになっていました。

そこで登場したのがうちの魔法の絨毯。インド産のGabbehという種類の絨毯で大きさは2mX3m。厚さは約2cm。パッチワーク風のカラフルな模様が部屋を明るい印象にしてくれます。
またこの絨毯、リビングの装飾的な意味合いだけではなく、実はオーディオにも多大な影響を及ぼしてくれました。特にSACD・マルチ再生鑑賞時にはその威力を遺憾なく発揮。今まではどのSACDを聴いても、大きなホールで聴いている様なエコー過多な傾向にあった音がこの絨毯の導入と共に激変。大きなホールで収録したSACDはホールの臨場感を再現し、教会で収録した古楽などは教会の深い響きで鳴り、Jazzもライブ収録なものからスタジオ風のデッドな録音のものまでそのSACD本来の響きであろう音場感が再現されるようになりました。
その中でも一番驚いたのが僕の愛聴版のうちの一枚・Herbie Hancockの「Gershwin´s World」のトラック6に収録されている「LULLABY」。レヴューにも書きましたがCD版よりもさらに艶めかしいOrpheus Chamber Orchstraの演奏する弦楽器の質感は勿論の事、絨毯の導入後になにやら右側後方リアスピーカーから奏者が唸るようにハミングする音が聞こえて来るではありませんか!隅々まで知り尽くしたと思ったこのアルバムに、さらに未知の音が収録されている事自体に驚き。それと共に今回導入した絨毯のマジック効果にも非常に驚かされた次第です。

ちなみにこの絨毯。先日過ぎ去った僕の僕自身への誕生日プレゼントと称し購入した記念すべきものでもあります。(笑)
by buckup | 2006-04-28 06:38 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(4)
NEW ROOM -引越し完了
新居探しや引越し、仕事の関係で実に1ヶ月半ぶりの更新です。(汗)

昨年の暮れから新しい部屋を探しはじめ、待望の新居の契約が済んだのが3月下旬。それから約1週間で引越しの準備を整え実際に今の新居に住み始めたのが4月3日。今回はトラックで一気に引越しというわけではなく、新居と旧居を何回も行き来し約一週間半かけてゆっくりと引っ越しました。
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写真は引越しの際に大活躍したオリジナルの箱。オーディオ機器の梱包にはとても気を使いますが、やはりなんといってもオリジナルのダンボールが移動には最適です。この箱たちのおかげでオーディオ機器には傷一つつく事無く無事新居に移動する事が出来ました。

今回の部屋は真四角なので、オーディオ機器を運び込み実際に音を出すまでは非常に不安でした。(音響学上真四角の部屋は音楽を演奏するのには適していないらしいです。)また今回の新居は町のど真ん中に位置しオーディオ機器をセッティングするリビングはメインストリートに面しています。そんな立地条件から車の雑音などが邪魔になるのではないかという不安もありました。また建物自体もこの町が作られた頃(1700年代)の物件で、実際に部屋もかなり歪んでいます。(それ程ではありませんが床が少々斜めっていますし壁が上に向かって広がっていたり。。。)それに絨毯が敷き詰められた旧居とは違い今回はフローリングの床。しかも実際に家具を入れる前に「パン」と手をたたいて見ましたが、かなりの残響音でした。
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写真は今日のリビングの様子。本当はまだまだお見せできるほど片付いていないのですが参考程度に。。。(ちなみに今日は引越し後はじめてオーディオに時間を割くことが許されたので、AURAをラックから引っ張り出してバイワイアリング接続とAURAとCDプレーヤーの相性のテストをしてみました。そんな訳で写真はかなりごちゃごちゃな状態です。汗)
前述の不安もよそに実際に機器をセッティングしてみて音を出してみてビックリ。以前よりも音がクリアに自然に鳴り響くではないではないですか!
以前からネット上で目にしていた電源の効果かもしれません。というのも旧居ではコンセントの関係ですべての機器ををタップに繋いでいたのですが(TVも)、新居では部屋全体に必要十分な数のコンセントがあったためTVとAVアンプとタップをそれぞれ独立させてコンセントに繋ぐ事が出来ます。
また旧居が2mちょいしかなかった天井の高さに比べ、今回は1700年代の石造りの屈強な造りの家という事もあり天井は古い物件スタンダードの2m60cm。この天井の高さにより音が自然に響き渡るようです。また設置前の懸念材料だったフローリングの床もそれほど音に悪い影響は無いようでした。しかしこの僅かに斜めに歪んだ床、機器の水平を出すのに非常に苦労しました。(笑)正面のTVラックの足などは向かって右側の足が一番短い状態。そして左側はなんと一番長い状態にしてやっと水平になり、その差は実に2cmもありました。(驚)

