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独逸より日々愛用しているお気に入りを・・・風の吹くままに、気の赴くままに。
by buck
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新年のバードたち*2021
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クリスマス前から続くロックダウン下で迎えた2021年。
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2021年の幕開け。まるで先の全く見えないコロナ禍の現状を現しているかのような濃霧の元日。
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明けない夜は無い&真っ白な厚い霧が晴れれば気持ちの良い青空が広がるを信じ、霧に遮られうっすらと輝く元日の初日の出に今年一年が健やかで良き年になるようにと手を合わせる。
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わが家の元旦の朝食の様子。代わり映えのしないいつもの朝食。日本のような新年三が日の雰囲気は全く無く、元日が過ぎれば通常営業。今年はロックダウン中なので日本の新年のような静かな三が日を送る事が叶う。
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毎年恒例、1月6日の三賢者の祝日まではわが家のクリスマスデコはそのまま。三賢者の祝日とは、キリストの生誕を示すベツレヘムの星を見た三賢者がキリストに謁見する為にベツレヘムの星を目印にキリストの元へ。そして3つの贈り物をキリストに贈り生誕を祝う祝日。スペイン等ではクリスマスでは無くこの日にクリスマスプレゼントをするのが習慣と聞いたことも。

わが家のクリスマスデコのはじめと終わりが赤く輝くベツレヘムの星(Herrnhuter Stern)なのもコレが理由。

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6日の夜に片付けられたクリスマスツリーの後には久しぶりに花が飾られる。今年初の花束は鮮やかな赤いガラスの発色が美しいオリジナルのカルティオベースに飾られる。合わせたバードは赤いガラスに映える純白のWhite Ibis&Mibis。
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クリスマスの時期は3羽のルビーバードが飾られていたリビングコーナーには・・・
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オパールホワイトのボディーに桜色や水色のスポットが美しい2008年のアニュアルバード・Cucunor&Egg。
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木製サンタクロースとネオンツリーが飾ってあった窓辺も・・・
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雪景色に溶け込むような白フクロウ家族と赤キーックリのおまけのブラウンシエッポ。
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一年近く日本の友人宅に居候していたNorthern Owl with foot。2020年夏に日本へ一時帰国する予定でその時に青キーックリと共に日本で受け取りドイツに持ち帰ろうと思っていたけど、コロナにより一時帰国の予定が全く立たないので送ってもらう事に。そしてクリスマスイブの日に奇跡的タイミングでわが家に到着。コレで離ればなれ(!)になっていた白フクロウ家族が揃うことに。
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白フクロウ家族のいる窓の下、ソファー横のサイドテーブルには自分へのクリスマスプレゼントとして入手した2羽目のTylli/Ringedplover。ボディーに風を纏っているかのような装飾の施されたTylliはお気に入りのバード。最近は他のトイッカバード同様価格高騰で高嶺の花状態だったけど、信じられないお買い得価格で入手。

普段はバスルームに飾られているTylliだけど、二羽揃ったのでリビングに飾ってじーっくり鑑賞中。

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クリスマスの日に開花した紅いアマリリス。球根から伸びていた2本目が6日の三賢者の祝日に合わせて開花。コレも奇跡的なタイミングだった。
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リビング後方の窓もいつも通りに。この窓辺には通年キューヒュー&グレーとコバルトブルーのシエッポズが数年来飾られている。この色の組み合わせが気に入っているのと、キューヒューがラカッティと並ぶ自分的超お気に入りバード&日本の友人と一緒に訪れた楽しかったフィンランド旅行の思い出が詰まっているバードなのがこの場所にずーっと飾られている理由。
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ティーライトの熱でくるくる回るクリスマスピラミッド。今年はリビングで一番目立つリビングの正面に飾られていた。
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この場所には待望&熱望&感動の赤キーックリ。クリスマスの日に送り出された赤キーックリ。丁度この時期イギリスでコロナの変異株が問題になり日本も一時的に海外からの入国をシャットダウン。多分その影響で飛行機が飛ばなかったようでいつも以上に届くまでに時間がかかり送ってくれた日本の友人も僕もドキドキ。面倒な税関送りにならないようにとそれだけを毎日祈った結果無事到着(白フクロウと赤キーックリをしっかり梱包して送ってくれた友人に感謝)。

