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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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カテゴリ:CD。 (36)( 36 )
clapton chronicles -Eric Clapton
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何故か子供の頃からエレキギターの「ギュワァ~ン」という音が苦手だった僕。最近はそんなエレキギターの音にもそれほど嫌悪感も無くなり、時にはあの「ギュワ~ン」を欲するほど。そのようなギターにもクラプトンにも詳しくない僕がこのCDをレビューするのは非常に心苦しいのですが僕のお気に入りのCDの一枚なのでご容赦ください。

ギターの神様とも称されるEric Claptonの音と僕との出会いは遅く、20代半ばに見に行ったジョン・トラボルタ主演の映画「PHENOMENON」のテーマソング「Change the World」を聞いたのがはじめてでした。当然この映画を見終わった後日サウンドトラックを買ったのは言うまでも無い。。。
そして月日はたち2004年。新調したオーディオ(AURA)で聞いた前述のサウンドトラック、特に「Change the World」のギターのかっちりとしたカッティングや弦をピックではじく音や唸るようなハモンドオルガン、さらにはClaptonの鼻にかかったような(汗)歌声までがあまりにリアルで、すべての楽器のディテールまで聞き取れるとても新鮮な音に驚いた僕は、早速ドイツ・CDオンラインショップ大手のアマゾンでこの「clapton chronicles」を購入したのでした。

このアルバムはサブタイトルの「the best of eric clapton」の如く彼の1985~99年までのベストアルバムで、誰もがどこかで必ず聞いた事のある「Tears in Heaven」や「Layla」、そして前述の「Change the World」などが収められています。

このCDをはじめてCDプレーヤーのトレイに載せ聞き始めて驚いたのはやはりその音のクォリティー。一曲目の「Blue eyes blue」のイントロのギターのアルペジオがあまりにリアルでクリアで綺麗で、その後に入ってくるリアルなチェロの音と共に音を紡ぎだす彼のギターとヴォーカルが本当にナチュラルに溶け込んでいて、僕の家を訪れる友人も皆この冒頭の音にはハッとされるようです。(笑)
とにかくCDの音のクオリティの高い、また選曲もバラエティーに富んだ「The Best」のタイトルに恥じない聞きやすい一枚です。
by buckup | 2005-03-17 06:09 | CD。 (36) | Trackback | Comments(0)
J´ai Deux amours -Dee Dee Bridgewater
1950年、アメリカ・メンフィス生まれのDee Dee。グラミー賞をはじめ世界各国で様々な賞に輝くベテランジャズシンガー。そんな彼女の最新作は1986年から1996年にかけて彼女自身が住んだ芸術の都パリへの思いを馳せ、ほぼ全曲をフランス語で歌うシャンソン色の強い一枚。
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CDの冒頭からすでに気分はパリ。ヨーロッパで大ヒットした映画「アメリー」のBGMでもしばしば活躍したパリ色の強いアコーディオンからはじまるこのCDはシャンソン色全開の選曲。
彼女のハスキーだけど張りのある声質と彼女の熱い音楽性が恋を主なテーマーとするシャンソンにぴったりで、時に彼女の情熱のこもった歌は聴いていて痛いほど。
CDの最後に収録されているのはジャズの定番と言っても過言の無い「枯葉」。フランス語で聞いたのははじめてですが、これははまります。(笑) アレンジもとってもお洒落な感じに旨く仕上げてあり、聞いていて思わず「ふ~ん」と感心してしまう程軽やかで華やか且つ哀愁のこもった枯葉です。
またこのCDを気に入られた方に朗報。Dee Deeが2005年5月16日から21日にかけてブルーノート東京に登場です。詳しくは彼女のオフィシャルホームページをご覧下さいませ。

CDの録音もとてもクリアで素晴らしいもので、2chの筈なのにまるでマルチチャンネルのようにリスナーの周りにぐるりと音が展開します。しかしこのCDのようなクリアで優秀な録音は音のニュアンスやディテールまで聞こえてくるので聞いていて本当に気持ち良いものですね。

アメリカン・ジャズとは一味異なるフレンチ・ジャズ。いつもと違うジャズを聴いてみたいと思った時に最適の熱くて濃い一枚。 しかしシャンソン独特の”濃さ”(日本の演歌に通じるところのある)が苦手な人にはお勧めできない好き嫌いの分かれる一枚かもしれません。
by buckup | 2005-03-10 23:08 | CD。 (36) | Trackback | Comments(0)
AGUAS=IGUAIS -Rosanna&Zelia
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ブラジル出身でドイツをはじめヨーロッパをその活動の拠点としているRosanna & Zelia。このCDに収める全トラックは彼女らによって作詞・作曲され、Zeliaがアコースティックギターを担当。そしてRosannaが独特な声質で僕にはあまり聞きなれないブラジル・ポルトガル語で歌う。

