独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buckup
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SACDの行く末。
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先日ドイツのオーディオ誌「STEREO」を購入しました。というのも特集記事「安価なSACD&DVD-Aプレーヤー」という題名が目に飛び込み、即この雑誌を購入してしまいました。
記事の内容は、PANASONIC、PHILIPS、PIONEER、SAMSUNG、TEACの5つのユニバーサルプレーヤーの比較記事。PANASONIC・DVD-S49とTEAC DV-20Dにエクセレントの評価がなされていました。

しかし僕の興味を一番引いたのはSONY EUROPEのSACDプロジェクトチームのトップであるDavid Walstra氏のインタビュー記事。このインタビューで氏が中々興味深い事を語っています。
まず最初に驚いたのは、彼の率いるSACDプロジェクトチームはすでに閉鎖となったという事。思わず不吉な予感のする書き出しでしたが、氏はそれに続き「チームが閉鎖となった事は、ハイビットフォーマットを投げ出したわけではない。すでに各レーベルがSACDについてのノウハウを得た今、技術サポートを必要としなくなったからだ。」と述べています。
また「今はSACDのハイシーズンではないが、年末には各社から新たにSACDがリリースされるのは確実だ。しかしSONY・BMGの行く末はSONYの新たな社長・Sir Howard Stringer氏の裁量にもよるが、彼はSACDフォーマットの支持者であるし、今後もSACDフォーマットは継続されるだろう。」と語っています。

その後記事はDualDiskやBlu-rayフォーマットとの競合にも触れていますが、ブルーレイは理論的にはオーディオオンリーの使い方も出来るが、製作にコストのかかるこのフォーマットが音楽のみに使用される率は低く、SACDの脅威にはならないだろうとまとめてあります。
また非常に関心を誘ったのが、SACDの次世代フォーマットであるSACDIIについての言及でした。
しかしここではSACDIIはあくまでもSACDフォーマットの改良版でしかあらず、SACD登場のような大きな革新的な進歩は無いだろうと予測していると同時に、SACDIIではDVD-Aのような操作画面をモニターできるシステムが導入されるかもしれないが、これはまだ確定したわけではなく、基本的にSACDはTVモニターオペレーション無しで留まるだろうと書いてありました。
個人的にはSACDの開発が進むのは歓迎ですが、操作方法は基本的にCDを受け継いでいる今のシステムのままの方がオーディオ愛好家には好ましいように思います。

最近のオーディオ市場を観察していますと、相次いで高級ブランドからSACDプレーヤーがリリースされていますし、このSTEREO誌のトップ記事にDENONのDENON LINKがSACD対応になったという記事や、最近余り新たな動きの無いSONYもQUALIAシリーズのSACDプレーヤーの試作機の写真が記載されていたり、4月初頭にミュンヘンで行われたドイツ最大のオーディオメッセ・HIGH END2005でi-link装備のAVアンプ・STR-DA7100ESとDVP-NS9100ES(本当に久しぶりのDVD・SACDプレーやのリリースです!)が発表されたりと、先行きは明るいように見えます。

まだ市場に完全に浸透したとはいえないSACDですが、先にも述べたようにオーディオ各メーカーはSACDのポテンシャルと可能性を見据えた上で相次いで新機器を投入していますし、レーベル各社、特にオーケストラや古楽器演奏者はその録音レンジの広さから来る自然な響き(原音に近い)、徐々にSACDハイバードを選択しているように見えます。
SACDが今後どのように展開・発展していくのか一SACD愛好家として非常に興味があります。
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by buckup | 2005-06-29 20:01 | SACD。 (63) | Trackback(1) | Comments(4)
HIRSCH -Hマークの革バンド。
5月19日の記事で書いたように、新しいバンドを探していたNIVADAのAviator。あれから1ヶ月以上が経過し、やっと先日気に入った革バンドが見つかりました。
今回購入したのは革バンドの老舗(?)Hirschのものです。以前から名前は知っていたものの使う機会の無かったHirsch。今回はじめての購入になりますが、さすが評判の高いメーカーだけはあり、使用感は抜群です。
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革バンドを見つけるというのは、僕的には一筋縄で行かないところがあります。というのも、時計にとって革バンドは重要だと僕は思うものの、中々革バンドの品揃えの良い(趣味が合う)お店が少ないのが現状です。
以前はいつもお世話になっている時計士さんのお店で購入していたのですが、昨年店をたたみ修理工房のみとなってしまった為、今回は色々な時計屋さんを廻る事になってしまいました。