実際に手にとって自分の目で見た待望の赤キーックリは素晴らしく美しく。スコープキーックリの集大成。トイッカ氏亡き今、おそらく最後の大型トイッカバードになるんじゃ無いかと思っている赤キーックリは歴代バードの中でも確実にトップクラスの最高の出来のバードだった(感動)。

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心地良かったクリスマスデコが片づけられ、いつものようにリビングの目につく場所に飾られたお気に入りのバードたち。昨年からコロナの影響で自宅で過ごす時間が激増したけど、お気に入りに囲まれた生活をしていると在宅もキツいという事もなく。寧ろいつもよりもお気に入りをじっくり鑑賞したり堪能出来るので自分的にはロックダウンも苦では無い(とはいうものの先の予定が一切立たないコロナには辟易。1日も早く世界的にコロナが終息し心休まる日々を送れるようになりますよーに。祈)。



# by buckup | 2021-01-10 04:59 | 雑記。 (200) | Comments(3)
クリスマスなリビング*2020
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毎年恒例。来年のクリスマスシーズンのための備忘録的2020年のわが家のクリスマスなリビングの記録。
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ブログから完全に遠ざかっていた2019年は恒例のクリスマスの記録の更新もせず、今年のリビングの飾り付けの際に「昨年はどうだったっけ?」と簡単に見返す事の出来ない不便さを悟り今年は記事を書く。
自分たち的にクリスマスに欠かせない玄関のヤドリギ。コレは自分たちにとって日本の新年の松飾りのようなもので、これ無しにクリスマスを迎えると不吉な事が起きるんじゃないかという不安に駆られる。今年は残念な事にコロナの感染拡大によりクリスマス前にロックダウン。ホームセンターやガーデンセンターまで閉まってしまい今年はヤドリギ入手出来ないと悲嘆に暮れていたところ、義母は森で偶然見つけたヤドリギを僕たちに分けてくれるという幸運に恵まれる。
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今年はお気に入りの初代クリスマスピラミッドの調子が良くなく、2代目だけを正面に。そんなで部屋全体の雰囲気は大人し目(ピラミッドって存在感あるし、回転するしで結構部屋の雰囲気を左右する)。でも全体的にはあまりゴテゴテしないシンプル目な雰囲気で居心地は良好。年明け6日までほぼこの状態でクリスマスを満喫するのが定番のわが家。居心地が良いのが一番重要なポイント。
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クリスマスはとっくに過ぎちゃったけど、今年のクリスマスのリビングの情景を記録出来てホッと一安心。今年もほぼほぼ更新しなかったこのブログだけど、来年はぼちぼちまた気ままに更新していきたいなと最近思うように。

それではこのブログを見てくださっている皆様方。今年はコロナで色々と例年とは異なるけど、健やかで平安な年越し&新年となりますよーに。今年もありがとうございました!!!

2020年12月28日 buck 



# by buckup | 2020-12-28 19:41 | 雑記。 (199) | Comments(2)
わが家の鉄とガラスとキャンドルのクリスマスツリー*2020
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わが家のクリスマスの定番ガラスとキャンドルのクリスマスツリー。今年はガラスのオーナメントボールを新調してアップデート。
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2012年に入手したわが家のクリスマスのシンボル的存在のガラスとキャンドルのクリスマスツリー。基本は透明な柄スオーナメントボールを飾り付けた上のような状態。クリアガラスのオーナメントボールにゆらゆらと揺れるティーライトの灯りが映り込んでとても美しい。(写真は2013年)
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購入から3年目のクリスマスにはクリアボールに加えレッドボールへ新調。清楚な雰囲気のクリアボールから一転、クリスマスらしい華やかな見た目のツリーとなる。(写真は2017年)
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2020年のHolmegaardのクリスマスオーナメントボールに一目惚れして今年は久しぶりにボールを新調。フロスト仕上げのグリーン、ダークグリーン、レッドに加え、今回購入したハンドペイント4種の全7種のオーナメントボールが今年リリース。デザインはデンマークのMeyer&Lavigne
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オパールホワイトのガラスに直接ペイントされていると思ったら、レッド系(グリーン系)のペイントはホワイトガラスにペイントされ、その上にクリアガラスが被さる二重構造で金色のペイント(これがとても良いアクセントとなっていてクリスマス感を演出)は表層のクリアガラスに描かれていてじーっくりと観察すると立体感があって面白い。
ハンドペイント&凝った作りなのでオーナメントボール一つのお値段は通常のオーナメントボールよりもかなり高め。ちなみに生産国はHolmegaard本国のデンマークではなくメイドインチャイナ。最近は北欧ガラスメーカーでも大量生産品は本国ではなく中国で生産されるのが流れみたい(イッタラもクリスマスオーナメント系は中華製だし)。
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レッドとグリーンのストライプ