フロントSPのXQoneはリスニングポイントから60度にセッティング。左右のSP間は2m10cm。そして後方には1m10cm、左右の壁からは90cmの距離でほぼマニュアルにあるとおりの空間を確保する事が出来ました。センターSPのXQtwoは壁から45cmの幅を確保しセッティングしました。今回はフロントにかなりの余裕を取ったセッティングとなっています。その結果、音がとても自然に展開し、また同時にとても締まった小気味良い低音で、旧居よりもかなり良いバランスで鳴っています。
c0030570_5571083.jpgこの新居で一番苦労したのがリアSPの位置。本来は長方形の部屋に引っ越したかったのですが、今回はその理想の物件ではなく、真四角の部屋。そして前述のようにフロントにかなりのスペースを確保したセッティングのために後方はまったく余裕がありません。写真のように丁度リスニングポジションの真横にセッティングする形になりましたが、フロントに余裕があるため、真横にセッティングのリアSPとの繋がりは非常に良く、特にSACDマルチ鑑賞では旧居よりも格段にクリアで臨場感のある再生が可能となりました。
DVD鑑賞でもリアが真横にあるにも拘らず耳につくことは決してなく、とても自然で滑らかな音のつながりで非常に満足です。
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最後は引越し前のセッティングの写真。基本的に機器も使用者も全く変化が無いので同じようなセッティングですね。(笑)新居・旧居の大きな違いは何度も述べたように新居は真四角、旧居は長方形の部屋を横長にセッティングしていた点でしょうか。
引越し前の一番の不安材料だった新居の音。想像以上のクリアさと臨場感、非常に滑らかで素直な響きが非常に気に入っております。
by buckup | 2006-04-15 06:16 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(0)
SONY DVP-NS92V -SACD/DVD PLAYER
何の問題も無く満足しながら使っていたDVD/SACDプレーヤー・SONY DVP-NS900V。機能的にもデザイン的にも気に入っていたのですが、先週末に新たなDVD/SACDを購入してしまいました。というのも、うちのパートナーさんの大好きなコメディーシリーズ「Frasier(1993-2004 NBC系で放映されたコメディー)」がドイツでは何故かDVD化されていなく、このシリーズを見るのにDivxが必要というのが最大の要因でした。
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という訳で早速SACD/DVDプレーヤーをリサーチしたところ、今のSACD/DVDプレーヤーマーケット展開の偏りにまず驚きました。というのもこのカテゴリーのプレーヤーは極端に分けると安いか高いかの完全な2極化が進み、今まで使用していたDVP-900Vのような中堅機種というものが存在しないのです。特にDVDプレーヤーは高級機というものすら存在せず、大抵のものは100ユーロ以下のエントリーモデルしかありませんでした。
SONYに関していえば、やはり80~150ユーロ、今回購入したDVP-NS92Vが実売250ユーロ、カタログにはこの上級モデルとしてDVP-NS955(発表から既に数年経っており、Dvixは見れない)。そしてSONYのウェーブサイトにはエントリーされていないSONYの最新型AVアンプ・STR-DA7100ESと対になるDVD/SACD最上級機種(機種番号失念。汗)を購入することが出来ます。
日本のウェブサイトでDVP-NS92Vの情報を仕入れようとしたところ、なんと日本市場にはSONY製のSACD/DVDプレーヤーは一つもありませんでした。何だかこれでいいのかSONY?と思わず疑問を投げかけたくなるようなラインナップでした。。。