という訳でお宝は足元からをモットーに、地元の時計屋さんの在庫をチェックしてみましたが、片田舎の高級時計を扱わないお店には、安っぽい若しくは何年も眠っていた時代遅れのバンドしかありませんでした。(残念)

c0030570_20222183.jpg次なるバンド探しの旅は、先日出張で訪れたStuttgart(僕の住んでいる州の州都)にて時計屋さん巡りを続行。しかしこの日は2泊3日の出張だった為、肝心のNIVADAを家に忘れてきてしまう始末。しかし幸い僕の腕には、色使いが比較的近いOMEGA・スピマスプロMISSONSが。とりあえずこの時計を基準としてバンドを探す事にしました。

まずはヨーロッパ各国でチェーン展開する高級宝飾店の老舗「WEMPE」を訪れてみましたが、コレが大ハズレ。今回探していたのは20mmの明るめの茶のベルト(イメージ的にはサンド)。しかし20mmの品揃えは殆ど無く、18mmや女性用の細いベルトの在庫が殆どでした。WEMPEさん、がんばって下さい~!

そして次に訪れたのがWEMPEの向かいに店を構える、これまた大型チェーン店「Christ」。ここはお手軽なGUESSの時計からOMEGAやTAG HEUER等の時計も扱うお気軽なお店。
勿論この日も店内は沢山のお客さんで賑わっていたのですが、この日は36度を越す猛暑。大抵のドイツの店舗同様ここにも冷房というものは存在せず、店内はお客の熱気と商品を照りだすスポットライトの熱によりサウナ状態でした。
待つ事10分あまり。自分の希望を売り子さんに伝えて、出てきたのがこのバンド。イメージしていたよりも少々暗めの色でしたが、一発で気に入り即購入を希望。
しかし売り子の若いお姉さんは、僕のスピマスを指して「これメタルバンドウォッチですよね。革バンドにすると、ケースとバンドの間にこんなに隙間が開いてしまうんですよ!(と、ほぼラグの先っぽにバンドを宛がい)メタルバンドの時計は革バンド似合いませんよ!!!」と必死の説得を試みましたが、僕はそんな親切なお姉さんを脇目に「わかっています。その隙間がいいんです。」の一言で必死の助言を却下。
僕の頭の中では「お姉さん。あなたのお店にあるスピマス革バンド仕様と僕の時計は同じケースなんですよ。」と必死に訴えていましたが、あえてそれは口にしませんでした。それにしても僕はきっと彼女に変なアジア人だと思われた事でしょう。。。
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そして出張から帰宅した次の日(昨日の日曜日)に早速NIVADAにバンドを装着してみましたが、微妙にイメージしていたものと違く「このバンド、スピマスカスタムの銀文字盤に付けた方がかっこ良いかも。。。」とか思いつつも腕に装着。
時計というものは本当に不思議なもので、単体で見ていたときには微妙に気に入りませんでしたが、腕に装着したら意外にも気に入ってしまいました。

時計の表情を大きく左右する、革バンド。中々しっくりする物に出会える事が少ないのが現状です。以前購入していた時計士さんのお店のように、品揃え豊富かつ、一発でその時計に合うバンドを提示してくれるプロフェッショナルなお店に出会うのは非常に難しいようです。
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by buckup | 2005-06-27 20:41 | 時計。 (17) | Trackback | Comments(0)
Symphoniae Sacrae -eappella auqustana
ドイツバロックを代表する作曲家・Heinrich Schütz(1585-1672)の代表作であるSyphoniae Sacraeの抜粋ダイジェスト版とでも呼べるアルバムです。
Symphoniae Sacraeは多数の曲を生み出したSchützの代表的作品といっても過言は無く、第1部~第3部からなる壮大な楽曲集で、一部はイタリアのヴェネツィアで、そして第2部・第3部はドイツのドレスデンにて作曲されました。
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このSACDには第1部から4曲、そして第2部から8曲が収録されています。1629年に書かれた第一部からの4曲は、コルネット(Zink)サクバット(Barockposaune)等の管楽器が多用された曲が選曲されており、現代楽器とは異なる混声ソロに溶け込む古楽器ならではの柔らかい響きを楽しむ事が出来ます。
それに対し第2部では2本のヴァイオリンと混声ソロをメインとした弦楽器主体の曲集となり、曲のスタイルもシャコンヌ等の軽快なリズムを多用した楽曲が集められています。