ブラジル・ポルトガル語の響きは日本でもお馴染みのボサノバの楽曲同様、耳に非常に優しく柔らかいのと同時に何故か僕には日本語のように聞こえる時がある。
例えばトラック1の「Azulamento」でRosannaが歌う歌詞「meio odor de medo」は僕の耳にはハッキリと「目を閉じ」と聞こえるから不思議だ。残念ながらポルトガル語の知識の無い僕にはこの歌詞の意味するところは分かりませんが。。。

さて12トラックからなるこのアルバム。なんとカテゴリー分けして良いのか分かりませんが、ボサノバの要素も含む、基本的にギターとヴォーカルを軸とし、時にハンブルグのG-ストリングスや木管楽器、パーカッション、アコーデオンを多用した非常にナチュラルな仕上がりとなっている。
トラック10の冒頭は可愛い子供の会話から始まるのですが、その会話はドイツ語。はじめは「?」と思いましたがライナーノーツを読んで納得。ドイツのNDR、北ドイツ放送のスタジオでこのアルバムは録音されたのでした。(笑)
ドイツでは今でもビックバンドは健在。クラシックだけでなくJazzやこのCDのような無国籍音楽も一般に受け入れられているのです。

今現在、クラシックやJazzシーン以外で多用される電気楽器類を一切排除したナチュラルで手作り的な音のするこのアルバム。いつもとは一味違う音楽を聴きたいときにピッタリです。
by buckup | 2005-03-06 22:39 | CD。 (36) | Trackback | Comments(0)
Miri it is -The DUFAY COLLECTIVE with John Potter
楽聖バッハに代表されるバロック音楽よりももっと古い古楽。英語ではMedievalと呼ばれる中世の音楽をレパートリーとする6人編成の古楽器アンサンブル"The DUFAY COLLECTIVE"。
とりわけ中世音楽と言うと当時の大袈裟なコスチュームに身を包み、現代に再現された楽器を演奏するも奏者の技量不足でとても聞けたものでは無い、お祭りバンド(?)的なグループが多い中、このThe DUFFAY COLLECTIVEはそれらのグループとは全く正反対を行くグループと言えるのではないでしょうか。
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シンプルでスタイリッシュな黒一色の衣装に身を包み再現された古楽器を演奏するも、その音程は完璧(古楽器ではまず音程を制するのが一番難しいのです)かつあくまでもその時代のスタイルに沿った演奏を繰り広げ、開拓していく古楽器界のパイオニア的存在でもあります。
最近では昨年公開された「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」でも彼ら演奏しています。(彼らがこのフィルムに携わっているとは知らなかったのですが、先日DVDでこのフィルムを見た際に学校の食堂などのシーン等で流れる中世風の演奏を聞いて思わずにんまりしてしまいました。イギリスで中世音楽と言えば彼らなわけですね。笑)

このCDでは彼らの得意とするスペイン音楽ではなく、出身地であるイギリス、その数少ない現存する中世13世紀の音楽をゲストのJohn Potterと共に録音しています。このゲストのJohn Potterの声は本当に気持ちよく澄んでいて、自然と神と聖書の物語を歌にした当時のシンプルなメロディーラインに新たな息吹を吹き込んでいます。
CDはいきなり男性4声による高らかな「Miri it is」で始まり、2曲目ではその「Miri it is」をダンス風にアレンジ。イギリスを代表する楽器・バグパイプによって勇壮に演奏されCDは幕を開けます。その後はJohnの優しい、時に憂いを含んだソロをはじめ、ハープや縦笛、その他の楽器を完璧なまでに演奏する彼らの演奏を堪能することが出来ます。