さて先週の土曜日に届いたDVP-NS92Vですが、驚いたのはそのボディー(というかケース)の華奢で見事なまでに剛性の「ご」の字も見当たらない安っぽい作り。数年前のSONYの製品の品質からは考えられないようなチープさに非常に驚きました。フロントパネルはQSシリーズの流れを汲みアルミフロントとなっていますが、カタログ写真ではしっかりとしたインシュレーターが付いているように見えた「足」も実はダミーで、インシュレーターのように見えた足はボディー一体成形のものに小さなゴム足が付いているだけでした。(驚)
という訳で光学系機種は振動制御及び足元からという経験上、まずはViaBlue社のインシュレーターの上に設置してみました。
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そして待望のSACDの音を聴いて見て2度ビックリ。正直これはダミーインシュレーターよりもショックだったのですが、SACDの再生音が本当に聴くに堪えないほど酷い、高音に振り切ったシャリシャリの最悪の音だったということでしょうか。
とりあえずSACDの音の最悪さのショックから立ち直り、まずはプレーヤーの上に重しを置いてみたところ、幾分音がしまりバスが少々出た感じでした。この状態で(聞くに堪えませんでしたが)SACDをマルチ再生で4~5枚かけ続けてみました。それまでエージングというものはスピーカーにのみ起きる現象だと思っていたのですが、このSACD/DVDプレーヤーにも如実にその成果が現れてきました。音を出さずに一日中SACD&DVDソフトをかけ続けてみたところ、次の日の日曜日には幾分高音のきつさが収まり、幾分聴ける音になってきました。それでもまだまだ満足のいく音に程遠い、平面的で立体感の無い、SACDマルチ再生らしからぬ音でした。購入からほぼ一週間たった今、まさにエージングが進んだという感じで、SACD本来のまろやかでリアルな音が再生できるようになりました。

c0030570_8402822.jpgしかし先週末の音の酷さには耐えかねるものがあり、ついに次の日の月曜、普段は決していじることの無かったプレーヤー本体のセッティングに着手。このプレーヤーにはDVDとSACDそれぞれでセッティングすることが出来、まずは非常にうるさく耳障りなフロントのバランスを下げました。これによりフロントスピーカが醸し出す音場に旨く溶け込み、これにより立体感が出るようになりました。しかしこれだけではまだドラム系、特にシンバルの音のリアル感が出ず、サブウーファーのレベルを初期設定よりもかなり上げたところ、やっとVS900V相当の音が出るようになりました。

当初の音質面の酷さが耳につき、このプレーヤーのポジティブな面に触れませんでしたが、さすがに最新機種。5年前のDVDプレーヤーに比べ画質面は格段に向上。かなりシャープな画です。また前述のPegelセッティングの成果か、今までは聞くことの出来なかった超重低音の再生が可能になり、これはかなりご機嫌なポイントです。
またこのクラスとしてはじめてHDMI端子を装備していることも特筆するべき点ですが、うちの機種には関係の無い機能でもあります。今年中に夢のAVアンプ・SONY STR DA7100ESでも入手することが出来れば話は別ですが。。。(今季は引越しを予定しているので出費がかさみそうで、果たして趣味の分野にまで出費が許されるかどうかは今のところ不明なのです。涙)
先週末の到着当時は送り返そうかと思ったこのプレーヤーですが、セッティングとエージングのおかげで満足の行く買い物となりました。しかしSACD未聴の人がこのプレーヤーではじめてSACDを聞いた時の事を想像すると空恐ろしい感じがします。折角のSACD再生機能。セッティングや設定の必要の無い、数年前にリリースされたモデルのような、はじめの音でCDとは明らかに別次元だとわかるようなバランスの取れたSACD再生機能は、これからSACDに興味を持つかどうかの狭間にいる初心者を対象にしたエントリー機器にこそ必要では無いでしょうか。