CD層の音質は非常にナチュラルな教会の響きを旨く収めてあり、セッティングのしっかりとなされたステレオシステムでは各楽器や声楽ソリスト達のポジションが伺える優秀な録音となっています。
それに対しSACD層マルチ再生では5.1chすべてを活かした、バロック・クラシック音楽のSACDには珍しいサラウンド感を楽しむ事が出来ます。しかしこの凝ったサラウンドミキシングが時に仇となる事もあり、前後のSPのバランスが旨く取れていないと、2本のヴァイオリンが奏でている筈の旋律が前後左右バラバラに、4つに分かれてしまうというような事も起こります。(うちのシステムで起こった話です。このSACDのおかげでSP間のバランスを見直すことが出来ました。)
声楽ソリストの歌声、特にソプラノの歌声はSACD層ではCD特有の角が取れ、非常にまろやかな歌声に変化します。またバロックヴァイオリン独特の貫くような響きもより現実感を増しとても美しい響きを楽しむ事が出来ます。

前回紹介したLIVING STEREOシリーズ同様、BRILLANT CLASSICSシリーズは非常に低価格なプライスがされており、その値段に対するSACDミキシングの出来や演奏レベルを考えると非常にコストパフォーマンスの高いシリーズだと思います。
このSACDも壮大な3部からなるSymponiae Sacraeからの抜粋にも拘らず、とても旨い選曲でサクレ集の味を旨く引き出しています。
最後になりましたが、演奏はMatteo Messori指揮のCappella Auqustana(イタリアの古楽器グループ)と総勢10人にも及ぶソロ声楽グループによる演奏となっています。

日本ではまだなじみの薄いバッハ以前のバロック音楽。古楽入門にはもってこいの聴き易い構成となっているアルバムです。
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by buckup | 2005-06-23 09:23 | SACD。 (63) | Trackback | Comments(0)
the cool side of the pillow -Michy Mano
うちの常連さんのフォトムジークさんからの紹介で知ったノルウェーのピアニスト&音楽プロデューサーのBugge Wesselthoft。彼のアルバムを検索中に見つけたのが、モロッコ出身ノルウェー在住のミュージシャン・Michy ManoとWesselthoftのコラポレーションアルバムであるこの「the cool side of the pillow」
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ジャケットの写真でゴロンと横になっているのがMichy Manoで、彼自身Sentirという楽器を演奏し(ググッて見ましたがどんな楽器かは不明。汗)全トラックのヴォーカルをこなしています。
さて気になる音楽はといいますと、非常にアラビア色の強い音楽とWesselthoftのプロデュースによる北欧JAZZとエレクトロニック音楽の融合という非常に興味深い内容のアルバムに仕上がっています。
基本的カラーはManoによるアラビア色の強いオリエンタルな旋律と、彼の出身地モロッコの地理的関係からかアフリカ音楽的要素も含んだ、とてもバラエティーに富んだ無国籍な印象を受けます。

音質は少々ダイナミックレンジの狭さと音の立体感に欠ける感がありますが、全体的には良好。椅子に座ってじっくりと聴くというよりは、ソファーに腰掛けてリラックスしながら聴いたり、ちょっとお洒落なカフェーやバーのBGMとして聴くのに適した音作りとなっているようです。

2年前に訪れたチュニジアの熱い夜の記憶を掻き立ててくれるこのアルバム。宿泊したハマメットという街のバー&ディスコでやはりこのようなアラビア音楽とエレクトロニック音楽が融合した音楽が流れていました。
個人的にはアラブ音楽やオリエンタルな要素を多分に含んだ音楽は好きなのですが、さすがに毎日10日間にも及ぶアラブ音楽攻めの後は半年ほどアラブ音楽を聴きたくはありませんでした。(笑)
またトラック3冒頭でアラビア語が読まれるのですが、一連のイラクでの誘拐事件以降アラビア語を読み上げる男性の声は、すべてテロリスト犯行声明文のように聞こえてしまうのが残念でなりません。