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レッドとグリーンの波ドット
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ツリートップには今年もフィンランド産の偽造バードの撲滅を願い偽造シエッポを串刺しに。
本当に偽造バードが存在するのかどうか懐疑的だった偽造バードではじめの頃に入手した偽造シエッポ。以前は通常のシエッポよりもひと回り大きいサイズ感やフォルム、底のマウスブルー穴の処理や刻印の字体から偽造を見抜く事が容易だったけど、最近は更に本物に近づけてきているのでヌータヤルヴィやイッタラのシールの無い中古品は避けるのが無難。

当ブログやTwitterでも当時頻繁に注意喚起していたけど、通常のシエッポよりも明らかに大きい個体(しかも安価)は偽造である確率が非常に高いので要注意。
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ツリーの足元には4羽のバード。どれもフロスト仕上げの艶感の全く無い仕上げだけど、冬らしいカラーリングでとても美しい。

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マルチカラーのボールだけではゴチャッとした雰囲気になるかな?と思いホワイトとパールのボール、それと家にあったシルバーのボールとクリアボールと一緒に飾りつける。ガラスというよりも陶器のような質感の真っ白なボールもロウソクの火を反射してとても美しい。
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久しぶりに新調したガラスのオーナメントボールを飾り付けた今年のツリー。クリアともレッドとも全く異なる雰囲気となり新調して正解だったと一安心。妻にも義両親にも好評だったのが嬉しい。
クリア、レッドに続くオーナメントボールはブルーかな?と思っていたけど、純白&マルチカラーの今年のコンビネーションは自分的にも気に入っていてこの先も定番のオーナメントボールになるのは間違いなし。


# by buckup | 2020-12-26 20:34 | 雑記。 (198) | Comments(2)
MAGIS LINNUT -Palturi
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昨年のミラノの展示会で発表され2019年9月にMAGISからリリースされた、待望のバード型照明シリーズ"LINNUT"から脚付フクロウPalturi。
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ArtekのStool60がすっぽり入りそうな巨大な外箱。
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外箱と殆ど変わらない大きさの内箱。フィンランドらしい雪の積もった美しい冬の木の枝を背景に淡く輝く脚付フクロウ型照明"Palturi"。
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大きな箱に負けず劣らず巨大なPalturi。想像していたサイズよりも遥かに大きく、オリジナルのトイッカ氏のガラスのバードとは比べ物にはならない押し出し感というか威圧感というか、とにかく凄い圧。
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付属品は多言語の説明書と電力供給用の充電器とUSBケーブル。USBのコネクターはタイプ-C。充電器はユニバーサルタイプで日本、アメリカ、EU用の電源ソケットが同梱。
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ちなみにケーブルと充電器は内箱ではなく外箱の底に入っている。内箱内には照明本体と説明書のみで、最初はケーブルと充電器は付属しないのかと思ったので注意が必要。
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一般的なタイプ-CのUSBケーブルによる充電なので付属でないUSBケーブルも使えるけど、付属のL字型のコネクターじゃないとUSBケーブルを挿したまま自立する事は出来ない。
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こちらが付属のUSBケーブルを挿した状態。付属のL字型ケーブルだと充電中も照明自立可能に。
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明るい場所だと確認し難いけど、充電中はこんな感じに台座の内側が淡い青色に点滅。充電完了すると淡い青色が点灯しっぱなしとなる。
説明書によるとフル充電には4.5時間必要とのこと。
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台座にある銀色の丸いポッチが点灯スイッチ。ここに軽くタッチすると点灯/消灯。指を離さず触り続けることにより調光が可能。
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写真では勿論わかりづらいけど、この状態が一番明るさを抑えた状態。明かりの雰囲気的にはロウソクに似た色温度と明るさ。
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最大にするとかなりの明るさに。ちなみにフル充電で最大の明るさにした状態でのバッテリーは約6時間持つとのこと。写真ではかなり白色系の明かりに写っているけど、実際には最弱時と同様の暖色系の柔らかで暖かなロウソクの色温度に近い明かりの色。
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ヴィンテージのPear owlをモデルにしたのであろうユニークなフクロウの顔は光を最低限透過するプラスチック製。
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ボディーは光を透過する白い小さなビーズのようなポリカーボネートを固めたとてもユニークな造り。ビーズのような白い素材を回転成型という不均一で表情のあるガラスに似せた特殊な方法で固め、ガラスのバード同様一つ一つ個体差のある異なる散らばりとなっているとの事。
単にバードのデザインをポリカに型取って照明としたのではなく、ガラスのバードの持つ個体差が作り出すユニークささえもこの照明に取り入れようとした努力が素晴らしい。
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日中は真っ白で近くで見ると発泡スチロールのような感じに見えるPalturiだけど、明かりを灯すと不均一な白いビーズ状の素材をLEDの光が透過しボディーの表面にまるで月のような濃淡を生み出す。
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ケーブル無しで持ち運びが苦にならない重量約1.8kgの卓上照明なので、熱い夏の夜の屋外での晩酌の際にはとても雰囲気のある照明として重宝しそう。