SONY DVP-NS92V -SACD/DVD PLAYER

c0030570_8475887.jpgHDMI™ (High Definition Multimedia Interface)
Hochauflösender Videoausgang: 780p (1080i konvertiert)
Precision Drive 3 (Mechanismus für schnelle, stabile und präzise Wiedergabe)
Wiedergabe von Foto-CDs (JPEG), CD-R/RW, Daten-CDs (MP3) und SVCD (einfache Wiedergabe) DVD-R/RW (VR- und Videomodus) CD-R/RW, DivX DVD+R/+RW
Mehrkanalwiedergabe von Super Audio CD Progressive Scan
12 Bit / 108 MHz Noise Shaped™ Video D/A-Wandler
Komponenten-Videoausgang Optischer Digitalausgang 5.1-Kanal Analog-Audioausgang  Aluminium-Vorderwand
by buckup | 2006-02-04 08:44 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(2)
Like a Kimber 12VS -バイワイヤリング接続への道
11月に新たに購入した待望のフロントスピーカー・XQone。購入からクリスマスまでは以前から使用していたKimber社製のSPケーブル・4VSとSP付属の金属プレートを使用していました。しかしSPが新品という事もあるのでしょうが、高音がきつくバスが前に出てこないというどうにも納得のいかない音に頭を悩ましていました。
そんな折、クリスマスの到来と共に頭に浮かんだのが以前から考えていたバイワイヤリング用のケーブルの作製。というのも最近ドイツのオーディオサイトを見ていると目に付くのが、同じくKimber社製のバイワイヤリング用のケーブル・12VS(勿論PR、TSもあります)で、これは8VSを低音部に、そして4VSを高音部用に使用するバイワイヤリング用のケーブルで、8VSをバイワイヤリング用に4等分するよりも効率も音も良さ気な雰囲気のものでした。しかし問題はその値段。3mで350ユーロ超。これはSPケーブルにかける値段としては僕には少々高いように感じました。
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という訳で以前ebayにて入手済みの8VSと今まで使用していた4VSを流用し自分で12VSもどきを作ってしまおうと実行に移したのがクリスマス後の26日。というのもこの12VSもどきの作製に欠かせないのが、クリスマスプレゼントとして入手したWBT社製のクリンプセット。これのおかげで末端処理も可能になり12VS作製実行となりました。(笑)
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まずKimber社製のケーブル愛用者がぶつかる最初の壁はケーブルを覆う被覆剥き。Kimberのケーブルは細いケーブルを網の目状に巻き上げた中々凝った物。この編み上げ形状によりKimber独特の音の開放感が出るらしいのです。
しかし被覆を剥くのは一仕事。4VSで片側8本、8VSに至っては片側32本(!)にも及ぶ大仕事!最終的には両側80本x 2(ケーブルは勿論左右で一組。笑)の160本にも及ぶ被覆を剥がしたわけです。
被覆除去用の専用工具も発売されていますが勿論僕はそんな物持っていません。被覆刃剥がしに使用したのは「はさみ(これでます被覆に裂け目をつける)」そして自分の「爪(はさみで被覆に付いた裂け目を爪で引き剥がす)」。4VSの片側は楽勝でした。しかしその後の8VSを剥がすうちに爪を押し付ける僕の親指が痛み始め、全部を剥がす頃には涙をこらえつつの作業でした。(この痛みはKimber愛用者にしかわからないでしょう。。。涙)
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苦悶の被覆剥き作業が済めば後は簡単。AVアンプ接続側は4VSと8VSを編みこみクリンプセットにある一番太いスリーブにて圧着。SP側は4VS(高音用)と8VS(低音用)を別々に圧着。
これにて一応の完成を見たケーブルを早速SPに接続。エージングなど関係無く「これが同じスピーカーですか?」と思わず口に出てくるほどの、まろやかさと奥深さを備えた素晴らしい音に変化。地獄の被覆剥きの難業もこれにて救われた感じがしました。

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そしてこの太いケーブルの最後の仕上げは、2本を一本へとする被覆で覆う事。(剥いたり覆ったり傍から見ると滑稽で仕方なかったらしいです。汗)
ここで登場するのがドイツ・Monitor社製のBlack&White LS-1202ケーブル完成キッド(ケーブルのアイソレーションキット)とMonofil社製のケーブル被覆・TYPE GFS-PA Polyamid (16-22mm)を駆使(?)し仕上げをしました。
まずは4VS、8VSの2本のケーブルを不燃性の伸縮素材で出来たMonofil社製のケーブル被覆に通します(写真上はケーブルを通した状態。下は購入時。かなり伸縮する素材です)。そのごアイソレーション用の被覆を熱し、ケーブルに完全密着。これでケーブルは一応の完成を見ました。
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そして最後にAVアンプ側にはWBT社製のバナナプラグ・WBT-0644を。そしてスピーカー側には同じくWBT社製のバイワイヤリング用セーフティーバナナプラグ・WBT-0645を接続しました。このWBTのバナナを両端に使用することにより音が立体的に、そしてさらに落ち着いた感じになりました。