これからの暑い季節にピッタリの、ちょっとお洒落なアラビア音楽のCDの紹介でした。
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by buckup | 2005-06-22 21:06 | CD。 (36) | Trackback | Comments(0)
BEETHOVEN&MENDELSSOHN:Violin Concerto        -Heifetz・Munch
RCA LIVING STEREOシリーズは、ステレオ黎明期に貢献したRCA社が当時の一流著名指揮者・演奏家の演奏を当時最高の2ch及び3ch録音した名盤をSACDのために現在の最高のミキシング技術で蘇らせたもので、特にマルチ再生では当時のオリジナルである3ch再生を楽しむ事が出来ます。
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ヴァイオリンソロは20世紀最高のヴァイオリニストと呼ばれるJascha Heifetz。指揮は同じく当時の巨匠・Charles Munch。そして演奏はアメリカでも歴史が古く現在もアメリカ5大オーケストラに数えられるBoston Symphony Orchestra。

このSACDを再生してまず驚くのは、「本当にこれが1950年代の録音?」と疑わずにはいられない、その高音質。有名なベートーヴェンのConcerto in D,Op.61で多用されるヴァイオリンの超高音域の瑞々しさや、数あるアメリカンオーケーストラの中で現在もヨーロピアンな響きを残すボストン饗の弦楽器の素晴らしいアンサンブル等が、実に表情豊かに、奥域感や広がり感がとても立体的に、また古い録音にありがちな”サー”というハムノイズも殆ど無く、実に素晴らしい高音質でリマスターされています。

SACDマルチ再生では、ベートーヴェンは当時のオリジナル録音のままの2ch再生。そしてMendelssohnではLiving Stereoの真骨頂といえる当時のオリジナル録音形式である3chマルチ再生が楽しめます。
2ch再生のベートーヴェンでは前述したようにHeifetzの奏でるヴァイオリンの高音域の瑞々しさが特筆物で、また早いパッセージなどではHeifetzの運指までが聞こえてくるような鮮明さがあります。また3ch再生のMendelssohnでは勿論Heifetzのソロヴァイオリンがセンターに配置され、ベートーヴェンよりもさらに立体感のある再生音になります。
そして新たにこのSACDのためにリマスターされたCD層の高音質も忘れてはいけない重要なポイントです。勿論SACD層に比べれば、全体的な立体感やヴァイオリンの高音域の再生が平面的になるのは仕方の無い事ですが、それらを抜きにしても聴く価値があるのがこのSACD。本当にこれは1950年代の録音かと信じがたい程の高音質はCD層にも生かされています。

はじめてこのSACDを聴いた時、ベートーヴェンの協奏曲の冒頭部分が始まった時、僕は思わず身を乗り出して真剣にこの演奏に耳を傾けてしまいました。何といっても信じられなかったのが限りなく低く抑えられたノイズと本当に瑞々しく立体感のあるその響き。特にボストン響の暖かく厚い弦楽器の響き、それはまさに懐かしいレコードのような、独特の柔らかい響きが完全に再現されていたというところに激しい衝撃を覚えたのです。
大げさに聞こえるかもしれませんが、まさに衝撃としか言いようの無いこのリマスタリング。そしてトップを行く高音質の素晴らしいアルバムにもかかわらず、非常に低価格に設定されたプライス。SACD愛好家は勿論、CDのみを聴かれるクラシックファンにも欠かす事の出来ない定番アルバムといっても過言は無いと思います。
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by buckup | 2005-06-21 23:39 | SACD。 (63) | Trackback | Comments(0)
KIMBER KABLE -4VSから8VSへ
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先日ネットオークションで落札したスピーカーケーブル、KIMBER KABLE社の8VSが今朝届きました。
今回落札したのは5.80mの新品一本と3mX2の中古品。8VSはステレオ愛好家にも評価が高いKIMBER社を代表するケーブル・8TCの兄弟ケーブルで、基本構造は2 x 6,62mm²の太いケーブルで、それぞれ8本づつの黒と灰色に分けられたケーブルを写真のように複雑に編みこんであります。以前使っていた4VSは2 x 2,63mm²で、同じく2色に分けられた4本のケーブルを編みこんだ構造は同じですが、ちょうど8VSの半分の太さとなっています。

