buckの気ままなblog。

2001年から2009年までつくられていた、ちょっと地味目のバード・Wood grouse。
特徴的な太い黄色いクチバシにクリアな頭部。まるで石のようなボディーに黄色い羽。一見すると非常に地味な印象のWood grouse。
通常の光りの元ではガラスというよりはまるで石のような印象を受けるWood grouseのボディー。
ボディーのガラスが薄いのか、下から光りを透過させたり、ボディーを光りが透過すると、内側からうっすらと発光するように見えるのが美しい。
遠目では石のようなボディー表面だけど、よく見てみると典型的なトイッカのバードの羽模様が描かれているのがわかる。
両サイドの琥珀色の羽は透明でボディーの模様が透けて見える。羽の表面には軽くラスターを焦がしたような跡が見受けられる。
キュッとペンチで挟んでつくられる典型的なトイッカバードの尾。尾もラスターを焦がしたような仕上げで光りのあたり具合によって若干質感と表情を変える。
円錐形の短いけど力強いシルエットのクリアな黄色のクチバシ。濃い色合いのボディーと透明な頭部に良くマッチしている。
白、黒、茶、緑、様々な色が混じりあう首にも若干ラスターがかかっているようで、光りの具合によって質感が変わるのが美しい。また特徴的な羽模様も首ではより顕著に。
ボディーの底にはお馴染みのイッタラのロゴシールと羽模様のグルグル。底部は石のような表面がかなり薄い感じで、より光りを透過するような感じ。ちなみに全てのバードに刻まれる"O.Toikka"の刻印は底部には無い。
お決まりの刻印が底部に無いとすると何処にあるのか？このWood grouseのような刻印が見辛い石のような質感のバードの刻印は大抵羽に刻まれている。このWood grouseの刻印もボディー左側の羽に"O. Toikka Nuutajärvi"と手彫りで刻まれている。
単体だと地味な印象のWood grouse。実は全身ダークなブルーラスターに包まれた非常に美しいバード・Capercaillieと番になるバード。
モデルとなった実在のWood grouseとCapercaillie（日本語名・ヨーロッパオオライチョウ)もトイッカのバード同様、オスは全身漆黒のとてもシックで美しい色合い、そしてメスは地味目な茶系のボディーで自在する鳥をとても良く描写している。
上から見ると一目瞭然なんだけど、実在の鳥同様メスのWood grouseの方がオスのCapercaillieよりも一回り小さい。
そして番いのバードながら、Wood grouseとCapercaillieとでは頭の向きが違うのも非常に珍しく、面白い（一緒に飾る際に意外に頭を使う）。
アニュアルバードとエッグを一緒に飾るとより引き立つように、単体では地味なこのWood grouseも番いのCapercaillieと一緒だとその美しさがより引き立つ。
単体でもそれぞれ個性豊かな美しさを持つトイッカのバード。一緒に合わせるバードによってよりそのバードが隠し持つ良さが引き出されたり半減してしまうのもトイッカのバードの魅力であり面白い点だったりする。
Wood grouse/Koppelo
2001-2009
-145x240mm

ちょっとだけリゾート気分な今年のわが家のバルコニー。
6年ぶりに新調したリゾート気分満点（？）なパラソル。
そして久しぶりに大活躍のデッキチェアー。
サイドテーブルの代わりにARTEKのStool60。
暖かな夜にはKiviの灯りでウイスキーを飲んで夕涼みしたり
4月の半ばに初めて開花した鉢植えのイングリッシュオールドローズもスクスクと順調に育ち
今年も長い冬を無事乗り切りクレマチスも開花（嬉）。
今年はバジルやミント、ローズマリー等のハーブの栽培に力を入れ
夏にはお隣さんの窓の目隠しにもなるコンテナフラワーも今年は種から育て順調に成育中。
例年はバルコニー用のテーブルとチェアーを中心とした夏のバルコニー作りだけど、今年はデッキチェアーを中心に夏の気候を最大限に満喫出来るリゾート風。
夏恒例のバルコニーでBBQや夕食の際にはピクニックの如く床に直接座って（勿論クッション付き）食す砂漠のアラブ風（妻談。笑）。今のところ僕も妻もコレといって不満な点は無いので、今年の夏はあえてテーブルとチェアーを置かないこのスタイルでいくつもり。