日本ではあまり聞く機会の無いであろう中世音楽。ベルサイユ宮殿や華やかなウィーンの宮廷バロック音楽とは全く異なる、シンプルで飾り気の無い石造りの教会や石剥き出しの壁にタペストリーが飾れられる中世の城の情景が合う音楽と言えるでしょう。 仕事で疲れたとき、心が高ぶっている時などに聞くと心を落ち着かせてくれる。そんなCDです。
by buckup | 2005-02-23 08:40 | CD。 (36) | Trackback | Comments(0)
GERSHWIN'S WORLD -Herbie Hancock
ジャズピアノ界の大御所、Herbie Hancockがアメリカを代表する作曲家George Gershwin(1898-1937)の生誕100周年を記念して企画したこのCDが、先日紹介した僕の一番のお気に入りシンガー、Jonie Mitchellとのはじめての出会いでした。
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Gershwinは僕の好きな作曲家のうちの一人。特に彼の代表作であり初の完全黒人キャストによるオペラ「ポギー&べス」は大のお気に入りです。
このCDが発売された1998年には本当にいろいろな音楽家によってガーシュウィンの新版が出たものです。その中でも特に異色を放つこのCD。何といっても特筆するべきはクラシックとジャズの融合。そして角界のトッププレーヤーによる素晴らしい共演。クラッシックからは当時一番の売れっ子オペラ歌手のKathleen Battleやオルフェウスチェンバーオーケストラ。そしてジャズ界からはJames Carter、Keny Garrett、Wayne Shorterというとても豪華なSax奏者達に加えChick CoreaやStevie Wonder(Summertimeで彼が演奏するハーモニカは絶妙!)の他にもここでは紹介切れないほどの豪華キャストが山盛り。当然ながら録音も大変素晴らしく、このCDでうちのオーディオ機器のセッティング調整を行ったほどです。

お勧めは勿論Jonie Mitchellが歌う"The man I love"や"Summertime"。特にSummertimeは数多くのシンガーが歌っていますが、彼女のこの録音が一番のお気に入りです。このCDを聞くまで僕は彼女を知りませんでした。 
そして何といっても特筆するべきはトラック13に収められているMaurice Ravel(1875-1937)のConcerto for Piano in G, 2nd Movement。
そもそもこの曲、作曲の勉強を独学で極めたガーシュウィンがパリを訪れた際、当時パリ音楽界で躍進中のストラビンスキーに教えを乞うたものの軽くあしらわれ、さらにその後訪れたラベルにも「君はもう学ぶことはない。十分オリジナルなものを持っているからね。」といわれ失意のままアメリカに帰国した後すぐに、そのラベルがガーシュウィンの代表曲である「Rhapsody in Blue」をモチーフとして完成させた曰く付きの曲なのです。
そんな曰く付のコンチェルトをアメリカ人のハンコックが今度はラベルのオーケストラパートはそのままに、彼の華麗なまでの即興でピアノのパートをオリジナル以上に繊細かつロマンティックに弾きこなしているというとても興味のある録音なのです。

どこかで耳にした事のあるメロディーが心地よく自然に流れる、夜にお酒と共に聞くのがとても似合う秀逸なCDです。(笑)
by buckup | 2005-02-12 05:51 | CD。 (36) | Trackback | Comments(0)
Travelogue  -Joni Mitchell
女性シンガーで誰が一番好きかと訊ねられれば、まず迷わず僕の頭に浮かぶ名前は "Joni Mitchell"。
もちろん彼女以外にも当然何人か大好きな女性シンガーはいますが、彼女は僕にとって特別。 なぜだろう? 彼女の歌には歌以上の何かが、僕のこころに聞くたびに訴えかけてくる何かがあるのです。その中でも一番のお気に入りのCDといえばがこの "Travelogue"。
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このCD、CDの出来も素晴らしいのですが、Indexにある彼女自作の絵画の数々もとても素晴らしいのです。 歌、作曲、作詞、ギターやピアノさえも難なく弾きこなす彼女はその音楽的才能に加え、美術面でも才能を発揮している本物の芸術家。それは彼女が作る曲にも詩にもいろいろな”色”として反映されているようにも思えます。

とにかくこのCD、聞いて頂く以外に説明の仕様がない程のお気に入りの一枚。強いてひとつだけ音楽面で紹介出来る事と言えば、楽曲の各所で顔を出すソプラノサックスのWayne Shorterが吹くソロ。時にハスキーな彼女の声に対応するかのようでとても素晴らしいです。
2枚組みのこのCD。プログラム構成はまるで彼女のフルコンサート。夕暮れ前から聞き始めるとちょうどお腹の空く頃にちょうど2枚が終わる。1枚目はまだまだウォーミングアップ。2枚目から彼女の本領大発揮。彼女の渋いヒット曲が続きます。

この非の打ち所の無いCDのなかでも僕の一番のお気に入りは、何といっても2枚目のCDに収録されている「Chinese Cafe」。いわゆる彼女の人生を詩にしたこの曲。30も半ばになろうとしている僕の心をとても打つのです。
しかし好きなものを語るというのは本当に難しいですね。言葉にした瞬間に安っぽくなってしまう。そんな思い入れのある僕にとってとても大事な一枚です。
by buckup | 2005-02-11 08:40 | CD。 (36) | Trackback | Comments(2)


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