早速AURAに繋いである4VSから8VSへと換装してみましたが、一度セッティングしたオーディオのケーブル交換は安易ではありませんでした。(汗)
なんといってもテレビにアンプが2台、DVDプレーヤーにCDプレーヤー、果ては減振用の一つ4kgするオーディオベース(CD・DVDプレーヤーに使用)などが一つのラックに収められているその総重量はおそらく100kg以上。そしてラックと壁の間は、丁度僕の腕が一本入るほどの幅しかありません。勿論それではケーブル交換は出来ませんので、まずはこの超重量級のラックを少々ずらして、まずは作業できるスペースを確保。そしてまるでスパゲティのように絡まった電源コード類を整理してから、やっと本題のケーブル交換に扱ぎつく事ができました。
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今回交換した2X3mの中古の8VSの末端処理はWBTのバナナを使用することを前提にケーブルの両端とも圧着処理がなされており、バナナの使用できないAURA VA100SL側にはWBTのYラグ・0680 CUを、そしてスピーカー側には同じくWBTのバナナ・0645を使用。両側共にバナナを使用したのは初めてですが、装着は裸線よりもさすがに簡単でした。

さて一番の関心事「換装後の音に変化は果たしてあるのか?」ですが、これは確かに音が変わりました。
まず全体の響きがまろやかに、4VSよりもさらに柔らかい印象の音になりました。交換前の4VSも音の最後の響きまで綺麗に再生する非常に優秀なケーブルでしたが、8VSではさらにこの音が減衰する際の響きがよりエレガントに自然な響になりました。また中音域に厚みが増しより太い響きとなった為、オーケストラ等を聴く際にはプラスになる事間違いなしです。
しかしその反面、8VSでは4VSに比べ少々音が奥に引っ込んでしまった大人しい印象がありますが、ケーブル換装後1時間も経っていない今ではまだその本当の響きを知るのは難しいような気がします。

歳を重ねるごとに太くなり評判の落ちる僕の体型とは違い、太ければ太いほど良いといわれるスピーカーケーブル。確かに2倍の太さになった8VSの方が、オーディオショウなどで耳にすることの出来る超高級オーディオ機器のかっちりとした音に近づいた気がします。
とりあえずケーブルのアップグレードはこれで小休止。先日紹介した電源タップ同様、なんといってもオーディオアクセサリーというのは天井知らずです。例えば1m10万円以上するケーブルなど多分僕に人生では出会うことも無いでしょう。

とりあえずこの新しい8VS。どのように今後変化するのか楽しみです。
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by buckup | 2005-06-18 23:21 | AUDIO。 (69) | Trackback | Comments(0)
Black&Black -時計と服の関係。
黒い背広に黒い印象の強いオメガのスピードマスタープロ。以前は絶対にしなかった着合わせなのですが、何故か最近使用することが多くなりました。
仕事の関係で黒い背広を着ることの多い僕。以前は銀文字盤の時計か黒文字盤+銀ベゼル、若しくは黒文字盤+茶の革ベルトを付けたものを使用することが多かったのですが、最近は以前嫌いだった黒ベゼル+黒文字盤のスピマスプロを黒い背広に合わせる頻度が高くなってきました。
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このスピマスプロを入手当初は、特に黒ベゼルと黒い背広の袖の組み合わせが嫌で絶対に使用しなかったのですが、最近は「う~ん黒ベゼルに黒服も悪くないジャン!」と思う自分があります。また以前は大嫌いだった黒の革バンドも、最近は余り嫌悪感無く使用するようになりました。
人の好みは4年ごとに変わる、と以前ドイツ人の友人から聞いたことがありますが、そういえばこの時計を入手したのも丁度4年前の誕生日でした。う~む、正に恐るべし「格言」です。

しかしこの4年説、人間関係にも当てはまるのでしょうか?何故ならちょうど来年が僕らが付き合い始めてから4年目。これだけは4年目の好みの変化、勘弁してもらいたいものですね。。。
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by buckup | 2005-06-17 19:29 | 時計。 (17) | Trackback | Comments(0)
A Little Moonlight -Dianne Reeves
SACD「The Calling」を聴いて以来Diana Krall、Joni Mitchellと並びお気に入りの歌手となったDianne Reeves。そのDianne Reevesの殆どのアルバムが6月はじめに9.9ユーロという兼価で再リリースされたのを機に今回3枚まとめて購入してみました。
2002年に録音されたこのアルバム、基本的にはDianne Revesヴォーカル、Peter Maritinピアノ、Reuben Rogersドラムの4人編成にRomero LubamboギターとNicholas Paytonのトランペットを加えた非常にシンプルな編成のアルバムです。
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しかし収録されている曲はどれも非常にゴージャス。これはもうDianne Reevesの太いリッチな声質に起因しているのは明確ですが、どの曲もアレンジ、演奏共にパーフェクト。彼女の張りのある声質を非常に生かしたアレンジとなっています。
音質もCDながらSACDのようなとてもクリアな音質で、特にピアノの質感が非常に良く収録されているアルバムです。トラック9「You go to My head」に収録されているトランペットの音も非常に柔らかく生っぽい音で再生されます。(しかしドラムのハイハットの切れや、特に金管楽器の倍音の再現は、やはりSACDでは無くてはキツイようですね。)