今回のケーブル変更による効果は絶大で、まるでアンプを新調したかのような違いでした。実はいままでAVアンプではSACDマルチ鑑賞とDVD鑑賞しかしていなかったのですが、このケーブル交換により普通のCD鑑賞も可能となりました。今までは所詮AVアンプという印象しかなかったSONYのSTR-DB790 ですが、スピーカー&ケーブル交換によりお株が急上昇。正直言ってこのアンプ見直しました。(笑)
今までは未知の世界だったバイワイヤリング接続。その効果は実行前の想像を遥かに超す、スピーカーの実力を最大限に引き出すことの出来る驚くべきものでした。
by buckup | 2006-01-08 21:48 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(3)
WBT-0411 Crimpset -2005年のクリスマスプレゼント
僕の住む国・ドイツは24日の午後から26日まで全国的な休日となります。24~25日は家族と過ごすのが伝統で、道には人影もなく、雰囲気的には15年程前の日本の正月三が日という感じです。また大抵の家庭では24日の夜に待望の(?)プレゼント交換が行われます。毎年クリスマス前は多くの人がこのクリスマスプレゼントに頭を悩ませ「クリスマスストレス」という言葉があるほどです。
さて今年のクリスマスプレゼント。自分用(?)には11月に待望の新フロントスピーカー・KEF XQoneを購入。コレについてはまた後日別に書きたいと思います。(笑)僕の為のクリスマスプレゼントに頭を悩ますパートナーさんが先日僕に何が欲しいのか聞いてきました。勿論欲しい物が決まっている年は即答できるのですが、今年は既に自分用にXQを購入済みで大満足。夏以降、先月のSACDプレーヤー導入により寝室のサブシステムも完成。これといって欲しい物もなく、現状に非常に満足していた僕の頭に浮かんだのが「WBTのCrimpset」!というのもXQはバイワイヤリング接続が可能なのですが、いままではメーカー付属のターミナルプレートに以前から使用しているKimberの4VSを使用していました。XQの購入前に実はバイワイヤリング接続を想定して同じくKimberの8VSを入手していたのですが、末端処理に頭を悩まし未使用だったのでした。
という訳で2005年のクリスマスプレゼント、何が欲しいかのパートナーさんの問いに「金色のSPケーブル用のペンチが欲しい!」と言ったところ、「ペンチ?あんたそんな物がほしいの???」といつもの事ながら呆れられてしまったのでした。。。(汗)
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そしてクリスマスイヴの一昨日、うちの心優しいパートナーさんは呆れつつも例の「金色のペンチ」を僕の希望通りにプレゼントしてくれたのでした。
待望のクリンプセット、はじめて手にしたとき正直驚きました。というのも写真からは伝わらない、とても高級感漂うケースに収められ、またビロード風の紺色のケースに映える金色のスリーブと圧着プライヤー。久しぶりの心躍るプレゼントでした。
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セットの内訳は、メインの金メッキの施された圧着プライヤー、標準タイプ:1.0φ、 1.4φ、 1.6φ、 1.8φと絶縁タイプ:2.0φ、 2.6φ、 3.4φ、 4.4φの8種の24金メッキのスリーブが同梱されています。
昨日(25日)早速このクリンプセットを使用してみたところ、何とも絶妙な素晴らしい使い心地なのが圧着プライヤー。写真の刃先(?)を見て頂ければわかる通り、各スリーブの大きさに分かれたホールとそれを圧着する為のギザギザの刃に分かれ、力を入れる事無く丁度良い具合に圧着することが出来ます。
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昨日は4VSを高音用にそして8VSを低音用にまとめてケーブルを圧着したわけですが(ドイツでは12VSというこれと同じ構造のバイワイヤリング用のケーブルがあるのです)圧着は至って簡単。しかしご存知の通り網目状に編まれたKimberのケーブルの被覆を剥く作業には正直辟易しました。