ちなみに通常のトイッカ氏のガラスのバードと比べるとこんなにも巨大。通常の脚付フクロウの4倍以上の巨大さなのに驚かされる。
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超高額なヴィンテージのPear owlをこの先入手する事もないだろうし、脚付で持ち運び易そうだし高さもあって照明としても重宝しそうだという理由で選んだPalturi。独特な雰囲気を持つカワイイ顔が日本でも人気を呼びそうだけど、購入の際には大きさを考慮に入れる点が非常に重要。
上の写真はStool60に乗せているんだけど照明本体の大きさはStool60の座面とほぼ同じ大きさでかなりのボリューム。所謂トイッカ氏のガラスのフクロウとは似ても似つかないかなり巨大な照明だという事で購入前にサイズを確認する事をオススメ。
また最大光量にするとかなりの明るさにはなるものの、メインの照明としては勿論光量はプア。あくまで部屋の雰囲気を演出する間接照明やリビングやエントランス、寝室のライトオブジェや常夜灯として考えた方が良い気がする。
最後になったけど生産国は最近の北欧ブランドにありがちなメイドインチャイナではなくメインドインイタリーでEU圏内産なのが嬉しい。
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MAGIS LINNUT -Palturi
design OIVA TOIKKA 2019
35 x 32 x 31,5cm
1.8kg
Integrated LED module 1x2,4W
3000K-370lm-CRI>80
Max 5W

# by buckup | 2019-09-25 06:21 | Favorite。(294) | Comments(6)
Duck LOVE!!
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400種以上あるとされるトイッカ氏がデザインしたバードの中でも一際愛らしく、平らなクチバシが特徴的な自分的お気に入りのDuck(鴨)たち。
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わが家のバードコレクションの中でも特にお気に入りのグリーンの鴨家族。
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オスはオパールホワイトのガラスにバードの中でも珍しい明るく派手なグリーンのガラスを重ねたボディー。頭部は黒に見えるけどダークライラック。そして羽は完成当時はおそらく銀色に輝いていたであろうラスター。この羽のラスターの輝きが残っている個体もたま〜にあるけど非常に稀。
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メスはグリーンのボディーにダークなグリーンとラスターの典型的な羽模様。頭部はこの時代らしいライトグリーン。バード職人の技量によって羽模様の緻密さと美しさにかなりの開きがある。