このCDを購入以来何度も聴き返しているのが、トラック8に収録された「Lullaby of Broadway」。この曲はアコースティックなギターの前奏から始まる非常に分かり易いシンプルな子守唄。ギターのアルペジオに柔らかく絡むDianneの優しい歌声。Jazzというよりはポップスに近い非常に馴染み易いメロディー。そして非常に理解し易いクリアな発音のDianneの英語。久しぶりに僕の心にピッタリとはまった曲でした。

非常に聴き易くとてもリラックスした気分で聞けるこのアルバムは、Diana Krallの「THE LOOK OF LOVE」のように僕にとって愛聴盤となりそうです。噛めば噛むほど味の出るスルメイカのような、久しぶりに何度聞いても飽きの来なさそうなアルバムに出会えました。(笑)
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by buckup | 2005-06-15 07:00 | CD。 (36) | Trackback(1) | Comments(0)
Lost Songs -sequentia
1000年前のヨーロッパの音楽とは?どのような楽器を使用し、どのような編成で演奏を行っていたのか?という現代の音楽史ではまだ確定していない時代の音楽に取り組んだのがこのアルバム。
演奏するのはBenjamin Bagbyを中心とする4人編成。その内訳はEric MentzelとAgnethe Christensenがヴォーカル、ディレクターのBenjamin Bagbyがヴォーカルに加えLyreと呼ばれるハープを演奏、そしてNorbert RodenkirchenがフルートとLyreを演奏しています。
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基本的に今現在スタイルとして確定しているのが13世紀頃までの音楽で、それ以前のものは殆ど情報も無く、現存する楽譜(記譜法自体がまだ確立していない。)も無い為、現存する10~11世紀のリード(歌詞)にメロディーをこのグループが当時のスタイルや音階を想像し作り上げたのがこのアルバムです。
この時代、基本的に教会で歌われ伝承されていったであろう聖歌、そして旅の吟遊詩人が竪琴を片手に語る歴史や詩、それに祭りの時のダンス音楽などが中心だったと思われ、このアルバムでも基本的にこの3つの様式を聴く事が出来ます。

SACD層はDSD録音のマルチ再生。勿論中世音楽を収録したこのアルバム、マルチ再生ではとても自然な音の展開を見せ、まるで古い教会(聖堂等の大きな教会ではなくチャペルのような小型のもの)風のミキシングがなされています。
CD層も非常にクリアですが、このような教会特有の響きで収録されたものは、リスナーを360度音で囲む事の出来るSACDマルチ再生のほうにやはり分があるようです。

さてこの独自のコンセプトの元収録されたアルバム。企画としては面白いものの、アルバムとしては少々退屈のような気がします。
というのも変化の少ない単純な旋律。そしてハープとフルートにヴォイスのみという非常にシンプルな編成のためアルバムとしての盛り上がりに欠け(そもそもこの時代の音楽にはドラマティックな盛り上がりを求めてはいけないのでしょう。)とても平坦な印象があります。
しかしこれからの季節、暑い夏に開けっ放しの窓から入る心地良い風を感じながらの午後の昼ね時などにはピッタリかもしれませんし、癒しを求めるマッサージや瞑想時にも非常に合うアルバムだと思います。
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by buckup | 2005-06-14 02:07 | SACD。 (63) | Trackback | Comments(0)
COME BACK SOON!
先週一杯は仕事が非常に忙しく、とてもCDなどのレビュー等を書くための時間が取れなかったため更新が停滞していました。しかしそれも今日(日曜日)が終われば一段落。月曜日からはまたいつものペースで更新して行きたいと思っています。

それではまた。皆さん、良い週末を。。。

※写真と本文は関係ありません。(笑)
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by buckup | 2005-06-12 20:42 | 雑記。 (193) | Trackback | Comments(0)


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