完成したケーブルにやはりWBTのバナナプラグ・WBT-0644をアンプ側に、そしてWBT-0645をケーブル側につけて音を出してみたところ、今まで不満だったXQのキツイ高音が和らぎ、これが本当に同じスピーカーなのかと疑うほど柔らかい深みのある音が出るようになりました。今後スピーカーとケーブルのエージングの進行によりさらに音が良い方向へ進むかと思うと、これから音楽や映画を見るのがさらに楽しみです。
by buckup | 2005-12-26 23:57 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(0)
Waiting... -待ち遠しい水曜日。
10月から12月にかけては僕の仕事の一番忙しい時期。そんな忙しい毎日も報われるといった念願の買い物を今週末にしました。
今回購入したのは2年越しで狙っていたスピーカー・KEFのXQ。7月にXQ2cを購入してからというもの、フロントSPの購入熱に火が付いたのは以前にも書きましたが、先月終わりにMinipodを購入した際にうちのパートナーさんと共にXQを試聴したのが購入意欲にさらに拍車をかけ、また以前から狙っていネットショップにてXQが特別出欠放出価格で売り出されているのをたまたま発見。自我との葛藤、そして我が偉大なる財務大臣・パートナーさんの説得に成功し、今週末に購入に至ったわけです。
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XQ、Oneを購入したのかThreeを購入したのかは水曜日までのお楽しみという事で今日はまだ伏せておきます。(笑)今回はとても冒険(?)的な購入なので僕も後二日、水曜日が来るのが非常に待ち遠しいです。さてさて果たしてこの新しいSP、うちのリビングにうまく溶け込む事が出来るでしょうか???
by buckup | 2005-11-14 21:34 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(0)
What´s this??? -昨日、突然うちへやって来たもの。
昨日の土曜日はいつもの安らかな週末は異なり、朝の8時にお隣の部屋の改装による大騒音で目覚め(はじめうちのオーディオ機器が壊れ、部屋全体に響き渡る不快な大騒音は機器がハウリングをお起こしているのかと思ったほどでした。怒)、勿論その後も不快な大騒音は続き、逸れに続き巨大なハンマーで何かを打ちつける音、木を切る音等とてもいつもの如く遅寝に講じられる環境ではありませんでした(実は今朝の目覚めも最悪!日曜だというのに朝の8時から引越しの騒音。日曜の午前中は騒音を出してはいけないのが常識なのに!)。
という訳で不快な目覚め&寝不足の思い頭を奮い起こし我がパートナーと共に向かった先は、家から30分ほど離れた街。2日前に同僚(の彼女は悪友と呼ぶ。笑)からの情報により、以前から僕が狙っていたある物が、出血大サービスのありえない値段で入手できるとの情報を入手。新聞の折り込み広告の大安売りバーゲンを目ざとく見つけた敏腕プロ主婦の如く、僕は早速その店へと出向いたのでした。
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そしてまんまと思惑通りにGETしたのがこの写真にあるもの。緑色のビニールの買い物袋に入れられたものは、あたかもコレからがシーズンのスーパーの大安売りの白菜のように見えますが勿論別なものが収められています。しかし大きさも形もほぼ美味しい白菜と同様。しかし通常はこのように買い物袋に無造作に入れられる代物ではないのは確かです。(笑)
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この買い物袋の中身は、以前ブログにも書いた、寝室のオーディオサブシステム用のスピーカー・MINIPOD。写真は帰宅後、早速寝室にセッティングしてみた様子から。独特な3つの球体をつなげた様な姿が特徴的な、愛らしいデザインのスピーカーです。それにしても決して安くない価格の大きなSPを、ビニールの買い物袋に無造作に入れて持ち帰ったのは人生初めての経験です。
c0030570_206528.jpg 今回の特別価格は現品限りの店頭展示処分品によるもの。購入前は10種類もあるMINIPODのカラーバリエーションからどの色にするのか悩んだものですが、今回の選択肢は3つ。僕が購入したカーナビ・ブルーとシルバー、そして半透明のルーセント・ブルー。半透明のルーセントブルーにとても惹かれたのですが(時計もスケルトンが好き!)、半透明ゆえのプラスティックぽい安っぽさと、うちのパートナーさんの助言により結局カーナビブルーに決定。結果、オーディオ機器の黒と白い壁にとてもマッチする、とても良い選択となりました。