一見するとトイッカ氏らしいユニークなフォルムに見えるCommon Tailだけど、毎朝の散歩で見かける川辺の鴨を観察してみると実に正確に実写的に特徴を捉えたデザインなのに驚かされる。
横から見るとバードにしては珍しく首の付け根部分が斜めに押し付けられたように見えるけど、実際の鴨もボディーに対し媚の付け根にはこんな感じに斜めのラインになっているのが伺える。
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メスもオス同様、製作当時は羽模様全体にラスターがのっていたようだけど、経年劣化なのか年月と共にラスターの輝きが失われてしまった個体が殆ど。たま〜にこの写真のようにラスターの輝きが残っている個体を見かける事も。
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鴨家族の中でも一番見つけ辛いのが小さなコガモ・Baby Common。見つけるのが難しい理由は2004年の一年間だけ作られたモデルなので親ガモたちに比べて圧倒的に個体数が少ない為。
コガモは父鳥と同じ明るいグリーンのボディーに母鳥と同じライトグリーンの頭部にラスターのスポットが入る。ちなみにバード本には"Green with dark spots, clea head, lustre beak"とあるけどこれは間違い。バード本の仕様のようなBaby Commonは見かけた事がない(バード本にはしばしば誤情報があるのは有名)。
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Common Tailからインスピレーションを受けてアメリカのガラスミュージアムの2018年の実演販売のために作られたのがこの2羽。
毎年恒例となっているアメリカのガラスミュージアムで実演販売される鳥たちを転売ヤーや個人ネットショップ等では試作品や一点物レアモデルと称して法外な高額で売りに出されているけど、実際には毎年イッタラの鳥職人さんたち(大抵は2名)がアメリカに招かれ、普段作っているバードや観衆からリクエストのあったバードをその場のガラス材料と窯を使用して職人さんたちのインスピレーションによって作られる、自分的にはオイバ・トイッカ氏自身がガラス職人さんたちとデザインして色を決めた「BIrds of Toika」とは一線を画す、バード職人さんたちのインスピレーションによる「トイッカデザイン」のバードたちだと思っている(ヌータヤルヴィやイッタラの工場で作られたトイッカ氏監修の試作品とは完全に異なる)。
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赤茶のボディーに緑色のスポットの入った油絵のような発色の羽模様。頭部と背中は鏡面のラスター。光の透過具合によってかなり見た目の印象を変える、通常のバードのラインナップでは見られない色使いと発色のバード。
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メスはオリジナルのCommon Tail同様、緻密な羽模様(模様の入り方は異なる)が特徴的なグレーのガラスのボディーとバトラー&ウェイターで使われた燻し銀のような艶消しラスターの頭部を持つ。
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光の透過具合によってこれ程ボディーの発色、質感、雰囲気を変えるバードも珍しい。特にボディー全体に金属的な輝きを帯びるラスターのかかった不透明に見えるメスのボディが光を透過してグレー(サンド)に輝くとは思いも寄らなかった。この一般的なBirds of Toikkaではあり得ない仕様や発色がアメリカのミュージアムで作られる即販売品の面白さ。
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ライトブルーのクチバシにダークなラスターでラッピングされた茶色のボディー。そして何よりもピンと上に跳ね上がった非常に特徴的な尾を持つこの鴨は上の鴨のペア同様アメリカのガラスミュージアムの為のアニュアルバードとしてイッタラで製作され300体限定でアメリカで販売されたRuddy Duck。
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昨年復刻されスコープでも販売された巨大なクチバシが特徴的なKinfisherもガラスミュージアムの為に作られたバード。トイッカ氏がまだ元気だった頃は御大自らアメリカに出向き職人さんや博物館員の人たちとの協議の上、次の年のアニュアルバードを決めていたよう。
このRuddy Duckも2015年の段階で既に決まっていて、あまりに特徴的すぎるこの鴨をどうバード化するのだろうと思っていたけど、実際に出来上がったRuddy Duckは見事に実在する鳥の特徴を非常に的確に捉えた写実的なデザインに驚いたことを今でも鮮明に覚えている。
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非常にダークな発色のボディーカラーの為見た目はとても地味だけど、写実的なそのデザインと色使いがお気に入りな一羽。
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Duckとは全く関係のないように思える鮮やかな黄色のボディーを持つYellow grouse。実はこのバード、試作の段階ではDuckのボディーだったのが興味深い。この配色は鴨よりも本採用された雷鳥の方が確かにあっているなと鮮やかな黄色いボディーの試作鴨を見て思ったのも今では遠い思い出。
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ちなみに鴨というと首のないコチラを思い浮かべるバードファンも多いかもしれないけど、首のないフォルムはDuckでは無くEiderと表記され区別されているのが興味深い。
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平なクチバシを持つのは鴨系のバードだけだと思いがちだけど、実はSwanも平らなクチバシを持つ。
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Swanのクチバシは平らだけど、鴨系よりも長く長方形では無く台形に近いカットになっているのが特徴。
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つらつらつらっと大好きな鴨系バードを紹介してみたけれど、実はその名もズバリ「Duck」の名を持つバードも存在。特に入手し難いバードってわけじゃないけど、未だ縁が無く未入手。
Duckはメスのバリエーションが多くバード好きには面白い作りとなってるのでいつか入手して検証してみたいと思っている。

# by buckup | 2019-09-16 03:16 | Favorite。(293) | Comments(2)


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