c0030570_2064286.jpgこの独特な形状をした MINIPOD。そのデザインはイギリスの大手高級スピーカーメーカーのB&W社の伝説的なフラッグシップモデル・ノーチラスの開発グループによるデザインで、なるほどよく見てみるとその形状は、オリジナルノーチラスに通じるところのあるデザインとなっています。特に愛嬌のある滑稽ともいえる、だるまの様なフロントのデザインとは対照的なリアの流線型のデザインは、貝殻をモチーフとしたノーチラスの如くとても美しいラインをかもし出しています。またそのような開発上の事情から使用されているユニットもB&Wのもの。特徴的な黄色のケプラーコーンやはB&WのSPそのもので、出てくる音の傾向はB&Wに順ずるものだと察する事ができます。おもちゃ的要素の高いその滑稽な外見とは裏腹に、本格的な音で音楽を楽しむことの出来る、決してオブジェに留まらないスピーカーであるのは確かなようです。
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寝室のサブシステムのメインは今は無きイギリスのAURA社のVA40。そもそもAURAとB&Wのマッチングの良さは抜群との定評で、以前からAURAにB&WのSPを繋いで見たいという野望(?)がありました。しかし寝室に置くSPは無骨で大きな通常のBOX型のSPなどうちのパートナーさんにとっては以ての外。そもそも彼女としては無粋なオーディオ機器など寝室に置きたくは無いのです。(汗)そこで目をつけたのが、この愛らしい形のMINIPOD。昨日初めて現物を見たパートナーさんも「変な形」と言った物の中々のお気に入りの様子。しかしこのMINIPOD、実は以外に巨大なのです。
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KEFのKHT3005と並べてみると実に2倍ほどのヴォリューム差があります。オーディオ店の店員さんの話によると、コレだけのヴォリュームを確保したおかげで豊かなバスを確保できるのだと言っていました。また店員さんよると、バスが不足気味の場合はMINIPODの特徴でもある針のような3本足(その形状からスプートニック(ソ連の伝説的な衛星)スパイクと呼ぶ)を外しMINIPODを直置きにするとバスが増強されると助言を受けましたが、うちではスパイク付のほうがよさそうな感じです。
しかし実際にMINIPODの音を聴いてみると、KEFのKHTの小型ながらも豊かなバス、とてもクリアな音質、素晴らしい音の定位等、とても完成度の高い素晴らしいSPである事を再確認しました。
c0030570_2024076.jpgKEFのSPの良さを上に書きましたが、勿論このMINIPODの音質も良好。何といってもまだまだ新品の状態なのでこの先どのように音が変化していくのか想像もつきません。(笑)昨日の午後一日中鳴らした感じでは、躍動感のあるバス、中々の定位感、そして音の広がりは非常に好感の持てる点でした。昨日の段階では、高音にクリアさと切れが今ひとつ不足するかなぁと言う感じがしましたが、これも徐々に変化していくことでしょう。
またKEFと比べて決定的に違うのは、女性ヴォーカルの声質とピアノの音。KEFがマイクを意識させない自然な音の傾向にあるのに対し、MINIPODはあたかもヴォーカルがマイクを通して歌っているような音がするのです。また特徴的だったのが「あ」の発音のときに少々割れ気味の音になる点。コレはこれから良く聴いてみないとはっきりしませんが、昨日はこの点がとても気になりました。ピアノの音はKEFよりもよりハンマーが弦を叩く感じが伝わってきて、とても良い感じで鳴っていました。

これから数週間は音が変化していくことだろうと思いますが、どのように変化していくのか先が非常に楽しみなSPです。あとは後々SACDプレーヤーを導入したいと思っていますが、コレはまだまだ先になりそうです。
実は昨日、このMINIPODのほかに、以前から購入を考えているKEFのXQの視聴もしてきました。XQ、思った通りの完全に僕の完成にマッチする鳴りでコレを購入することは間違いなさそうです。KEFの新作、iQ3も視聴しましたが僕の耳にはXQがジャストフィットでした。また視聴したXQ、はじめて見たマラネロ・レッドのモデルで、これがまた非常に美しい赤色。赤色の購入などは毛頭無かったのですが、あの鮮烈な美しい赤色のSPがすっかり眼に焼きついてしまいました。う~ん、MINIPODに続きXQも色選びに頭を悩ましそうです。。。
by buckup | 2005-10-30 20:44 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(0)


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